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昭和49年、私が小学校5年生の頃の話です

理科で星の動きについての授業で、担任が「北極星は動かない」と教えたので私は手を上げて発言を許可され「北極星は天の北極から少しずれているので、肉眼ではほとんど動かないように見えるが実際にはわずかに動いている。全く動いていないわけではない」と主張しました。

更に情報源となった学研の5年の科学も見せました
(当時、学研の科学と学習は毎月校内の一角で昼休みを利用して予約販売されていました。その日ちょうど販売日だったので5年の科学は授業中も私の手元にありました)

しかし担任の教師は私の主張を全否定し、北極星が動いている様子を写した写真を掲載した5年の科学も全否定しました

全否定されても私は「それでも北極星は動く」とガリレオじゃないけど(笑)心の中で叫びましたが、教師の科学的知識の乏しさにも落胆しました

・子供の科学的好奇心を潰し、誤った情報を教えたこの教師をどう思われますか?

・現在でも北極星は”全く”動かないと教えているのでしょうか?

A 回答 (8件)

太陽が東から西へ動く


も、そうなのですが、
小学校で学ぶのは、小学校で実証できる範囲のこと。
星については絶対的な位置ではなく、
自分が測定した自分との相対的な位置として、
動く、動かないという表現をして学びます。
小学生に対し、もっと良い表現があれば、提案していただけると良いな。

科学とは、客観性、再現性、実証性があって初めて科学ですが、
根拠を明確にすると言うのも大事なことです。
観測結果が~だったので、○○と言える。
北極星や、太陽の動きについて、
外から客観的に見るデータは、小学生では出せませんよね。
自分が観測したこと、実験したこと、観察したこと、
その結果から、筋道を通した結論というのが、
(地球上にいる自分から見て)北極星は動かない
と、なるわけです。
(小学生がわずかながらも北極星がずれているデータを測定できたら
 すごいと思うけど、無理ですよね?)
定点観測の基礎が学べて初めて、科学の手法が身についたことになります。
ここで、単なる本や資料を見せて、
北極星は動くんだよ。とまとめた場合、
子ども達は、「雑学」は増えるでしょうが、
「科学的な手続き」は学ばないまま大人になってしまいます。
調べ学習は、科学を学ぶ手助けにはなりますが、
科学そのものにはなり得ないという点が質問者様に欠けている視点だと思います。
教わった、知っているだけ、では、理科ではない。
現象をもとに、自力で考えを構築できて、初めて、理科ができたと言えるんですよ。

というわけで、娘さんに話す時にも、
単なる雑学にならないように、
きちんとした測定とその結果を基にした分析まで付き合ってあげていただきたい。


科学に関して言うなら、
小学校の教員養成課程は、たいてい文系の学部ですから、
小学校教師は、理科を避けてきた人が多いのは事実かも知れませんね。
その教員養成課程のシステムには、問題があるとは思っていますよ。
教師個人の資質云々の以前に。
北極星が動く、動かないのはなしは、上記の通り相対的な位置ですから。
自分と、目印になる物と、対象になる星の位置を
2~3時間程度の観測データをもとにまとめるとしたら、
どうしても、そうなってしまうのではないかと思いますよ。
小学生に、それ以上の観測を求めるのは、無理でしょうから。
何度も言いますが、
実証的な科学的手法の「手続き」を学ぶのが、小学校の理科です。
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この回答へのお礼

>調べ学習は、科学を学ぶ手助けにはなりますが、
科学そのものにはなり得ないという点が質問者様に欠けている視点だと思います。教わった、知っているだけ、では、理科ではない。

全くもってその通りですね
最も大切なことを忘れていました
ありがとうございます

授業では主張はしませんでしたが、光が直進するという実験でもスリットを通った光が肉眼では直進しているように見えるものの、実際は肉眼では判別できない程度曲がっていたとしてもこの実験ではわからないからこの実験をもってして光は直進するとはいえないのではないか?と当時から疑問に思っていましたが、小学生でできる範囲もその時代の最先端でできる範囲は科学的には等価ですね

情報で得た科学的知識すなわち雑学ではなく、科学の手法、視点を娘には学んで欲しいと思うので私自身努力していきたいと思います

お礼日時:2009/04/09 20:47

こんにちは



また数十年前のトラウマ話ですか笑。あんたも好きねぇ~

一応つっこみを入れておくと
北極星は動いてないでしょ?動いて見えるだけで

そういう意味ではガリレオの主張と、質問者さんの動く意味がまったく違いますな

おっと、しかし恒星が動かないって書いちゃうと

いや恒星自体も銀河の中で回転している天体の一つだし
銀河そのものも宇宙空間を移動しているし
銀河そのものが集まった銀河団も宇宙空間を移動しているし
そもそも宇宙空間が拡張していたり、動いている可能性もあるし・・・

さて正解はどこですかね?こんな話をどこまでやるの?

