空間と時間に果てはあるのでしょうか。もしあるとすれば、その先はどうなっているのか。空間と時間は無限に広がっているのだろうと思いますが、もし空間が無限大であれば、我々が住んでいる、おおよそ130億光年の広がりがある、この宇宙も、無に等しいくらい微細なものになります。時間も同じです。時間が無限に続くのであれば、130億年もまったくの一瞬のことです。いずれも無限大であれば、我々の存在自体無であると思いますが、どうなんでしょうか。無であれば考えること自体無意味ということにもなるのでしょうか。こうなってくると天文学というよりは宗教あるいは哲学の部類になるのしょうか。
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
通常働き考えている人間、その意識、その知的世界での無限と有限。
その範囲での無限と有限というもの。
これは両方とも構造性のもですね。
一定のどんなものも、どの構造の側面から見るかの問題であると存じます。
ここで人間というのは、具体的な個人や、現存或いは現存した個人ではなく、人間というものという意味です。
無限が価値性の存在であるとき、無限者とかいう表現で、超越存在となるのでしょう。
それは人間意識としては指している存在でしょうね。
その世界は、人間意識と知性のドメインの外のことでしょうね。
当然時間と空間とはそういうものだと存じます。
つまり人間の意識と知性のカントでいえばアプリオリなる、先験的カテゴリだということなのでしょうね。
超越者にはこのカテゴリはない。
果ては人間の世界にあり、果てのない無限も人間の世界にある。
超越者には果ても、無限もない。そういう事ではないですか。
ご回答ありがとうございます。何度も読み返しましたが、なんか話が高尚過ぎて、私の理解の範囲を超えているような気がします。こういう考え方というのは、哲学の部類にはいるのでしょうか。
No.6
- 回答日時:
追伸
>>極限値の考え方と似ているのでしょうか、限りなく近づけるけど、届くことはない、すなわちわからないと。
数学的な極限の世界観は空間の真の姿を現すものではありません。
空間的な無限というのは、有限の領域でも認識できるものです。
例えば、小さな島の海岸線を果てを求めて歩く亀がいたとしますと、亀は島を何度回っても果てはないことになります。これも一つの無限の概念ですね。これは2次元の話ですが三次元的に言えば、風船の内部をどこまで行っても果てがないということになるでしょう。
現在の天文学的観測では風船の内部の一点からの観測で130億光年まで観測できるということだけですね。大きさの数字には一定の疑問を持っていたほうが良いと思います。
>>果ての外側には更に無数の風船があるということは、果てという仕切りはあるけれど、空間としては無限に続くということでしょうか。
もう一つの無限の概念は広がりの無限ですね。広がりの無限を考えるには宇宙ボールのような風船がたくさんあるという概念ですね。この場合は風船の外からみる必要がありますが、2次元や3次元の風船のたとえが拡張できるので存在すると捉えるのですね。
そうすると、自然界にそのモデルを探せばいっぱいあるわけです。
よく使うたとえでは、朝方、木の葉に小さな水玉がたくさんついていますがあの水玉の一つが宇宙ボールという捕らえ方ですね。
>>時間に始まりがあるというのであれば、始まる前は止まっていたのでしょうか。時間が止まっていた状態がずっと続いていた(?)。
こういう場合は原因・結果の連鎖で考えるのですね。
時計がなければ時刻を刻むことはないですね。だから始まる前には時計はなかったので時間はなかったのですね。止まっていたわけではありませんね。始まりが時計が作られた時刻と同時と考えますね。
物質空間も同じですよ。りんごの木(物質空間)がなければりんご(物質空間)などないですからね。りんごも花が咲いて実を付けて成長しないととりんごにもならないですね。
つまり、認識できる時間や物質空間もない状態からある状態に変化したと捉えるのですね。これが天文学での始まり、ビッグバンの世界ですね。
>>やはり時空の概念は私みたいな凡人には理解不能なことなんでしょうね。
上記のように考えれば誰にでも理解できることです。数学や物理の数式にとらわれると本質が見えなくなるので、そのほうがだめですね。多少の知識は必要ですが自由に考えられる人ほど本当の世界がみえるのですね。むしろ凡人ほどいいんじゃないですか。
いろいろと詳しいご説明どうもありがとうございました。なんかわかったようなわからないような。時間も空間もなかった、何もない状態というのはちょっと私のレベルでは想像の粋を超えてます。やはり凡人にはちょっと難し過ぎるかもです(^^ヾ。
No.5
- 回答日時:
空間と時間に果てはあるのでしょうか。
もしあるとすれば、その先はどうなっているのか。何にでも果てはありますよ。空間も果てはありますが、空間内部からの理論や観測では果てがわからないだけですね。
例えば、風船を例にとれば理解しやすいかもしれませんね。巨大な風船(空間)の内部の者はどこまで行っても果てが無いですが、外部から見れば明らかに境界(果て)はわかりますね。
時間も果てがありますね。この場合の果ては時間の始まりですね。始まりはあるが終わりは無いということですね。
このように内部からの観測では「果て」を捉えることは出来ないが、たとえ捉えることが出来なくとも存在すると考えるのが妥当ですね。
また、風船の外に何があるかということですが、やはり外にもいっぱい風船があると考えるのが妥当ですね。理由は風船が1個あればもっとあるのが常識的ですからね。
