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以前、ある市民古典講座で、平安時代の夫婦は夫が妻のもとに毎夕通い、次の日の自宅へ戻るという通婚であったという話を聞きました。
そのなかで、夫が妻のもとへ訪れる時間帯、朝、妻のもとから立ち去るのは、闇につつまれ、人目につかぬような時間帯であるという話とともに「一日を、いまのように朝昼夜、の3つではなく、4つの言葉で表した」と説明を受けました。
朝、曙、宵、夕 などが含まれていたと思うのですが、この細かい時間分をご存知の方がいらしたら教えてください。
そのときに扱った題材は芥川龍之介の日本の古典作だったと記憶しています。
あいまいで申し訳ありません。

A 回答 (2件)

枕草子に妻問い婚や時制などに関した記述があります


解説にもいろいろと説明があります
徒然草とともに平安時代を知るいい資料になると思います
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
これを機会に,分かりやすい古典作品などを通し
平安時代についての理解を深めていきたいと
思いました。

お礼日時:2009/07/20 06:12

平安時代は、江戸時代の「不定時法」と違って「定時法」だったようですね。


定時法というのは、昼夜を均等に48刻にわけて、4刻を1辰刻(現在の2時間)としたものです。
一方、不定時法というのは、季節によって日の出と日没の昼夜をそれぞれ、24刻にわけたものです。簡単に言うと夏と冬の1刻が違うと言うことです。
それは、ともかく・・・
大まかな時間の数え方は、同じです。
広辞苑などの辞書にでていますので見てください。

因みに、夕方から朝までの呼び名は、定時法は
暮(17~19時)
宵(17~21時)
夜(21~23時)
真夜(23~01時)
夜(01~03時)
暁(03~05時)
明(05~07時
朝(07~09時)
のようです。

枕草紙の六十三段に
「暁に帰らん人」は、少し直衣や狩衣がゆがんでいても、それなりに趣があると納言さんはいっています。明に帰る人は「あなみぐるし」だそうです。
五時前に、帰んなければダサイ様です。
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