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Robert Frostの”The Road Not Taken”という詩にめぐり合いました。が、その一部がよくわかりません。

全部で4つのスタンザからなる詩ですが、そのうち第2スタンザまでを下に引用します。
TWO roads diverged in a yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;

Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that the passing there
Had worn them really about the same,
(以下は省略。全体は、”The Road Not Taken” さらに訳例は ”行かなかった道” などで検索していただくと出てきます)

この第2スタンザの最初のlineの後半:
as just as fairの部分がよくわかりません。

(1)直訳して、
さらに
(2)文法・語法的に、さらに修飾関係を説明して、
いただけませんでしょうか?

《以下は補足です》
1.
駒村利夫氏訳では、このスタンザは次のとおりです。
「そこで私はもう一方の道を選んだ。同じように美しく、
草が深くて、踏みごたえがあるので
ずっとましだと思われたのだ。
もっともその点は、そこにも通った跡があり
実際は同じ程度に踏みならされていたが。」

2.
辞書を引くと、『ジーニアス英和辞典』(第4版)は
“just as good[bad, big] (as O):…と同じくらいによい[悪い、大きい]”
という成句が挙がっていましたが、件の表現と何か関係があるのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (18件中1~10件)

 最後の<補足>です。

(しつこくてすみません。)前回私が示した(3)の解釈をもとに「第2スタンザ」全体を訳してみました。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 僕は別の道を選んだ、その道はそれ自体見た目が美しいだけでなく僕が選ぶのにふさわしいほど素晴らしい道であった

 そしてその道は、多分最初の道と比べるとより強い魅力を私に与えたのです

 というのはその道には自然の草木が生い茂っていて、まだ人の足が踏み込まれた形跡がなかったからです

 もっともそのことに関して言えば、人が足を踏み入れた状況はどちらの道も実際には同じ程度で私に分からないだけだったのだけれども
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「若いころに自分にとって未知の部分が多い選択肢を、未知の部分に魅力を感じたという理由で選択することが、結果的にすばらしい人生を歩むことになるのだ。」という解釈です。

 詩的なセンスを持ったちゃんとした翻訳家なら、もっと無駄な部分を削いで引き締まった日本語にするのでしょうが・・・。

 1行目の「as ... as」は「(作者が選んだ)別の道」の中における同等比較、2行目の「better」は「(たぶん見ただけの)最初の道」との比較と考えました。

 どの解釈が妥当なものかという問題は別にして、今回は大変良い勉強をさせていただきました。このような機会を与えてくれた質問者様に感謝いたします。
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この回答へのお礼

皆さま、ご回答ありがとうございました。

結局、私には(あ)、(い)どちらの見方がより当を得ているのか判断がつきません。ここまで付き合っていただいた皆さまに感謝しつつこの質問を閉じます。

この部分は引き続き考えてみることにします。

お礼のポイントは、最後までお付き合いいただいたお2人に、答えていただいた順にお付けしました。

お礼日時:2009/03/01 21:01

 「最後かもしれない」と言いながら、もう一度だけ回答することをお許しください。

これまで出てきた解釈をまとめておきます。

(1) , as (it was) just as fair,
(2) , as (was) just as fair,
(3) , (which was) as just as fair,
(4) , (which was) as just (and) as fair ( as the first one)

 (1)は「as」が「理由」を表す接続詞だとする解釈です。しかし、接続詞の後で「主語+be動詞」が省略されるのは、同じ主語が主節で用いられている場合が普通です。(まれに主語が一致しない場合もありますが・・・。)また、その場合の接続詞は「時」、「条件」、「譲歩」などを表すもので「理由」を表す接続詞では省略が起こることはありません。

 (2)は「as」が関係代名詞だとする解釈です。しかし、関係代名詞の後で「be動詞」が省略されることは普通ありません。また「as」という関係代名詞は先行詞として前の節や句をとりますが、この詩のこの部分での先行詞は「the other (road)」だと考えられますので「which」の方が適切です。関係代名詞の「as」をここで用いる理由はありません。

 (3)は「as」の前に「which was」が省略されていると考える解釈です。この省略は原則通りで問題はありません。「as ... as ~」で比較されているものは「just」と「fair」です。どちらも形容詞です。同一のものの中での「同等比較」の訳は「~であるのと同様に・・・でもある。」となります。「選択した道が、きれいなものであると同時に(選ばれるにふさわしいほど)すばらしいものであった。」ということです。

