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先日、日本語を学ぶ外国人の友達に、「チラシ」ってなぜカタカナで書くの?と訊かれました。

日本語のカタカナの単語って大体は英語等から入ってきたものですよね、チョコレートとか、プリンとか。

辞書でひいたところ、「散らし」という風に漢字表記で載っていました。
「散らすもの」だから「散らし」ということらしいのですが。
でも一般的には「チラシ」とカタカナで使うことが多いように思います。

なぜ輸入された単語ではないのに、カタカナ表記なのでしょうか?
どなたかご存知の方いらっしゃればお願いします。

A 回答 (7件)

日本語の「あいまい」さから出てくるのでは・・・どちらを使っても間違いであるとの指摘はだれにもできません。

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この回答へのお礼

さっそくありがとうございます。

確かに日本語はあいまいですよね。
ただ、日本語を学んでいる人にとっては「なぜ」そうなるのか理由がほしいようです…(彼らはカタカナ表記=輸入語と習っていることが多いので)。

お礼日時:2009/02/12 07:24

イメージというのもあるでしょうね。



「○○スーパーの散らし」みたいな表記すると、散という漢字が持っているイメージはプラスよりマイナス的なイメージがありますから、
どうせ同じ意味であるなら、少しでもイメージが良さそうな文字が使われるものですからね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かにそうですね!
イメージをよくすることは思いつきませんでした。

お礼日時:2009/02/12 07:25

オムツ交換、ゴミ箱、マジ?などなど。



日本語は漢字、ひらがな、カタカナという3つの表記体系がある世界でも珍しい言語です。

れすとらん、などわざとひらがなで書くことでやわらかい、和風の感じを出すなど、遊ぶこともできます。

チラシもそういう使い方なんじゃないでしょうか。どういう効果があるかはわかりませんが。

他の回答者から、もっとアカデミックな答えがあることを期待します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど、オムツやゴミは確かにそうですね。
そういう例をだすと学習者にとってもわかりやすそうな気がします。

やはりフィーリングでつかんでもらうのが一番なのでしょうかね。
アカデミックに論理づけることは難しいですね…

お礼日時:2009/02/12 07:30

3番さんの挙げられたものに続いて、



アホ、バカ、テメエ、アンタ、チンピラ、ゲタ、タビ、○○クン

つまらないものの表記や、軽薄な感じの表現に、カタカナは似合うと思います。

要するに軽いタッチなんですネ。 ←この「ネ」もカタカナ(^o^)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど、「軽いタッチ」という発想は思い浮かびませんでした。
言われてみれば軽薄な感じの言葉等によく使われるかもしれないです。
あぁ日本語は奥が深いですね~

お礼日時:2009/02/12 07:34

チラシは本当にばらまいたりして「散らし」ていたのでそう言っていたのでしょう。


印刷された広告が少ない頃は落ちている物でも拾って読んだりしていたのです。
私が子供のころ60年代のはじめ頃までは飛行機からチラシをばらまくという宣伝がまだ実行されていました。
飛行機が物珍しいのもあって子供はいっしょうけんめい拾っていました。(その後このような方法は禁止になっているはずです)

ですが今日では本当に散らしていたら問題にされますし新聞に折り込んだり郵便受けに入れたりして簡単に散らさないようになっています。ですからチラシという名前の広告媒体になっているけれども「散らす」という意味は変わってきてしまっているのでただの音をあらわす約束としてのカタカナを使用するのだと思われます。

外来語をカタカナで表すのも外来語の音に近いそのままであるのをあらわす約束としてカタカナを使用しています。

虫の名前など正式な和名は片仮名で表す約束になっていますがこれは例えば「ゴミムシダマシ」などと言われている虫が居るとしても「塵芥虫騙し」ではその特定の種類を表しているかどうかかえってわからなくなるため種類を特定する記号としての性格を強くするためにそのような約束をしているのでしょう。