>北極星は天の北極から少しずれているので
これを小5の全員に理解させる難しさはわかりますよね?
地軸の説明をどこまで、しますか?地軸が首を振ってる話もする必要ありますね
数千年前は北極星の位置はもっと違っていた話も必要ですね

さあどこまでやりますか?

>・子供の科学的好奇心を潰し、誤った情報を教えたこの教師をどう思われますか?
好奇心は結構ですし、教師の対応はよろしくなかったとは思いますが
まあ迷惑な生徒だったんだろうなとは推測します

さて次のトラウマも期待しておりますよ!
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この回答へのお礼

またまた書き込みありがとうございます

当時すでに無駄な雑学な豊富で、銀河や銀河団はては宇宙の膨張云々も仕入れ済みでしたが、地球にいる自分たちから見た場合の星の動きがテーマだったので銀河云々で北極星も動いているとかの突っ込みはしませんでした

今になって思うと小5の授業ととしては観測方法が肉眼でというのが前提条件で、肉眼で観測する限りは北極星は動いていないというのは正しいのでしょう
いちいち「肉眼で」なんてたぶん言ってなかったと思いますが、星を見たとき・・・と「見る」という表現を使っていたと思うので、言葉的に通常は「見る」は肉眼で見ることを示すのでやはり間違いではないのでしょうね
望遠鏡などの観測機器を用いる場合も「見る」を使いますが、その場合は「望遠鏡で見る」などと方法が付け加えられるので、単独で「見る」は肉眼で見ることとなるでしょう

いずれにしてもその時の教師の対応や、湯気を水蒸気と教えるなど科学的知識の欠落はやはり不満足としか言えませんが、このQ.で小学校の理科の本質を知ることができたことは大収穫です

あるいは、娘に理科の本質を学ばせる可能性を得るきっかけを作ってくれたその教師に感謝の念を感じています

余談ですが、その教師は新任で美人で小5ながらちょっと胸キュンで大好きでした(笑)

またトラウマ話を書きますので、よかったらまたお付き合いください

ありがとうございました

お礼日時:2009/04/10 12:01

>娘はまだ小1ですが、いつか機会があったらそう教えようと思っています



教育方針で正確に教えておこうというのであれば

それを習いそうな学年になったときに
この様に教えている事情を担当の先生に
前もって自分はこうこうこういう理由で
教えてあるのだと前もって説明しておいた方がいいと思います

先生も人間なのでうまく話しておけば
娘さんがきっとよく勉強ができると思います

ひどい先生にあたって非常に残念ですが
これらの意見を聞いたところで
MVX250F001さんはなにかいい方法は思いつきましたか?
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この回答へのお礼

No.7さんの回答で反省し、単に情報だけの北極星は僅かだが動いているとは教えないようにします

娘と一緒に観測してそれを自ら発見するように導きたいと思います

幸い写真の専門家なので、業務用機材で星の円周運動を一緒に撮影し、その結果を良く見て北極星がどのように写っているかを観察させようと思います
まだ小1なので今すぐではありませんが、いつか良い時期を見計らって

その時の教師にその旨を伝えるかどうかはまた考えることにしますが、娘が我を張って私と同じように授業中に主張したとしても、情報から得た知識を披露しただけの私とは違い、自らの観測で発見した事柄であれば教師も一蹴しないであろうと思われます

お礼日時:2009/04/09 20:57

 この問題は正確には北極星は動いているで正解なのですが、小学生では「動かない」が正解なのだそうです。

星に詳しい先生が天文雑誌かなにかで、この問題点を指摘しているのですが改まらないようです。
 先生としては「正解」を教えているので問題はありません。動いていると教えて、テストで間違いとされるのを防ぐために「動かない」と言い張ると思います。
 しかし、科学的にきちんとしたことを伝えなければ成らないので雑誌や天文の本では「動いている」と書かれます。
 自分で北極星を見ていても、動いているようには見えないですから「動かない」でも正解なんですよね。しかし、写真撮影や昔話で動いていると分かった事などありますが、普通は動かない物で良いと思いますよ。あなたが動かないで立っているけれども、実はバランスを取るためにわずかに動いていても「止まっている」でしょ。そういう事なんです。一般的に動かない。でも正確には動いているなんですよね。

 それに学校の先生の理科の知識は低いようです。それもあって科学とかに接する機会がすくなくなるのでしょうね。でも、私は自分が好きだったので気にしないですよ。好奇心をつぶされたとは思いませんでした。天文の知識なんて自力ですよ。図書館の本を読んだりして身につけていきました。科学は好奇心の持続です。例え他の人から否定されようが関係有りません。

 今年は国際天文年です。これを機会に見直されるように期待したい物です。
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この回答へのお礼

今でも「動かない」と教えているのですか?!