 (4)は「as」の前に「which was」が、「just」と「fair」の間に「and」が、最後に「as the first one」が省略されているという解釈です。この省略も問題ありません。

 もともと「just and fair」という形容詞が「and」で繋がった表現に「as .. as ~」の構文を加えると、ひとつ目の「as(=副詞)」がそれぞれの形容詞の前について「as just」と「as fair」となり、ふたつ目の「as(=接続詞)」がその後に続きます。

 その結果「as just (and) as fair as ...」となりますが、(   )内の「and」は「動詞+動詞」や「形容詞+形容詞」の間で省略されることがあります。ここで比較されているものは「最初の道」と別の道」ですので、全体の訳は「選択した(別の)道は、最初の道と同様に(選ばれるのにふさわしいほど)すばらしいものであり、また美しいものであった。」となります。

 以上の(1)~(4)の4つの解釈の中で判断すると、文法的な視点と内容的な視点のどちらで考えても、やはり(3)か(4)が適切ではないかと思えます・・・。後の判断はそれぞれの読み手の皆さんにお任せしましょう。どうもお疲れ様でした。
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#14ですが、#15さんの[as just and as fair] という説は厳しいものがあるかと。

ここでand を補って考えるのは無理だと思います。just as というのが一つの決まった言い方として存在しているのですし。
検索画面からいろいろ文を抜き出してきますので、ご覧になってください。どう考えても(あ)の考えで行くのが自然な流れかと思いますよ。
>He was as just as outspoken as ever, but something about him was very different today.

>the troops do not have to be there, they can quit any time? so the troops and soldiers are as just as guilty as the rest!

>Your post is a pretty good indication that you are as just as "whacked" as Charlie is.

>Super Furry Animals' fifth album, and their first since the implosion of former label Creation Records, 2002's RINGS AROUND THE WORLD is as just as sprawling as their earlier records.

>Proclaiming that her life is completely ruined or treating her as if she is permanently damaged can be as just as destructive as minimising and dismissing the problem.

きりがないのでこの辺にしておきますが、これらの文を見てもまだ
>この詩の文脈でjustが、形容詞としてappropriateぐらいの意味
ととらえた方がいいと判断なさるというのなら仕方ありませんけど^^;;;
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 NO.14の方に大変貴重なリンク先を紹介していただきました。

おかげで問題の解決につながる可能性を秘めた例文を見つけることができたように思います。

 リンク先の例文は2つのパターンがあるようです。1つ目のパターンの例文は「recognize/see/remember ... as」を利用したものです。「・・・を~だと認める(みなす・覚えている)」という意味ですね。前置詞の「as」の後に動名詞の「being」が省略されてて、さらにその後に「(just) as ~ as」の構文が続いていると考えられます。

 It may be remembered as (being) just as important as her ministry to the poor ...

 しかし、残念ながら、これは問題になっている英文とは異なった用法と言わなければなりません。問題になっている英文には、「recognize」などと同じ構文を取る動詞が含まれていないからです。

 しかし、2つ目のパターンの例文が大変参考になりました。

 ... the truth is both parties of the conflict are as just as bad as each other ...

 「are」の後に「as just as bad as ...」と続いているので、1つ目の用法とは明らかに異なります。問題になっている英文と似ていますね。「bad」が「fair」になれば、ほぼ同じ形になります。

 ただ、このままでは「just」と「fair」の関係が相変わらず分からないままです。そこで、googleで検索をしたところ、面白いものが出てきました。「as just」と「as fair」の間に「and」が入った英文が大量にあったのです。

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%22as+jus …

 その中から2つほど抜き出して例文として考えてみましょう。

 I promised them that I would try to make the film 【as just and as fair as】 I could ...

 ポイントは、「as just (and) as fair as I could ...」という部分です。前に「which is(was)」を補ってやれば「the film」にかかる形容詞的な働きをしていることが分かります。

 「できるだけ【正当で公正な】映画を作ることを約束した。」という訳になります。次の例文です。

  I would say that the proceedings were 【as just and as fair as】 I have seen in any ...

