No.18ベストアンサー
- 回答日時:
意志・想像力は光より速いのではという提案が劣勢なので、そちらの観点から。
まず、物理現象はおそらく宇宙全体で同じ法則になっていると考えられています。
したがって、同じ(条件の閉じた)部分系があれば宇宙のどこでも同じことが起きると考えられます。その意味で私たちは、想像力で見たこともない宇宙の果てのことを時空を超えて(ある範囲で)知っています(あるいはそのつもりです)。
たとえば、ながーい棒が宇宙全体に貫いていて、ある方向に平行に進んでいるとして、
その棒が地球を横切ったときには、
地球を含んだその棒に対して平行な直線上にある場所では
たとえ宇宙の果てでも横切っていると想像できます。
つまり、私が或る人に今日手紙をだしたら(おそらく)
明日とどくだろうとか、その返事も近々返ってくるだろうというのと同じです。
世の中のお約束や習慣的な想像力を使えば、知らないところのことだって、
未来だって予測できます。
そういうことを意志・想像力は光より速いと考えるのであれば速いですし、
局所的にある情報を離れたところに伝えるのは有限の時間が必要だと思います。
No.19
- 回答日時:
参考程度に
光より早いものってありますか?
未来予言や未来予知が存在して少しはあたることもあるようなので、光より早いものはありそうですね。
ただ証明はされていませんね。
No.17
- 回答日時:
度々出てきてすみません。
登場するのはこれが最後にしたいと思います。ニュートリノは質量0で光と同じ速さを持つと考えられていました。しかし最近ニュートリノに質量があることが確認されました。去年ノーベル賞を受賞した小柴教授が作った(スーパー)カミオカンデの実験です。したがって真空中の光以上に速くなる可能性のあるものはやはり波動関数の収縮以外にないと思います。量子力学では遠く離れたものに関する知識が変わるだけではなく、状態も変わるのです。その意味でNo15の方が挙げているような古典的な状況とは違うのです。波動関数を収縮させるものは人間の意識であるという考え方があります。オカルト学者などではなく、ウィグナーやフォン・ノイマンのような大家がそう考えたのです。もしこれが正しいとすれば人間の意識が光より速く伝わって遠くのものとの相関が起ると言えないこともない。しかし現在は波動関数の収縮における意識の役割は実験的に否定されています。粒子1と粒子2からなる系を考え、全体は粒子1がAで粒子2がBの状態と、粒子1がBで粒子2がAの状態の重ね合わせであるとします。粒子1と粒子2が遠く離れてから粒子1を観測しAの状態であれば粒子2はBの状態であったことになり、粒子1を観測しBの状態であれば粒子2はAの状態であったことになります。したがってアインシュタイン、ポドルスキー、ローゼンの3人は相対論を破るような非局所的長距離相関がない限り量子力学は不完全な理論であると主張しました。これが有名なEPRのパラドックスです。これは昔は思考実験としてしか考えられませんでしたが、技術の進歩により実際に行うことが可能になり、アスペによって実験が行われました。結果は量子力学が正しいことを示すものでした。アインシュタインたちがあるはずがないと考えた非局所的長距離相関があったのです。これは光より速いものが存在することを意味するのでしょうか。このようなことを考えてほしかったのですが誰も量子力学の観測理論を勉強してくれなかった様です。No.16
- 回答日時:
意志が光より早く伝わるというのは疑問だと思ういます。
No.15について、誰に伝わるのが早いのですか?
ロケットに乗っている宇宙飛行士に伝わるならば、
光の方が早いに決まってます。
光は、月まで8秒でつきます。伝える手段は、電波による通信でしょうから、光とほぼ変わらないはずです。それに伝えるためには人の行動時間もあるので遅くなるはずですが?
光より早いものは存在しません、
たとえば、月と地球の間に棒を渡したとします(現実には無理でしょうが・・・)棒をつく(押・引)という「信号」を送るとすると月の方側では、瞬時に伝わるので光の8秒より早いと思いますよね。ところが実際は
「棒の長さが一度縮む為に光より遅く伝わる」
らしいのです。
No.14
- 回答日時:
#12の方へ
スピンの変化が何に起因しているか(原因は何か)を解明していますか?
「二つの粒子からなる系」とは、純粋に思考的に作り出されたもので、本当にこの系で相互干渉無くスピン変化が起こりえるでしょうか?
以上。
No.13
- 回答日時:
>光より早いものってありますか?
>また、「意志や想像力」などの「思考」は物理的に解明されているのでしょうか?
解明はされていません。
しかし、思考が遠くまで届く可能性については、
心理学と物理学の両面から研究がされており、
シンクロニシティーと呼ばれています。
思考が遠くまで届くとき、光速を超える
可能性についても検討課題のようです。
No.12
- 回答日時:
光速を超えて離れた場所の情報を瞬時に知ることは可能です。
全角運動量は0であるが、それぞれの角運動量は確定していない二つの粒子からなる系があるとします。この二つの粒子が遠く離れてから一つの粒子を観測してスピンが上向きであったとします。するとその瞬間に波動関数は収縮してもう一つの粒子がどれほど離れていようとスピンが下向きであることが分かります。別に現代物理学を越えてなどいません。現代物理学の創始者の一人であるド・ブローイがずっと昔に指摘したことです。前の回答にも書いたように「量子力学では情報が光速を超えて伝わるのか?」ということが問題になりました。この問題に回答される人も量子力学の観測問題を勉強されることを希望します。No.11
- 回答日時:
物理学では、直接的であれ間接的であれ、観測されていないものは理論・提案に過ぎないという立場はご存知ですね。
光の最速性については、正確に言えば光より早い伝達手段(情報の伝達)はない、ということです。
「意思や相続力」でも「気」でもよいのですが、離れたところに伝達されたことが証明できますか?つまり、あなたの頭に浮かぶことではなく、離れたところにあなたが「考えたこと」「想像したこと」が伝わらなければ、光より早いという比較ができません。
それができれば、あなたの理論は今の物理学を越えたところに達したことになります。ぜひ挑戦してみてください。
以上。
No.10
- 回答日時:
yosh3さんが書かれているように「光より速いものはない」というのは正確には「真空中の光より速いものはない」というべきでしょう。
神経のインパルスの伝導は電線中を電子が流れるような伝達ではなく、膜の電気的な興奮の伝達で、速いものでも数十m/s程度です(光どころか音より遅い)。最近宇宙線の観測から、相対性理論に疑義が出されています。宇宙線のエネルギーが相対論から要請されるGZK限界を超えてしまうのです。これに対し、doubly special relativityが提案されています。だからといって、光より速いものの存在が示されたわけでもGZKの問題が解決したわけでもありませんが。doubly special relativityについては下記URlを参照して下さい。
参考URL:http://www.wikipedia.org/wiki/Doubly-special_rel …
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