池波正太郎の短編集「上意討ち」のおしまいに「晩春の夕暮れに」という短編があります。その中に、筒井土岐守忠親という人物が出てきます。
Q:「土岐守」という官職名、受領名は実際にありましたか。
池波正太郎「上意討ち」
http://lounge.cafe.coocan.jp/novels/000921.php
A 回答 (3件)
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No.1
- 回答日時:
参考URLの過去の質問をご覧ください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1258289.html
自称という可能性もありますが、小説内の設定として「大名」とありますので、官位を授かっていた可能性はあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95% …
たとえば、筒井で思いついた戦国大名筒井家ですが、末裔が伊賀守、和泉守、紀伊守、肥前守等を名乗っています。
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1258289.html
ご回答ありがとうございます。
小説ですから、実在だった筒井家とは無関係な話だと思います。
ただ、「土岐守」という官職名、受領名は実際にあったのかどうかの質問です。
No.2
- 回答日時:
土岐は国名ではありませんから土岐守などど言うものはありません。
美濃守であればありますが...ご回答ありがとうございます。
>土岐は国名ではありませんから
そうなんですよねえ。
土岐という名族はありますがね。
もし、土岐氏が土岐守を貰うと土岐土岐守とややこしいことになります。
ただ、池波正太郎は歴史小説ではないですが時代小説をたくさん書いています。ですから、こんなところでムチャクチャは書かないだろうという気持ちもあって質問しました。
No.3
- 回答日時:
少なくとも正式な官職・受領名ではないと思います。
ただ、「守」ではありませんが、相模国三浦の三浦氏の当主が「三浦介(みうらのすけ)」を称したり、
周防山口の大内氏の当主が大内介(おおうちのすけ)を称したりしたことがあります。
もちろん正式な官職・受領名ではなく、在庁官人として相模介や周防介であったところから称しはじめたようです。
ここから先は思いつきですが、土岐氏は美濃源氏として有名な一族ですので、もしかしたら小説の
筒井という大名は、土岐氏の流れを汲むという設定などで、「土岐介」よりワンランク上の「土岐守」を
作家が創作したのかも……。
三浦介、大内介というのがあったのですか。郡クラスですね。
そんなところからヒントを得て「土岐守」、なるほど。
おもしろいですね。
ありがとうございます。
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