No.8ベストアンサー
- 回答日時:
まずは、フィラリアの基礎知識から。
(判りやすく書くほうを優先しますので、厳密には正確でない場合があります)
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フィラリア予防薬は、「犬の体内に入ったフィラリア子虫」を『飲んだその時(約24hの薬効)に殺す』薬です。
フィラリア子虫の成長は、第一期から順に第五期までで、
注意すべきなのは、感染子虫(第三期子虫)と呼ばれる段階の子虫。
第三期子虫が犬の血液内にはいると脱皮をして、第四期子虫→第五期子虫→成虫となります。
成虫が心臓(正確には心臓と肺の間の血管)に住み着くと、「フィラリア感染」となります。
フィラリアのお薬は、この第三期子虫と第四期子虫を殺すことができ、成虫が心臓に住み着くのを「予防する薬」です。
この第三期子虫と第四期子虫の時期を逃すと、予防薬では殺すことが出来なくなります。
犬の身体に入った第三期子虫が、薬の効かない第五期子虫にまで成長するのが「最短で1ヶ月ほど」なので、予防薬も1ヶ月毎の投薬となっています。
この子虫の成長速度は、平均気温等に関わってきます。
HDU(Heartworm Development heat Unit)という概念で平均気温を割り当て、感染開始と終了時期を知る事ができます。
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ただし、他の皆様もお書きのように、都内では温暖化やビル、家屋の暖房でいつでも蚊がいる状態ですし、
外気温は低くても、犬自身が暖房の効いた室内で生活していれば、子虫の成育が冬でも早まらないとも限りません。
質問主さんのかかりつけ医さんは、それらの危険を考慮し、万が一をなくす為に「通年」とする方なのでしょう。
べつに「長く売りつけて儲けよう」としている訳ではないと思います。
逆に「可能性は低いんだから、冬期は飲ませなくても大丈夫」とする獣医もいます。
どちらも、様々な可能性を考慮して、「自分がベストだとおもう判断」を飼い主に勧めてくるわけです。
これは可能性の問題で、「フィラリア予防薬なんて飲ませた事ないけど、15歳まで生きた」なんて犬もいれば、
「5~11月まで飲ませていたのに、感染した!」という犬もいます。
「万が一の可能性」をどう判断するか?
別段病院を変えなくても、その獣医にかかったままで、質問主さんが「可能性は低いのだから、12、1、2、3、4月はいらない」と判断しても良い訳です。
愛犬の命を預かる飼い主自身が、責任もって、よく考えて決める事ですよ。
この回答へのお礼
お礼日時:2009/04/08 21:52
沢山の回答・アドバイスをありがとうございました。
万一の事を考えても、獣医さんの指示に従おうと思います。自分の素人判断で愛犬が苦しむところを見たくありませんので・・・・
参考になりました。素人判断する前に質問して良かったなぁと思います。
No.7
- 回答日時:
生涯初の愛犬が1歳になった者です。
あくまでも強制ではないのであげないならあげないで良いと思いますよ。それ位で良い病院を移る事はないと思いますよ。ちなみに都心部のマンション、オフィスビルの乱立する地域や地下街のある地域には1年中蚊はいます。マンションやオフィスビルや地下街等一年中気温が保たれている所では蚊も一年中生息できます。そういう事を踏まえて予防措置の考えから先生もおっしゃっているのだと思いますよ。仮に普通薬を投与しない期間に刺されてフィラリアに感染していた場合新たに投与する時までに虫どれ程成長している事でしょうか。これを考えた時摂取しておいた方が無難となります。日本にフィラリアは確実にいます。私の知り合いの犬もこれで死にましたから。その人はフィラリア薬などあげたこともなくそういう病気すら知らない人でしたが。駆虫薬ですか体内にいれば殺せる薬ですので冬場は2ヵ月おきとかでも最悪は良さそうですが。No.6
- 回答日時:
私が獣医さんから受けた説明では…
フィラリア薬は「予防」ではなく、お腹の虫などと同じような「駆虫薬」
であること(寄生前に予め飲んでも意味はない)
蚊が持ってるわけではなくて他の動物との介在であること(メスの蚊)
基本、ミクロフィラリアの卵には効かないから犬の体内で虫になったとき
に退治する(刺されてから体内で虫になるのに約一ヶ月)
といったことからメスの蚊が発生したから二ヶ月後が開始の目途
(→念のためひと月早めて一ヵ月後から開始というパターンが多い)
メス蚊の発生がなくなった一ヵ月後が終了の目途
