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先日、熊野古道の八鬼山越えコースを歩いてきましたが、そこで見たものは道沿いの岩や樹木すべてに赤色のペンキで延々と書かれた落書きでした。このコース全域に渡って執拗に書かれてありました。
ただ観光に来た者としては、観るも無残な光景で、これが世界遺産か、と情けない気持ちになりましたが、よく見てみるとその内容はすべて行政に対する批判・怒りの文でした。
ようするにここの住民の方々は、この場所が世界遺産に登録されたことに反対されているわけで、その理由のひとつとして200年前にこの地で起きた事件を取り上げているようなのです。
八鬼山に昔、盗賊が出没したという話と関連しているのでしょうか?
このあたりの詳しい事情を知っておられましたら教えてください。

A 回答 (4件)

地権者D氏と市長(当時)との確執もあるんですけどね・・・



それはそうと、遺産に指定されるとほんの僅かでも手を加えることは
一切できない、と言うのはかなり極論です。
例外規定もありますし。

地元保存会や有志の人たちだっているのですから、
それこそ部外者に「地元の人たちは登録に反対している」と
一括りに言われたくはないですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
経験者、とありますから、地元の事情に詳しい方のようにみうけられますが、公には説明しにくい事情がおありなのかと思います。

とりあえずは落書きを消す方向での何か動きみたいなものはないのでしようか?

お礼日時:2009/05/06 14:07

さて、どうなんでしょう?



報道だけで判断する私も浅はかではあるのですが、
No.1の方が示すブログも読んでみました。議論は後半から、客観性を含まない文、原則論に帰って混乱させる文、事実関係に支えられていない文ばかりになってきていて、結局理解することができず、残念です。

私が報道で得た事実は、古道は、林業にも使われていない廃道が多かったということ。有志と補助費によって、古道のルートが復活してきたということです。

地元の人にとって、どんな不利益があるのか、何を読んでも伝わってきません。沿道上に店を作るとか言うのならば話は別ですが。
手入れもせず、林業にも使用していない地権者に、偉そうなことを言われたくないというのが、裏の事実を知らされていない一視聴者(私たち)の抱く素直な感情です。

No.2の方のおっしゃること、私の県にも合掌造りの里があるのである程度わかりますが、あの古道は、「何もしていない場所」だったのですよ。道に戻したところで、どのような不自由、不利益が地権者に降りかかるのか、想像しにくいのです。

道にごみなど捨て、環境が汚される?トイレ処理?
尾瀬を守ってきた人たちがそう主張するならばわかりますが、手つかずの道でしたからねえ。200年前の事件?やくざの脅しにしか聞こえません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

確かにそうですね。よくわかりません。
熊野古道は他にもいろいろコースがありますが、あのような落書きがあるのは八鬼山だけですから。
落書きをそのままにしていながら、道を観光客に開放しているところが理解できません。観光客に訴えたいのであれば詳しい事情をビラや看板などで説明するべきでしょうし、しかし、そうされたとしても我々に何が出来るものか見当がつきませんが・・・
意味のわからない外部の者としてはただ醜い状況にしか見えません。

世界遺産に登録されることで行政にどんなメリットがあるのでしょう?
経済効果はどれだけあったのでしょうか。それが住民には還元されていない、ということなのでしょうか?

お礼日時:2009/05/05 17:49

>ただ観光に来た者としては、観るも無残な光景で、これが世界遺産か、と情けない気持ちになりましたが



観光客と、地元関係者の利害は180度異なりますからね。

>すべて行政に対する批判・怒りの文でした。

当然ですね。
何が何でも世界遺産にする!事が、行政の目的です。
が、世界遺産になると逆に遺産としての価値・保存・手入れが出来なくなります。
そもそも、熊野古道は観光地でも文化遺産でもありません。
一生に一度訪問する観光客から見ると旅先の景色に過ぎませんから、観光地にそぐわない!と思うのでしよう。
が、昔から(数百年前から)先祖代々管理している人達・地元の方々から見ると「大きなお世話」に過ぎません。
全く関係の無い他人から「命令・制限を受ける云われは無い」というのが、地元関係者の意見です。
観光客と地元生活者は、そもそも価値観が異なります。
地元住民を無視して「何が何でも世界遺産」とする行政の自己満足を批判しているのでしようね。

四国八十八ヶ所巡礼(寺・遍路道)も、馬鹿な行政関係者及び観光業者が「世界遺産にしよう」と無駄な税金を政治家・各地・各国にばら撒いています。
世界遺産化すると、遍路道に接した自治会が「自由にテントを張り、お遍路さんに接待する事も禁止」になります。
遺産になると、草木一本・石ころ一個も許可なく原状を変える事は出来なくなるのです。
遍路道の崖が崩れているー>お遍路さんが困るだろうー>地元の方々がボランティアで修復する。
これが、行政の許可が出るまで修復できなくなります。
許可を得ないで修復すると、文化財保護法違反で罰金・禁固刑です。

質問者さまが住んでいる家が、重要文化財に行政側が勝手に強制的に指定したとします。
そうすると、電球一個・障子の張り替えも・壁の修復なども「全て、行政側の許可なく行なう事は禁止」されるのです。
質問者様の意志とは無関係に制限を受けたら、どう思いますか?

行政側の自己満足の為に、地元・地元関係者に迷惑をかけるな!という事ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>質問者さまが住んでいる家が、重要文化財に行政側が勝手に強制的に指定したとします。
そうすると、電球一個・障子の張り替えも・壁の修復なども「全て、行政側の許可なく行なう事は禁止」されるのです。
質問者様の意志とは無関係に制限を受けたら、どう思いますか?

これはよくわかります。私の住んでいる奈良も古都ですから、特に今井町などの古い町並みなどはそうですね。

ここまで(落書きまで)やってしまうということは、もうどうにもならない状態にまでなってしまっている、ということなんでしょうね。
ただ、200年前にいったい何があったのか、ということが気になりますが・・・

お礼日時:2009/05/04 15:33

住民の方々、というより地権者が書いたようですね。

要するに、世界遺産に登録されてしまったゆえに伐採や手入れなんかが自由にできなくなったので、何で俺の土地なのにいちいちよそ者、しかも外国人に断らなきゃならないんだ、ということのようですね。
まあ地権者からすれば、ユネスコだかなんだか知らないがなんで俺の土地を他人にとやかくされなきゃならんのだ、ということでしょうね。

参考URL:http://blog.livedoor.jp/maple358jp/archives/1567 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考URL読ませていただきました。
だいたいの事情はわかりましたが、すでに4年も前に取り上げられていた問題ですね。
で、現在も落書きは残ったまま、ということはその後何の進展も解決にも至っていない、ということなのでしょうか?

中には「200年前の○○を忘れるな」とか「リメンバー八鬼山」と書かれた看板が三木里からの登り口あたりにありますから、何かもっと根深い歴史があるように感じていますが・・・・

お礼日時:2009/05/04 14:12

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