 「as just (and) as fair as ...」が「were」に続く補語の働きをしています。訳は「その手続きは、私が過去に見た・・の中のどれにも劣らないほど【正しくてきちんとした】ものだったと言えます。」となります。

 上記の2つの例文の中で用いられている「just」と「fair」は、どちらも形容詞です。同等比較の「as ... as ~」がついた形で「be動詞」の後に続き「補語」の働きをしています。

 問題は「and」の省略の妥当性ですが、接続詞の「and」は動詞の間や形容詞の間に置かれた場合には省略されることがよくあります。

 Please come (and) see me tomorrow.
 It's nice (and) cool today.

 お尋ねの英文においても「and」が省略されていると考えて構わないでしょう。以上のことを問題の英文に当てはめて、通常の英文に書き換えてみます。

 Then (I) took the other (road),
 (which was) as just (and) as fair (as the first one),

 「私は別の道を選んだ、それは最初の道と【同じくらい選んで当然と思えるほどすばらしい】道であり、同時に【同じくらい(見たところ)でこぼこのないきれいな】道であった。」

 過去の書き込みと同じことを繰り返すことになりますが、「just」には形容詞としての用法があり、英々辞典で調べると「properly due or merited」とか「suitable or proper in nature」という意味を持っています。「当然の」、「価値がある」「適切な」という日本語に当たります。

 途中で紆余曲折があり、ずいぶん時間もかかりましたが、問題の解決にかなり近づいたと言えるのではないでしょうか。ご参考になれば・・・。

go urnさんへ

 私のここへの書き込みはこれが最後になりそうです。しかし、あなたへの質問のご返事は、もうしばらくお待ちしたいと思います。(ご質問者様が締め切るまでの話ですが・・・。)

 すべての質問への解答が無理ならば、せめて2つの質問にはご返事をいただきたいと思っています。ひとつは「justを形容詞として使う人はある程度の教育を受けたい人のなかにはほとんどいない。」と断言された根拠です。もうひとつは、 あなたが書き込んだ「Frost は英語を知らないヘボ詩人だ、などと言っては本末転倒です。」という書き込みの根拠です。どこのだれがそのようなことを言っているのでしょうか。

 これまでのあなたの書き込みから大変誠実な方だと思っています。誠実なご返事を期待しています。

 最後に、ご質問者にはご質問とは直接関係のない書き込みをしてご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び申し上げます。失礼いたしました。
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この回答へのお礼

皆さま、ご回答ありがとうございます。とても勉強になります。この欄をお借りして、皆さまへのお礼と私自身の認識の現時点でのまとめをします。

私の質問の(2)及び補足の2の観点から、いただいたご回答を整理すると、” as just as fair” の見方が以下の2つに大別されます。

(あ)
最初のasの品詞の見方にはいくつか解釈はあるものの、justは副詞で、『ジーニアス英和辞典』(第4版)にある “just as good[bad, big] (as O):…と同じくらいによい[悪い、大きい]” が当てはまる。
(⇒ ご回答#2、5、6、8、9、11、及び14)

(い)
「同一のものにおける比較」として用いられる ”S is as A as (S’ is) B.” という比較構文の補語の部分とみられ、それが前にカンマを置かれて形容詞句として直前のthe otherを非制限的に修飾して(あるいは、補足説明的に挿入されて)いる。
(⇒ ご回答#3、4、7、10、12、13、及び15)

私自身皆さまのご回答を拝読して、この詩の文脈でjustが、形容詞としてappropriateぐらいの意味で落ち着けば(い)、落ち着かなければ(あ)の方向から見るのが自然かな(?)という気がしてきました。

もう少しご回答をお待ちして、今日の夜(2009/03/01の 21:00頃)に締め切らせていただくつもりです。補足などがありましたらお願いいたします。

お礼日時:2009/03/01 08:34

なんかすごい論争に展開してきたようで、ちょっと意見を出しにくい雰囲気になってきてますが^^;;、ひょっとしたらこれが一番収まりがいいかもという答えを持ってきました。



Then took the other, (which was) as just as fair (as the first road)
こういうことではないでしょうか。as fair as ....で、そのfair の前にjust as がはさまっている感じですね。
こういう表現は検索したらたくさんありました。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%22as+jus …

なんだか深く考えすぎてワケ分かんなくなってましたが、これで私としてはスッキリしました。
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>>最初の as は、No. 9 のお方がおっしゃるように関係代名詞と取り、as I thought it was just as fair as the first one と考えるのも立派な解釈だと思います。



