アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

レーザーディスクの映像は、デジタルではなく、アナログだというのを
最近知ったのですが、当時、VHSビデオよりも、かなり映像がくっきりして、きれいに見えたのですが? どうしてアナログで、あのように
きれいな画像が実現できたのでしょうか?

VHSのように、ノイズや色むらがないのは、もちろんですが、
当時は、デジタルだから、映像がきれいなんだと思っていました。

A 回答 (1件)

アナログ記録なので、1秒30コマがしっかり記録されている。

30センチの盤を採用したのは、アナログで片面30分を記録するには、この大きさが適当でした。レコードと同じサイズ、というのがポイント。
後に長時間記録ディスク規格が追加され、片面1時間が可能。

VHSと違い、記録帯域を大きく取ったのでNTSC信号の規格帯域の殆どを劣化なく記録出来る。ヒトコマに使う記録容量がVHSより多い。水平解像度は350本(長時間ディスク)~450本(標準ディスク)と高画質を維持。普通のアナログ地上波放送よりも上の記録です。

レーザーによる読み出しなので、VHSテープ記録の再生の様に隣り合う信号の干渉の影響を殆ど受けない。色ズレ、色ムラの発生が殆ど無い。

記録はコンポジット(色信号と輝度信号が混合)なので、初期モデルは再生プレーヤーの性能よりも、モニターのYC分離回路の善し悪しで大きく画質が変わります。後期のS端子搭載モデルのなかには、コンポジット端子はダイレクトではなく、S端子回路経由で再混合させたものがあり、S端子のほうが高画質、と変な印象を与えたモデルもありました。LDの場合ダイレクトならコンポジットの方が画質がいいはず。

パイオニア陣営では、製品化する作品のマスターテープのクオリティの追求が高かった。元が良くなければせっかくの高画質フォーマットも無駄になるので、VHS、VHDレベルでのマスターテープではリテイクを出した事も多かったのです。ここもLDが高画質の重要なポイントです。

音質に関しては、アナログのFM音声と、後から追加されたPCM音声があります。

1983年からLDを愛用していますが、今でもLDのほうが綺麗に再生出来る作品が結構沢山あります。思いつくままに書いてしまいましたが、勘違い、間違いがあったら笑って許して下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しく書いていただき、どうもありがとうございます。

参考になりました。

お礼日時:2009/08/11 22:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!