日本語で片仮名表記をするのは字の意味ではなくてサウンドをあらわすために使われます。ですから古くからある言葉で今カタカナで書かれる場合は元の意味と違って来てしまっている言葉をあらわしている場合が往々にしてあります。
元々和語の名詞で漢字を当てられていた物などがカタカナに戻る場合もあります。カタカナになるのはひとつの名詞であるとひと目でわかりやすくするためでしょう。(この「カタカナ」など)
たとえばおむつは漢字で書くとすれば「お襁褓」でしょうが読めないばかりでなく連想する形態や材質も異なって来はしないでしょうか。(しかし片仮名オムツも少し抵抗感があります)
隠語など、ひっくり返してサウンドに直すなどでわざと分かりにくくしたのが起源の言葉も片仮名で書く他無いでしょう。逆に仮名の言葉をわざと漢字を当てて分かりにくくする類の暴走万葉仮名という手法もありますが。
漢語が盛んだった時代には中国語式にサウンドを漢字に当てた物(あるいはその中国語そのものの輸入)も使われました。伯林とか牙買加とかですが、地名のように固有名詞を表すには便利な面もありますが字の意味が加わってきてしまうので廃れつつあるようです。
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この回答へのお礼

お返事が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。

そして詳しい説明をありがとうございます。
サウンドがポイントなのですね。確かに、漢字でそれらの言葉を書かれても実際のものが連想されませんね。

暴走万葉仮名は初めてききました!面白いですね。

お礼日時:2009/06/04 15:12

 お友達が英語圏の方であれば、Godと大文字にすれば、他の神とは異なる創造主を表す例などを挙げて、「チラシ」は「散らす」という動詞の名詞形ではあるが、この場合は一般的に「散らすもの」を意味するのではなく、特に宣伝のために配布する紙を言うのだと説明するのも一つの方法かと。

(神を紙と一緒にするのは冒涜だ、と怒られるかもしれませんが。)
 あと、イタリック体(斜体)にして強調する例なども参考になるように思います。
 日本語は字の種類が複数あるので、それを変えることで、特別な意味・ニュアンスを持たせることができる、と説明してみては。
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この回答へのお礼

お返事が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。

なるほど、英語で同じような例を示すのはわかりやすいですね!大文字やイタリックを挙げることは思いつきませんでした。教える手法としてはわかりやすいですね。
神と紙!!笑 
なるほどユーモアセンスばっちりです!

お礼日時:2009/06/04 15:15

4番です。


日本語でカナで表記するのは次のような場合です。(ウィキペディア記事ヨリ)
(1)漢文訓読・注釈等にかかわる場合
(2)音を示すことを目的とする場合
 外国の人名・地名などの固有名詞
 擬音語・擬態語
 漢字の音(音読み、固有名詞の特殊な読み、日本語以外の言語での発音、常用漢字外の文字の仮名表記)
(3)一般と異なる表記による効果を目的とする場合
 学術用語
 特に生物の和名(イヌ、ウシ、サクラなど)
 特別な意図をもって強調するとき
 日本語で砕けた表現をする場合
(4)技術的な理由から使用可能な文字が限られている場合
以下省略

ウィキペディア記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E4%BB%AE% …

次に下のURLの坂口安吾の「人生オペラ 第二回」をお読み下さい。
沢山カタカナ語が出ています。前述のウィキペディアの記事の実例のオンパレードです(漢文関係を除く)。
つまらないものの表記や、軽薄な感じの表現に、カタカナが多く使われていますね。
「チラシ」は「散らす」という動詞からの転成名詞(連用形)です。
意味は見ての通りで、印刷物の中で一番つまらないものです。
こういうものは、カタカナがぴったりです。

いつも漢字で書かれているものも、カタカナで書いてみてください。
感じがグンと変ります。神様⇒カミサマ など。

坂口安吾 「人生オペラ 第二回」
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42953 …
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この回答へのお礼

お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。

そして再び回答をありがとうございます。

なるほど、wikiにちゃんと説明があったのですね。とても参考になります。教えてくださりありがとうございます。
神様→カミサマなどは、確かにカタカナにすると受ける印象は全く違いますね!果たしてこの印象の違いを日本語母語話者でない方が感じ取るかは定かではないですが・・・

お礼日時:2009/06/04 15:19

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