 上記の書き込みに対して「別に関係代名詞でも構いません。それで良いのではないですか。」と応じたのですが、もちろん「本人がそう思えば」という条件つきのことです。その解釈が正しいと思っているわけではありません。

 問題が2点あるように思います。別に大げさに批判を展開するつもりはないのですが、自分の考えをご質問者に理解していただくためには避けては通れないことですので悪しからず。

 まずひとつ目です。もし「as」を関係代名詞だと考えたいのであれば「, as was just as fair」の「was」が省略された結果だと考えるしか方法はないのですが、「関係代名詞節の中のbe動詞だけが省略されること」は普通はありません。

 二つ目です。「, as (was) just as fair」を関係代名詞節だと考えた場合、先行詞を何だと考えるのでしょうか。文脈から常識的に考えれば、前の「the other (road)」でしょうが、そうでれば関係代名詞は「which」を使うべきところです。

 継続用法の「as」の先行詞は原則として先行する「節全体」か「一部の句」です。したがって、ご指摘のような「as」が関係代名詞であるというような解釈をすると、「(just as) fair」であるのは、先行詞である「(I) took the other (road)」という行為になってしまいます。

 「(私が)別の道路を選んだという行為が、同じくらいfairだった」とは、どのような意味なのでしょうか。また何と比べて「同じくらいfairだった」のでしょうか。???の連続です。

 最初の問題と2番目の問題の両方とも「破格の文法」という魔法の言葉(?)で片づけて良いのでしょうか。もし、そうであれば結局「何でもあり」の状態に陥ってしまいます。結論として、「as」を関係代名詞だと考えることにはやはりどうも無理がありそうです。また「as」が接続詞だと考えにくい理由もすでに最初の書き込みで述べた通りです。

 まあ、本来「詩」とはそれほど文自体の構造について厳密に考えるものではないでしょう。自分の感覚をもとに理解したり、韻を楽しんだり、どのようにでも解釈できる曖昧さの中で思索をめぐらす楽しみを味わうべきものだと思います。しかし、あまりにも基本からかけ離れた「構造の理解」をしてしまっては、それこそ詩の雰囲気を味わうどころではなくなってしまいます。

 自由な解釈が可能な詩だからこそ、「基本的な構造の理解」に対してはしっかりとした「裏付け」が必要だと思います。ただし、その「基本的な構造の理解の裏付け」というものは、決して読み手の恣意的な判断によるものではなくて、きちんと一般に認められたものでなくてはならないと思います。

go urnさんへ

 今回の書き込みへのご返事はいただかなくても構わないのですが、No.12の書き込みへのご返事はぜひいただきたいものだと思っています。

 それは、No.12の私の質問には、不毛の議論を招きかねないそれぞれの解釈の仕方を問うものではなくて、No.11であなたが主張された内容の根拠を問うものが含まれているからです。あなたの主張の明確な根拠が示されればこちらも納得をせざるを得ないと思っています。

 真摯なやりとりの中から大きな実りが手に入ることを期待しています。よろしくお願いします。
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 なんだかすごく元気のあるご意見を拝読しました。

いったい私の回答のどの部分と化学反応を起こしたのでしょうか。あまり回答者同士のやりとりは好ましいとは思わないのですが、後学のために教えていただくと助かります。

> just を形容詞と取る native は、少なくとも一定の教育を受けた人たちでは、いたとしてもほんの少数のはずです。

 面白い見解です。どこの情報を基にしたらこのような指摘が出てくるるのでしょうか。ご自分が「just」の形容詞としての用法をご存じないことを堂々と書かれると逆にこちらが戸惑いを覚えます。

【Cambridge Dictionary】
The judge's sentence was perfectly just in the circumstances.
http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=4 …

【グローバル英和辞典】
It is just that we should pay his share.
 彼に分け前を払うのは当然だ.
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=just& …

>最初の as は、No. 9 のお方がおっしゃるように関係代名詞と取り、as I thought it was just as fair as the first one と考えるのも立派な解釈だと思います。

 別に関係代名詞でも構いません。それで良いのではないですか。ただ、もし「as」が関係代名詞であればその後には不完全な文が続くはずですが、果たして「I thought it was just as fair as the first one」という英文は不完全な文なのでしょうか。ひょっとして関係代名詞の「as」の用法を勘違いしておられるのでしょうか。