このテーマが今何年生を対象にしているのかはわかりませんが、
「ほとんど動かない」「肉眼ではほとんど動いていないように見える」「円周運動のほぼ中心にある」と中心の近似値である表現をしても高学年であれば十分理解できると思います

娘はまだ小1ですが、いつか機会があったらそう教えようと思っています

ところで今思い出しましたがその教師は理科の別の授業で、フラスコでお湯を沸かしてガラス管から出る白く見える湯気を示してこの湯気が水蒸気だと教えていました
私はすかさず白く見えている湯気は細かい水滴つまり液体の状態でそれは水蒸気ではない、水蒸気はガラス管の先端と湯気の間で目には見えない部分にあると主張しましたが、これも全否定されました

全くあきれた教師でした

お礼日時:2009/04/09 11:21

> 子供の科学的好奇心を潰し、誤った情報を教えたこの教師をどう思われますか?



当時の学習指導要領とか、自治体ごとの教育委員会の指導要領に従うと、「実際にはわずかに動いている。」で授業を締めくくる訳には行かなかったとか。
少なくとも、教科書には「動かない」って書かれていたのでは。
そうであったとして、

> 学研の5年の科学も見せました

などは、休み時間なんかにでも友達に自慢すれば良い事で、授業が進まない程度に頑なに主張を曲げない子供に対しては「空気を読め!」とかでも言いたかったのではないかと、多少同情します。


> 現在でも北極星は”全く”動かないと教えているのでしょうか?

国立科学博物館 - 宇宙の質問箱 - II.北極星はどうして目印にされるのですか?
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/ …

では、まずは、

| 北極星だけは回転の中心にあって動くことはありません。

と説明した上で、欄外で、

| 実は北極星もわずかに動いているのです。

としています。
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この回答へのお礼

子供に空気が読めますかね?
読めると逆に子供らしくないですね

その教師が科学知識に乏しいのが問題ですね
正確な知識を持っていれば全否定はしないでしょうし、小5としては専門的過ぎるのであれば授業後に別途詳しく説明する旨を言えばいいだけのことだったと思います

お礼日時:2009/04/09 11:09

その先生は良い先生ではありませんね



先生ならば生徒のことを考えて
常に良いほうに導くように考えていけないと
いけないのですが

すべての先生がそのような人ではないみたいです
でもがんばっている先生もたくさんいます

小学生のレベルでは星の動き全体から見て
ほぼ動かないということで説明して
星の動きを習得することが目的だと思うので

これを正確に調べてきた人に個別で
よく調べてきたね実は本当はこうこうなのだと
ほめてあげればその生徒も理科が好きになるし
がんばろうという気になるんだと思います

もったいない話だと思います
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この回答へのお礼

偉業を達成した人がその分野に興味を持ったきっかけは幼少の頃ちょっとしたことを誉められたからということを時々見聞きします

まぁ私がその時誉められていても天文学者にはならなかったと思いますが、子供の才能を開花させるきっかけを与える(あるいはつぶす)立場にいることを教師は自覚して行動してほしいと願います

お礼日時:2009/04/09 11:02

まぁ小学校の先生なんてそんなもの。


昭和46年、小学校5年の時。
「公害で、学校の近くの湖沼から菱のみ実が無くなった」
と、授業中に言われたが、その年の夏休みに祖母と私は菱の実をその湖沼に取りに行っている。
「ギリシャ時代には民主主義が花開いた」
というので、『けど、奴隷制度の下ですよね』と質問したが返答はなかった。
「クラスの代表で児童会選挙に出る○○君を応援しよう、自民党だって、総裁選挙では、争っても、国会での投票では党の代表に投票するのだから」
『自民党は政党であって、クラスと違いますよね』
これにも返答はなかった。

教条主義者で、オポチュニストですから。
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各種の化学は日進月歩で研究が進み、世代ごとに学ぶ内容も変わっていきます。



昭和50年前後生まれの私の世代で代表的なのは
・水を少量入れたフラスコに熱湯をかけると水が噴き出す。この理由は?
→(昔)空気が膨張するから。
→(今)常温でも水が蒸発して内部の気圧が上がるから。

現在では例えば、「聖徳太子」というのは教えることはなく「厩戸皇子」として教えたり、
我々の世代に「足利尊氏」として学んだ肖像画は実は全く別人の正蔵であることが分かったり。

また、教師の専門外を概要として学んでいたケースも考えられます。
私の中1の時の担任(英語担当)は、「偏差値は最高が75。それ以上の数字になることはない」と断言していました。
正規分布であればそれより上の値を示すケースが1%程度存在するんですがねえ。英語教師は正規分布の意味も分かっていなかったようです。

そもそも北極星の指す向きは年々微妙な速度で変わっています。
それはすこし回転を緩めて回転軸が斜めになり回り始めたコマのように。
確か回転軸が1周する周期は26000年程度だったと思います。
時期によってはそれが単なる観測誤差から、「明らかに位置がずれている」と判断しうるズレと認識されたりしたのでしょう。

自分の学んだ知識が必ずしも正しいとは限らない。
と身を以て教えてくれた素晴らしい教師、と考えれば良いのではないでしょうかw
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この回答へのお礼

当時の私の狭い世界では教師が最高位のインテリでしたが(笑)
この件でその座は失墜しました

反面教師としては価値があったのかもしれませんね

お礼日時:2009/04/09 10:57

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