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下水道に使う塩ビパイプ等を扱う卸業の仕事をしてますが、マスとマンホールの違いが、いまいち分かりません。カタログで見ても公共マスと小型マンホールの形は似てる様に見えるのですが、使われ方や設置場所で名前が変わるのでしょうか?  詳しい方いらっしゃれば宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

 公共桝は宅地などから公共下水道に接続する取付管の上流側(宅内の最下流部)に設置する汚水桝のことです。

下水道管理者によって規格が違いますが、最近は塩ビ製が主流です(コンクリート製もあります)。
 マンホールは公共下水道や小規模下水道、または大きな敷地内の下水道管路における線形変化点、合流点、管径変化点、その他必要とされる地点に設置する管理用の施設です。円形マンホールの場合は内径により1号、2号といった規格があります。材質は鉄筋コンクリートで、組み立て式と現場打ち式とがありますが、一般的には組み立て式が主流です。
 マンホールの一種に小型マンホールというのがあります。これは、下水道施設の設置コストを低減するため、深さや管径が小さく、直線区間の中間点に設置するマンホールで、清掃などの目的で中に人が入る必要のないような箇所に設けます。内径は300~450mmで、材質は塩ビ、鉄筋コンクリート、レジンコンクリートなどがあります。塩ビ製の小型マンホールの場合、車道などに設ける際には車載荷重を考慮した被せ蓋を設ける必要があります。
 これらとは別に汚水桝と呼ばれるものもあります。これは宅地などの敷地内に設ける下水道施設で、管路線形の変化点、合流点などに設けます。材質は塩ビやコンクリートです。この宅内管路の最下流部に設けるのが公共桝です。
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