この人頭いいなと思ったエピソード

恥ずかしながら、これまで漫画を読んでばかりいて、本を読むのとは縁遠い生活をしてきました。
昨年、家の書棚にあった司馬遼太郎さんの「項羽と劉邦」という本にふと目が留まり読んでみたところ、とても面白く、なぜ今まで読書をしてこなかったのだろうと後悔しているところです。

項羽と劉邦を皮切りに、家にあった司馬遼太郎さんの書籍は全て読み終えましたので、なにか次の作品を読んでみたいと思っているのですが、たくさんありすぎて何を読めばいいのか分かりません。

そこで質問なのですが、皆様のお薦めの本がありましたら是非アドバイスをお願いいたします。
現代小説や推理小説、恋愛小説などはあまり興味を持っておりませんので、出来ましたら

・古代~中世以前くらいまでの歴史小説(国はどこでも構いません)
・おおまかに史実に基づいているお話
・読書初心者の私でも読めるような、難しい内容・難しい言い回しでないもの

でよろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

ども、私も本を読み始めたのは遅かったのですが、


最初のうちは新書が扱いやすいし読みやすいようですよ。
文庫も安くていいんですが、新潮社や岩波書店なんかだと文字が小さくて、
読んでも読んでもページが進まない感じがして疲れちゃうんですよね(汗

既出、北方水滸伝は私も大好きです、オリジナルに時間の流れを盛り込み、
オカルトを排したおかげで泣ける北方ワールド満載、長いのがお好きならお勧めです。
長いのと言うのなら、吉川英治あたりの新聞連載小説は、不思議と長いのでも行けます。
「平家物語」は長過ぎるとしても、「宮本武蔵」なんかはどうでしょう?
一般に流布している宮本武蔵(実物とはちょっとちがうらしい)はこれだと発見させられました。
時代小説指向なら平岩弓枝の「御宿かわせみ」や池波正太郎の「鬼平犯科帳」という週刊誌連載のものだと、
長いのですが一話読み切りみたいなところがあって、どこから読んでも楽しめてしまうのが不思議です。
それと、映像作品はオリジナル小説と別物と気づかせてもらいました。
毛色の変わったところで、史実は離れてただ中世ヨーロッパの雰囲気を取り込んだファンタジー戦記、
ジョージRRマーティンの「氷と炎の歌」シリーズ(まだ未完)は、吉川の武蔵にも通じるのですが、
登場人物がなかなか幸せになれないと言う、読者泣かせのつぼを心得た作品です。
あとは、中国語圏で絶大な支持を集める武侠小説(チャンバラ物)の金庸作品にもいつかは挑戦してみてください。
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この回答へのお礼

たくさんのご回答をありがとうございました。こちらで一度にお礼文失礼いたします。
図書館に行って探してみたのですが、さわりだけ読んでみて面白そうな本がたくさんありとても感激しています。
皆様、本当にありがとうございました!

お礼日時:2009/09/16 18:15

司馬遼太郎は全部お読みになったということで、



北方謙三の水滸伝(正確に言うと歴史ではありませんが)
を私もオススメいたします、とにかく読みやすい、話が面白い。

あとこちらはちょいと趣向が変わりますが夢枕獏の陰陽師、
こちらも一度試してみては?これに関しては趣味と違うかもしれないので
オススメ!とまではいきませんが、こちらも昔の日本の雰囲気を味わうにはもってこいです。
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司馬遼太郎氏の本はいわゆる「司馬史観」と呼ばれる解説が多く差し込まれているのですが、吉村昭氏の歴史小説は事実にぎりぎりのところまで迫る緊迫感があります。


 どれを読んでも面白いと思いますが、「ポーツマスの旗」、「長英逃亡」、「零式戦闘機」、「天狗争乱」は面白かったです。
 司馬氏の薀蓄もなかなかですが、事実の持つ緊張感に引き込む魅力を有している点では吉村氏の方が上と感じています。
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項羽と劉邦にはまれたのなら、塩野 七生さんの「ローマ人の物語」をオススメします。

今も刊行中(のはず)の現役の方がローマに住まわれてまで古代ローマ人の歴史を掘り起こして書かれたモノです。
半端じゃなく面白いのですが、真面目に書かれたものなので、良く覚悟は要ります。

お手軽なものなら、18史略か史記あたりをオススメします。いずれもいろいろな人が小説等に起こしています。
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>家にあった司馬遼太郎さんの書籍は全て


とのことですが、全作品そろっていたのでしょうか?
エッセイや対談物などは除いても結構な作品数がありますので、未読の物があれば全部読まれても良いのではと思います。
ただ、一人の作家の物だけでは飽きるでしょうから、
たとえば、No.1さんも薦めておられる「三国志」初心者ならばやはり吉川英治が良いのではと思います。三国志に関しては小説もマンガも色々とありますから逆に定番中の定番の吉川版もしくは三国志演義をまずは押さえてはと。
また、そのほか著名な歴史小説家と云えば海音寺潮五郎とか山岡荘八、新田次郎などが定番でしょうか。
陳舜臣の小説十八史略なんかも面白いですね。そう言えば陳さんも三国志を書いていたはず。
ローマ史ならば塩野七生の「ローマ人の物語」が大変面白かったですね。
また、小説では無いですけど「史記」「戦国策」「十八史略」なんかも面白いですよ。ただ、訳によって馴れないと辛い物から、初心者向けまでありますけど。
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北方謙三の水滸伝をおすすめしたいです!!


私も人に薦められて読み始めました。
複数の知人が絶賛していたのが読もうと思ったきっかけです。
11世紀くらいの宋で起きたクーデターの物語です。
人間模様の描写がすばらしく、感情移入しつつ楽しめます。
ジーンと来る場面がいくつもあり、泣けます。
ただ、史実の人物、出来事は出てきますが、あくまでもフィクションです。
19巻完結なので、読み応えあります。
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三国志がベストでは?

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