>一応の合意についてもある程度は尊重しなければなりません。

 「一応の合意」とは何のことでしょうか。詩をつくる際の決まり事?ここでは関係ないですね。文法中の合意?ご自分で「破格な文法」と言われていますから、これでもないですよね。良く分からないので教えて下さい。誰と誰の間の、何についての「合意」なのでしょうか。

>as I thought it was just as fair as the first one

 詩の中の「as just as fair」という表現にするためには、想定された「as I thought it was just as fair as the first one 」という表現の中の「I thought it was」の部分が省略されていることになります。このような省略の仕方こそ、まさにご指摘のような「破格の文法」です。この省略の仕方の「一応の合意」はどこで誰によってなされているのでしょうか。まさか「自分が決定権を持っているのだ」というお答えではないだろうと思いますが・・・。

>詩のなかでは、周知のようにかなり破格な文法が使われます。というか、がんじがらめの文法をほぐすことも詩の1つの役割なのですから...

 一方で「一応の合意」が必要だというもっともらしく思われる主張を前提として「justの形容詞はない」というような(実は辞書の記述とは明らかに異なる)極めて個人的な意見を述べながら、他方で通常の「文法」では認められていないような強引な「省略」を「詩では自由な使い方が可能なのだ」という恣意的な理由をつけて持論を展開していることがとても面白いですね。「自己矛盾」という言葉をご存知でしょうか。

> I took the way, though it was forlorn は散文で、文法的に correct ですが、詩であれば、I took the way, though forlorn は十分に許容範囲です。省略されているものは読者に十分伝わるからです。主文の主語と違うものを省略している Frost は英語を知らないヘボ詩人だ、などと言っては本末転倒です。

 これも実に面白いですね。いったいどこで誰が「Frost は英語を知らないヘボ詩人だ」と言っているのでしょうか。ありもしないことを前提にして(または勝手に作りだして)他人を批判することほど愚かなことはありません。イラク侵攻を主張したブッシュやそれを支持した小泉元首相を思い出します。「ヘボ詩人(実に下品で嫌な言葉ですね。)」の出処がどこなのかお教え下さい。

 また、念のための確認です。書いた本人が正しいと主張するのなら異論をはさむ余地はないのですが、「I took the way, though forlorn」という英文はフロスト本人が書いたものなのでしょうか。

>接続詞であるのか、前置詞であるのか、はたまた関係代名詞であるのか、それは as の知ったことでもなければ、詩人の関知するところでもないでしょう。

 「as」の用法をお尋ねになっているのは、ご質問者ではないのでしょうか。「それを知ったことではない」と切り捨てるのは、回答者というか書き込みをする側の人間としていささか失礼ではないかと思いますよ。お分かりにならないのであれば、書き込みをしなければ良いだけの話ですよね。

 「詩人の感知するところでもないわけではありません。」という部分も気になります。(ご自身がフロストのつもりなのでしょうか。)詩人は言葉が命です。魂を込めてひとつひとつの用法に工夫を凝らしているはずです。その想いと読み手の解釈が一致するかどうかは別の問題ですが、そこがまた詩を味わう面白さだと思います。その言葉の用い方を、「詩人の感知するところではない」と決めつけることは、それこそ詩人に対して失礼の極みではないでしょうか。

 まさかご自分の意見に対する反対意見を述べられたという理由で感情的な表現になられたのでなければ良いのですが・・・。私だけに対する書き込みならばまだしも、ご質問者や詩人に対する失礼な表現の書き込みに対しては許せない気分でいっぱいです。(といってもここに書き込みをする以外には何にもできませんが・・・。)

 論理的で納得できる回答を数多くされているという印象を持っていたgo urnさんですが、今回は一味違った面を見せていただいたような気がしています。もし拙文をお読みになられたなら、ぜひ明快な回答をいただけることを期待しています。
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 No. 6 です。



 詩ですので、解釈は個人の自由というのも1つの立場ですが、一応の合意についてもある程度は尊重しなければなりません。

 just を形容詞と取る native は、少なくとも一定の教育を受けた人たちでは、いたとしてもほんの少数のはずです。just as fair は意味的にも語感から言ってもひとまとまりで、そこには紛れは生じません。

 最初の as は、No. 9 のお方がおっしゃるように関係代名詞と取り、as I thought it was just as fair as the first one と考えるのも立派な解釈だと思います。

  as fair asは、上のスタンザの as far as と息を通わせようとして as を使いたい気持ちが働いたと思われます。詩のなかでは、周知のようにかなり破格な文法が使われます。というか、がんじがらめの文法をほぐすことも詩の1つの役割なのですから...

