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弱酸と強塩基の中和点が塩基性に、
強酸と弱塩基の中和点が酸性になる理由が分かりません。
少し前までは、
強いのと弱いのが打ち消し合って、酸が余るからという、
2-1=1的な発想で納得してたんですが、
弱酸・弱塩基では、電離反応が平衡状態になっているということを知って思ったのが、
例えば塩酸とアンモニアの場合、
アンモニアは NH3 + H2O ⇆ NH4^+ + OH^- となっているから、
そこに塩酸を加えるとH^+ + OH^- → H2Oという反応がおきて、
水酸化物イオンが減り、右に平行移動するはず。
それなら、中和点はpH=7になるのではないでしょうか?

A 回答 (2件)

塩酸とアンモニアの場合はNH4Clという塩ができますが、ほとんど完全に電離し、NH4+とCl-というイオンが存在することになります。

また溶媒の水も電気平衡の状態にあるのでH+とOH-のイオンも存在します。ここでNH4+はOH-と結合しやすいため一部はNH4+ + OH- ⇔ NH3 + H2Oと反応します。H+とCl-は電離したままなので結合はしない。[OH-]が減少するが、Kwは一定なので、[OH-]の減少を補うために水の電離が進んで[H+]が増加する。よって酸性となる。
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>>NH4^+ + OH^- となっているから、



このように単純に考えて良いのを「強塩基」といいます。
ご質問者はこれを「弱塩基」と知っているのに、なぜ、簡単にこのように考えられたのでしょう?
理解のためのヒントは、ココにあるように思います。
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