これ何て呼びますか Part2

こんにちは、

Cicero Classical Life and Lettersという洋書に挑戦しています。

キケロが多忙のため農業を好んだが、あまり時間を費やせなかったという内容の文の中で、こんな文がありました。

And then, need I say, there are the vines, their beginning, planting, and growth.

今迄読んだ文法書(チャート式)では、

この構文は、人や物の存在を初めて話題にあげる構文であるから、

×There is a castle on the hillside. → ○ The castle is on the hillside.

という例文があるのですが。

キケロの文は、翻訳者が文法を間違えたのでしょうか?

教えてくださいよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

>この構文は、人や物の存在を初めて話題にあげる構文であるから、×There is a castle on the hillside. → ○ The castle is on the hillside.という例文があるのですが。



 原則はその通りです。「There is」の後には、相手にとって新情報である「不定冠詞がついた名詞」が続きます。そして、相手にとって旧情報である「定冠詞がついた名詞」は「There is」構文で使われることはなく、文頭に置かれることが普通です。

 ただし、いくつかの例を上げる場合には「the」をつけた特定のものを表す名詞を「There is」の後に続けても構いません。

 ある辞書には次のような例文が載っています。

 I need money. There's the gas, the water and the electricity to pay.

 お尋ねの英文がまさにそのような英文ですね。ご参考になれば・・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>原則はその通りです。「There is」の後には、相手にとって新情報である「不定冠詞がついた名詞」が続きます。

質問文ではタイポがあったにも拘わらずご理解していただきありがとうございます。

>ただし、いくつかの例を上げる場合には「the」をつけた特定のものを表す名詞を「There is」の後に続けても構いません。

もうちょっと詳しく教えていただけますか? 僕が持っているジーニアスには載っていなくて、チャート式文法書にも載っていなくて、

できれば、そういう特殊な文法にも触れている、お勧めの文法書があれば教えてください。

改めて御礼申し上げます。

お礼日時:2009/05/26 01:22

翻訳者が原文のラテン語のニュアンスを英語に訳す際に敢えて標準的な英文法の枠を越えた可能性はありますね。



古典ラテン語には定冠詞も不定冠詞も存在しません。そのかわりというか指示代名詞が豊富です。それにキケロは(定冠詞が存在する)ギリシャ語の文体を大胆にラテン語に移したことでも知られている人です。"the vines"と訳された部分の原典のラテン語を見れば何かわかるかもしれません。

調べてみますので、もう少し締めるのを待っていただけませんか。

この回答への補足

2週間も、過ぎましたし、この問題は、この問題は改めて質問し直す事にします。

改めて御礼申し上げます。

補足日時:2009/06/15 11:23
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>翻訳者が原文のラテン語のニュアンスを英語に訳す際に敢えて標準的な英文法の枠を越えた可能性はありますね。

なんとその可能性については考えて見たこともありませんでした。

ラテン語なんて全く知りませんし、、、。

<古典ラテン語には定冠詞も不定冠詞も存在しません。そのかわりというか指示代名詞が豊富です。それにキケロは(定冠詞が存在する)ギリシャ語の文体を大胆にラテン語に移したことでも知られている人です。>

ギリシャ語文体だったのですか! これも知りませんでした! ただ、キケロって演説の仕方が上手で、、、なんか好きなんです。 

それにしても、回答者様! 相当な達人ですね~! 尊敬します。

>"the vines"と訳された部分の原典のラテン語を見れば何かわかるかもしれません。

本の題名は、On Old Age(Cicero Classical Life and Lettersは、キケロの名文の総集編のようなもので、この文章はOn old ageからの抜粋だと書かれていました。)

http://en.wikipedia.org/wiki/On_Old_Age

34段落目の初めの文章です。

ラテン語は全く分からないのですが、34段落目の初めなので、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
34. Audire te arbitror, Scipio, hospes tuus avitus Masinissa quae faciat hodie nonaginta natus annos;
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://www.thelatinlibrary.com/cicero/senectute. …

の部分だと思います。

ご親切にありがとうございます。

お礼日時:2009/05/27 12:45

>And then, need I say, there are the vines, their beginning, planting, and growth.


には、問題があるとは思えませんが・・。
>キケロの文は、翻訳者が文法を間違えたのでしょうか?
翻訳がどこにも書いてないと思うのですが・・??

>×There is a castle on the hillside. → ○ The castle is on the hillside.
うんんんん。この事例がどうして○×で区別できるのか私には理解できないです。
場面によって、どちらか使う傾向はあると思いますが、白黒がはっきりする○×には該当しないと思います。
あんまり答えになってないかもしれませんが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>翻訳がどこにも書いてないと思うのですが・・??

キケロはユリウス・カエサルと同時期のローマの政治家なので、原文は古イタリア語だと思います。 それを英訳した本を読んでいます。

>うんんんん。この事例がどうして○×で区別できるのか私には理解できないです。

え? と思って自分の書いた質問文を見てビックリ、、、、、、。

×There is 『a』 castle on the hillside. → ○ The castle is on the hillside.

は、タイポです。 こう打ったつもりでした。

×There is 『the』 castle on the hillside. → ○ The castle is on the hillside.

本当にすいません。 これじゃ、訳分かりませんよね。

お礼日時:2009/05/26 01:12

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