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近々、ダキストのジャズラインというギターを購入するつもりでいます。
このギターは指板に、大きな四角いポジションマークのインレイが埋め込まれていますが、このインレイの素材が気になっています。

インレイの素材には、ホワイトパールやアバロンがよく使われますが、安いギターにはパール調の樹脂素材が使われたりします。
ジャズラインはホワイトパールのような感じなのですが、パールなら光の具合で輝きが綺麗に変わるのですが、楽器店で見る限りあまり変化がないので、もしかして樹脂?と疑問をもっています。
ダキストは高級品と言うには微妙ですが、そこそこの値段しますので、樹脂製とは思いたくないのですが、一応知っておきたいです。貝と樹脂の見分け方などはあるのでしょうか?

また、いくら以上のランクのギターなら樹脂インレイを使うことはまず無い、とかの情報でもかまいません。
詳しい方、どうぞよろしくお願いします。

「ギターの指板インレイの素材について」の質問画像

A 回答 (2件)

ダキスト・ジャズラインユーザーです。



インレイの材は樹脂だと思いますが、このインレイは大きすぎて、フィンガリングの時に「滑る」感じがします。
指板とエボニーだと、指と指板の間で弦を支持する感覚があるのですが、インレイの上では支持できず滑った感じがして演奏上あまり好きではありません。

合板トップのくぐもった音は大好きなだけに、このプレイアビリティは残念だなと思っています。あくまで個人的感想ですがご参考まで。

なお、インレイの材がどうしても気になるのならば、製造元の富士弦に訊けば教えてくれると思いますよ。

この回答への補足

フジゲンに問い合わせてみました。しかし、OEM製品に関することはお答えできませんとのことでした。
発売元の荒井貿易にも聞こうと思いましたが、ホームページのどこにも問い合わせフォームやメールアドレスが載っておらず、検索して電話番号は分かりましたが、会社の代表電話にかけてこんなことを聞くのもどうかと思い、やめました。
ただ、よく調べていくとダキストはフジゲンではなく、愛知の寺田楽器製作所が作っているとの情報が多いですね。寺田楽器もHPは無く、そこが作っているかどうかも確信が持てないのに、いきなり電話をかけて聞くのも失礼かと思いこちらもやめました。
寺田楽器はほとんどOEM専門工場とはいえ、箱モノの技術においては確かなものがあると思いますし、実際の楽器もいいものが多いと思うのですが、ネット上では寺田楽器はあまり評判が良くないようですね・・・

補足日時:2009/07/10 23:13
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この回答へのお礼

いつもご回答ありがとうございます。ジャズラインユーザーなのですね。非常に参考になります。
実際、何度も楽器店で試奏していますが、このインレイの大きさはやはり気になりますね。仰るように、エボニーの部分とインレイの部分で感触がかなり異なるので違和感があります。
ニューヨーカーのほうは、大きさは同じくらいですが、斜めのラインが入っているので感触は若干ましです。ただ私も音的にはメイプル合板のジャズラインのほうが好みなので(ニューヨーカーはスプルース単板)、できればこちらにしたいところですが、これが樹脂となると購入意欲半減ですね。まだ貝なら気持ち的に我慢できますが・・・
一度フジゲンに問い合わせしてみようと思います。

お礼日時:2009/07/10 02:11

こんにちわ


これは各メーカーによる考え方なので何とも言えませんね。

話が逸れますが、ネック材にハードメイプルを使うかバーズアイやフレイムメイプルを使うかと同じ認識だと思います。強度面、安定性を考えれば間違いなくハードメイプルですが、調度品的な印象を与えるため杢がキレイなバーズアイやフレイムを使うっていうことと近いと思います。
目が飛び出るような高価なものでも見た目が面白くないハードメイプルを使うっているのはメーカーの考え方なわけですね。

これを踏まえてお話しすると
高級品に必ずアバロンやパールが使われているわけではありませんよね。
フェンダーカスタムショップの製品でも、いくら以上のモノにアバロンインレイが使われているわけではなく、モデルの印象によって変えています。

また、樹脂の方がフィンガリング時の指版抵抗が少なく運指がやりやすいというギタリストもいますから一概には言えません。樹脂インレイ一つをとっても加工国や加工工程などで製品差が発生しますから、高級品には高級品用の樹脂を使用しているとも言えます。


ダキストの場合はジャズギターですから見た目がゴージャスな面を重視していることもあるかとは思います。ですが、使用するにあたり例えばステージでピンスポットが当たった場合の照り返しが激しかったり、他の製品とのイメージ差別化のために、あえてアバロンやパールを使用していても研磨の段階で輝きをあまり出さない加工を施しているのかも知れません。

仮に樹脂でも、しっかりとした製品ですので廉価版の樹脂インレイとは全く異なるものだと思いますよ。安定感は抜群ですし。

回答になっていないかも知れませんね。ごめんなさい。
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
高級品だからといって、天然ものの貝が使われるというわけではないのですね。
楽器はアクセサリーや調度品ではなく、音楽を奏でるための道具ですから、あくまでもプレイヤビリティ優先されるべきなのでしょう。とくにフェンダーのギターなどは道具的性格が強いですから、その傾向は顕著でしょう。
ダキストの場合は、もともとジェームス・ダキスト氏は、派手派手な装飾で有名なダンジェリコのギター作りを学んだわけで、独立後もダンジェリコ直系といえるギター作りをしていました。しかし師匠ダンジェリコと違う点は、ダキスト氏は軽々しい素材選びを嫌い、極力プラスチック等を使わず天然素材にこだわった傾向が見られます。
現在の国産ダキスト製品は当然レプリカですが、仮にも偉大なルシアーの名を冠する限り、本人の製作意図を無視したギター作りはさすがにできないと思います(と信じたい)。プレイヤビリティ以前にそういった思想は受け継がれるべきという私の勝手な思い込みで、現行ジャズラインも当然天然の貝だと思いたいのですが・・・。

それにしても、このギターのインレイはあまりにもデカいですね。ジム・ホール所有のオリジナルジャズラインよりもデカいようです。
さすがにこんなにデカイと少々目障りです。これで樹脂だったら悲しいですね。もう少しリサーチと実物検証を続けます。

お礼日時:2009/07/09 17:05

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