ということで5月または6月初めが開始
終了は12月始め
(その年と地域でデータがある→北の方や標高の高いところには蚊はいない)
でこの間毎月同じ日を基本に飲ませてください
でした 私の地域(西日本)ではだいたこんな感じのようです
ご参考程度に
No.5
- 回答日時:
家も東京都心部(某放送局近く)に住んで1年半くらいです。
都会的なマンションも多いですが、お寺や神社も多く、自然・人工的な緑もたくさんある地域です。
我が家のワンコも長年5~11月に与えています。
しかし、前年度は与えていない時期(12月以降)にも蚊を何匹かベランダや室内で見かけました。
真夏のような素早い動きではありませんが、そんな時期に何匹も見かけたのは初めてです。
余分な投薬は避けたいですが、真冬にも蚊がいるのを見てしまうと一年中与えた方がいいのかな…と思い初めているところでした。
これからは、日本でも「一年中与える」という地域が増えてくるのかもしれませんね。
そろそろ、血液検査に行くつもりですがフィラリアにかかっていない事を願うばかりです。
No.4
- 回答日時:
初めまして。
関西在住の犬飼いです。私の地方は5月~12月までですが、数年前は5月~11月まででした。
(愛犬が3ヶ月からずっと同じ獣医にかかっています。)
やはり温暖化の影響でフィラリアの薬も長期対策になりつつあるようです。
なので東京の、まして都心なら年中服薬も十分ありうる話かもしれません。
我が家の近所でも動物病院が何件かありますが、微妙に服薬の開始時期とかが違うようです。
なのでもちろん他の病院で聞いてみるのも一案ですね。
フィラリアにかかった時の犬の体への負担と治療費、さらに増える世話、気苦労etc・・・それと予防薬代を比べると
私だったら獣医の言うとおり年中の服薬を取るかもしれません・・・。
何より自分の不注意で本来防げる病気で愛犬が苦しむ姿を見ていられませんから。。
(ただし・・・素人考えで本音を言うと1月~3月までくらいは休薬してもいいように思いますけどね^^;)
No.3
- 回答日時:
東京、神奈川とたまに移動しますけど、基本関東です。
5月くらいから半年くらい勧められます。一年中はしていません。
血を吸うのはメスがタマゴ産むからで、問題はその時なんですよね。。。
まぁ、仮にかかったとしても放っておかなければすぐには死にませんが、
フィラリアが増えない薬を飲ませなきゃいけなくなります。
(一気に殺す薬もあるそうですが、フィラリアの死体で血管が詰まるので使えないのと、
後は外科的手術と10年くらい前に聞きました。)
昔、拾った雑種がかかっていて、見た感じ老犬ですぐ死にそうな子でした。
3年生きましたが、フィラリアに勝ったのかは判りませんでした。
心臓に巣くっていますから、乾いた咳をよくしてました。
一緒に飼っていたゴールデンはフィラリアになってません。
当時、フィラリア犬と過ごした時期は3歳~6歳で、その子は14歳まで生きました。
ただ、徐々に気温が上がってきてますから、危険性はあるのでしょうね。
都会ですと地下鉄や地下道など冬でも暖かいですから、
その近くに住んでいれば、蚊が繁殖している可能性もあります。
近所の犬連れてる人に聞き込みしてから、
金銭的な事なども含めて先生に話して、
理解できないようであれば変えてみてはどうでしょう。
予防を徹底するのか、その時々で対処するのか、
診療の選択は飼い主にあると思います。
No.2
- 回答日時:
私も都内在住です。
私の通っている動物病院は5月~11月の期間、薬を投与して下さいと言われています。
私は関東近辺の引越が多いので、いろいろな病院に行きましたが、1年中あげて下さいと言われた事は無かったなぁ…
もっと南の地域に住んでた事がありますが、その際にも1年中ではなかったし…
金銭的な問題もそうですが、やっぱりフィラリアの薬も何かしら体に負担はあるんじゃないかと思ったりするんですよね…素人判断ですが。
取り合えず、都内在住の私の周りの犬友達に聞いたところ、1年中投与してる人はいませんでした。
No.1
- 回答日時:
寒冷地に住んでいます。
こんな寒い地方でもフィラリアの投薬は5月から11月くらいまでを勧められます。
最近は温暖化もあり蚊の生存期間もかなり長いと聞きます。
蚊が孵化する下水溝はお湯の使用で年中高温、真冬でも蚊は増えると聞きます。
東京なら一年中投薬は納得できます。
罹ってしまった後、自分の管理の手抜きを後悔するのは嫌ですから、従っています。
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