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当方、高村光太郎研究家です。
昭和18年(1939)発行の雑誌『飛行日本』に光太郎の書いた随筆「飛行機の美」が掲載されていますが、その中に「当時(注・20世紀初頭)のアメリカに於ける飛行熱は恐ろしい勢で奔騰(ほんとう)した。飛行船の前駆としての軽気球の研究もそれと平行した。私の教をうけてゐたボオグラム先生の友人であつたベルギイ人のポオル・ノツケエといふ彫刻の大家の如きまでが、その研究熱にまきこまれ、遂にブルツクリンで墜落して死んだ。」という記述があります。
この中の「ベルギイ人のポオル・ノツケエといふ彫刻の大家」というのがどういう経歴の人物なのか、何かご存じの方はご教示下さい。

A 回答 (1件)

koyama2870 さん はじめまして



ご質問にあります-ポオル・ノツケエ-の略歴は

Paul-Ange Nocquet(1877-1906)
彫刻家・作家・気球飛行士
ベルギー生誕、1903年アメリカに移住(亡命?)

二人のベルギー人彫刻家に師事
Constantin Meunier(1831 ブラッセル・エテルベェク生-1905 同市イクセル没)
http://www.fine-arts-museum.be/site/FR/frames/F_ …
Jef Lambeaux (1852 アントワープ生-1908 ブラッセル没)
この二人の作品から、おおよそ作風は想像可能かも知れません

1900年には、世界的に有名な建築家-Victor Horta-も受賞の
Prix Godecharle(35歳以下の芸術家を対象) を彫刻部門で獲得

作品とか、生誕都市などは、力及ばず不明です

今回、高村光太郎の新しい一面に触れられ、感謝致します
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この回答へのお礼

有り難うございました。

anapaultole様のおっしゃる通りで正解だと思われます。

また何かございましたら宜しくお願いいたします。

お礼日時:2009/08/30 17:31

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