 I took the way, though it was forlorn は散文で、文法的に correct ですが、詩であれば、I took the way, though forlorn は十分に許容範囲です。省略されているものは読者に十分伝わるからです。主文の主語と違うものを省略している Frost は英語を知らないヘボ詩人だ、などと言っては本末転倒です。われわれの英語の方が死後硬直しているだけです。

 元来鵺的な言葉の as ですので、散文においてもはっきりしないことはしばしばですね。詩においてはなおさらです。

 接続詞であるのか、前置詞であるのか、はたまた関係代名詞であるのか、それは as の知ったことでもなければ、詩人の関知するところでもないでしょう。こうして詩のなかで使われて、自足していることが言葉の本分なのですから...

 以上、言わずもがなの付け足しでした。
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 浅学非才な私には手が負えないくらい奥が深い詩だと改めて認識しました。

お尋ねの部分以外にも難解な表現が多いですね。もう少し挑戦してみたい気分になりました。

Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that, the passing there
Had worn them really about the same,

 「better claim」とは「より強く訴える力」でしょうか。また「wanted wear」も分かりにくいのですが、「wear」にはある英々辞典によると「damage to the appearance caused by use over time」という意味があるので、「見かけ上、頻繁に利用された形跡はない」とでも訳すのでしょうか。「had worn them really ...」の「them」は「both roads」と理解して「実際には頻繁に使われているという点で2つの道は同じ状態であった」という訳が良いのでしょうか。

 もし上記のような解釈が可能ならば、2番目のスタンザ全体は次のような訳で良いのかもしれません。

 「それから私は別の道を選んだ、それは見かけが美しいのと同様に実際にすばらしい道であったし、」
 「たぶん最初の道よりも私に対して強く訴える力がある道だったためであろう」
 「その理由はその道には草が生い茂っており、見た感じでは頻繁に人が通った形跡がなかったからだ。」
 「もっともそのことに関しては、実際には人が頻繁に利用したために両方の道は同じような状況だったのだろうが・・・」

 お尋ねには含まれていないのですが、詩全体の最後の部分の解釈も間違った解釈を生みそうです。

I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.

 「make all the difference」という熟語は、単に「違いを生む」ではないようです。これも、ある英々辞典には「improve greatly」という意味が書かれています。英和辞典を見ても「重要である」という訳があります。これらのことから判断すると「make all the difference」には、どうもプラスの意味しか含まれていないのではないでしょうか。とすれば、ここで第2スタンザの「just」の意味とイメージが重なりそうです。すなわち「私が選んだ2つ目の道」は「私が当然選択すべき、(私を成功に導く)正しい道だった」ということではないでしょうか。

 「私は人々の利用が少ない方の道を選んだ」
 「その(正しい)選択のおかげで、今日の自分があるのだ」

 自分流に解釈すれば、「人生にはいくつかの中から選択をしなければならない時がある。表面上は同じように見えても、その実態は異なる場合もある。私は人が選ぶ可能性が少ない道を(直感で)選んだが、それは結果的に正解であった。人生において正しい選択をすることは肝要である。」となります。

 もちろん、今回のご質問の対象は詩、それも高名な文学者のものですから読み手によって様々な解釈ができるでしょう。私とは正反対の解釈をする人も当然いるはずです。しかし、そのようにいろいろな解釈ができることがまた詩の持つ面白さの一つでもあるのでしょう。不十分な解釈かもしれませんが、もしご参考になれば・・・。
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本当に何度もすみません!


ひょっとして最初のas は関係代名詞ではないでしょうか。
関係代名詞としてのasには、先行または後続する節の内容を受ける用法がありますよね。
例:He was a Frenchman, as I could tell from his accent.

この線で、問題の部分はこのように考えられるのではないかと。
Then took the other, as just as fair
→Then took the other, which was just as fair

これまでたくさんの参考資料を引っぱってきましたが、それらの多くは意味としてはこのようにとらえていました。
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