マクロを想像するにはミクロを参考にすればいいだけですね。
風船は、原子核のようなものですから原子核の内部にミクロの人間が住んでいると考えれば、果てもあれば、果ての外側には更に無数の原子核があるということですね。
宇宙はそのように考えて間違いないですよ。
ご回答ありがとうございます。
果てはあるけれどわからないというのはNo.4の方がおっしゃる、極限値の考え方と似ているのでしょうか、限りなく近づけるけど、届くことはない、すなわちわからないと。
果ての外側には更に無数の風船があるということは、果てという仕切りはあるけれど、空間としては無限に続くということでしょうか。
時間に始まりがあるというのであれば、始まる前は止まっていたのでしょうか。時間が止まっていた状態がずっと続いていた(?)。なんかこうなると禅問答のような気もしますが。
やはり時空の概念は私みたいな凡人には理解不能なことなんでしょうね。
No.4
- 回答日時:
宗教あるいは哲学の部類ではなくて数学の問題となります。
極限値と言われる部類に入ります。
有限な空間ですが限りなく近づくことはできますが、いつまで経っても到達はできない値があると言うことです。
高等学校では教えませんが大学の数学では厳密な部分を理解するために基礎として学びます。
ご回答ありがとうございます。なんかますます難しくなってきましたね。ようするに我々の存在する宇宙がある空間は有限であるということでしょうか。有限であれば、その先はどうなっているのだろうと、考えてしまいますが、その先は無なんでしょうか。
No.3
- 回答日時:
自問自答の歴史 ~ わたしの脳内風景 ~
比喩 ~ ゼノン《アキレウスと亀》の詭弁 ~
アキレウスが亀に向かって走りはじめたら、かならずぶつかるはずだ。
永久にぶつからないためには、距離や時間が無限でなければならない。
哲学 ~ 教父アウグスティヌス《告白》は、時間の謎を直視した ~
時間とはなんであるか。だれかが、わたしに問うなら、わたしは説明
できる。しかし、ひとりになって考えると、さっぱりわからない。
暦法 ~ 帝王から法王へ ~
一年の長さは365日で、三年目か四年ごとに一日多い(ユリウス暦)。
一年の長さは400年周期に、97回の閏年を設ける(グレゴリオ暦)。
数学 ~ ゼロは、数学の概念として存在するだけで、実在しない。~
しかし、ゼロや無限大の概念を認めなければ、数学が成立しない。
── 吉田 洋一《零の発見 19391127 岩波新書》
地理学 ~ 伊能忠敬は、二点を実測して、地球の大きさを知った。 ~
はじめ(師匠の高橋至時に)江戸と蝦夷地ほどの距離を元にすれば、
天体観測も可能であろうと笑われた。しかし、他に方法がなかった。
天文学 ~ ポアンカレの予想から、ペレルマンの失踪へ ~
有限の宇宙は(8つの断片が)連なりあって、無限の宇宙となる。
── 《NHKスペシャル[再] 20071024(水)24:20~25:25 NHK総合》
物理学 ~ KM理論(小林 誠 & 益川 敏英)~
── CP対称性の破れのメカニズムは、クォークが4つでは難しいが
(風呂から上がったとき)6つまで拡張すればできると思いついた。
ご回答ありがとうございます。なんか難しそうですね。私の頭でついていけるか。NHKスペシャルでも取り上げていたのですか知りませんでした。
No.2
- 回答日時:
時間も空間も無限で良いと思います。
ただ、一つだけ分かって居る事は、有の積み重ねが無限になる最低条件であると言う事です。
無をいくら集めても「無」です。
1が10集まれば10、それが10集まれば100、更に100有れば10000……
0が10集まっても「0」
時間は1秒の積み重ね、
私たちが1秒を大切にすれば、大切が無限になりますよね。
無限のメビウスに嵌るなら、ご自身の為の1秒を無限に考えてみませんか?
将来の可能性は無限に有るのですから!
ご回答ありがとうございます。有の積み重ねが無限ですか。なるほど。無でなく、あるから無限なのですね。そうなると星の散らばった宇宙がまったくなくとも空間と時間は存在するということでしょうね。
確かホーキング博士がこんなことを言っていたというのをなんかで見たことがあります。すなわち「宇宙ができた過程はおおよそわかった、しかしできた理由がわからない」と。そうなると人間の存在する理由もわかりませんね。ちょと違うかもしれませんが、私は、あの世からこの世に遊びに来たのが人生だろうと思っています。
No.1
- 回答日時:
なんか中学生位のときに、えらい考えた覚えがあるなぁ・・・。
結局、答えは出ませんでしたが。
空間・時間の果て、ですが今のところ理屈の上でも出ていません。
ただ、宇宙の果てという意味ではいくらか仮説がありますので下に置いておきます。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99% …
無駄って事は無いと思いますよ。
考える事自体が、良い経験になると思いますし、なによりこういう事に
ついて考えるのって楽しくありません?
ご回答ありがとうございます。確かに楽しいですけど、勝手に想像できるからですかね。果てがないということは、始まりもないということで、永遠の過去から、永遠の未来まで、ビッグバンが無限に繰り返されているということにもなるのでしょうか。
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