海外(アジア)の経済系の大学院(修士課程)進学を考えているものです。

大学では薬学を専攻し、今は社会人をしています。

海外の大学院に進学するために必要な経済学の知識を得るためには、最少量でどの程度の経済の知識が必要でしょうか?受験対策ではなく、経済学の学部生なら、このくらいは身につけてて当然というような知識レベルはどの程度でしょうか?

今のところ、(多少の偏りは承知の上で)スティグリッツ入門経済学、およびスティグリッツのミクロ、マクロ経済学を和訳版、英語版両方使って読み進めています。内容は全部理解するつもりです。

独学が主になるので、その他にお勧めというか、必修の教科書がありましたらご推薦お願いします。どこの大学院に行くにせよ、このくらいは絶対に身につけておいた方がいい、というような教科書がありましたら教えてください。

経済学に必要な数学、統計の基礎知識と英語は問題ありません。英語の教科書でも(日本で手に入るのなら)問題ありません。

スティグリッツと多少内容がかぶっていても、エキサイティングな教科書があればご推薦お願いします。

ちなみに経済学の知識はまったくゼロでしたが、スティグリッツを大変面白く読んでいます。最高に面白いですね、経済学って。

皆さまどうかご教授よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

「ブラック・ショールズ式に四苦八苦している」とのことなので、金融工学とか企業金融方面に主な関心があるのでしょうか?



それなら
1.よくわかるファイナンス(久保田)
→ 企業金融論の全体を概観するのにいい
2.金融工学入門(ルーエンバーガー)
→ 金融工学の数理全般について概要を知るにはいい
3.金融証券のためのブラック・ショールズ微分方程式(石村)
→ 数学的構造よりも内容を概観したい場合にいい。
4.よくわかるブラック・ショールズモデル(蓑谷)
→ ブラック・ショールズ式の導出が非常に厳密で省略が無いため式の展開を追うのにいい。しかしリスク中立化法による証明が無いので習熟する必要はない。
5.フィナンシャル・エンジニアリング(ハル)
→ 金融工学全般のテキストとしてもっとも定番。
6.コーポレート・ファイナンス(ブリーリー・マイヤーズ)
→ 企業金融論のテキストの決定版。今のところこれを越えるスタンダードはない。
など。修士のテキストとしてなら、まず5と6は必須でしょう。その他は数学力や本の体裁など好みで選んで、そこについてる参考文献リストから読むものを決めるのもいいかも。ただ、いずれのテキストも独習するのはかなりシンドイと思います。特に金融や計量分野はたくさん手を動かしてデータ加工したり実証したり問題演習したりしないとぜんぜん身につかないので。独習するなら問題を解いてみてください。
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この回答へのお礼

またまたご回答ありがとうございます。

ブラック・ショールズ式を勉強してるのは、単に「ノーベル経済学賞」を受賞していたからで、その基本的な内容と、導出方法くらいは理解しておいた方がいいかなと思ったからです。まず式自体が美しいですし、導出過程に熱物理学やブラウン運動の記述が出てくるのも好みです。あとは経済学部の学部生なら過去の有名なノーベル経済学賞の内容くらいは理解してるだろうという勝手な想像からです。基礎となる数学分野の抽象程度(確立微分方程式など初めて見たので…)に少々圧倒されましたが…、幸い日本語の解説サイトも山のようにあるので、時間とさえ格闘すれば理解できそうです。

あと、修士レベルの勉強をしたいのではなく、受験対策とは別に、修士過程に入学するのに必要な最低限の知識を得るのが目標です。経済学のあらゆる分野に関心はあり、具体的にどの分野がどれか一つを専攻したいという考えは、今はありません(というか、まだ選べません)。他のあらゆる分野に経済学的思考を応用して何が生まれるのか…試してみたいというのが、勉強を始めた動機です。新しい式や概念に出会うたびに、たとえば量子力学や医学薬学の最先端に経済学はどのように応用できるのか?他の分野には?逆は?とかを毎日考えています。

経済学の勉強を始めたおかげで、毎日が非常に刺激的になりました。Bigorange9様に紹介していただいた本の何冊かは、性格が変わってしまうくらい影響を受けてしまいそうです。

『契約の経済理論(伊藤)』は少し難しいですが、なんとか頑張ってみます。R言語など計量ソフトも学部の時に使っていたMathmathicaの応用で何とかなりそうです。

本当にありがとうございます。

お礼日時:2009/10/09 01:58

経済学のどの分野を専攻されるのかわかりませんが、いずれもミクロ・マクロ・数学・統計学・計量経済学の基礎は必須ですね。

スティグリッツなどは内容はいい物ですが学部レベルなので、数式を使った表現のものがいいですね。以下は必ずしも「最低限」ではありませんが、いずれも定評があるものです。独学しようとすると挫折の危険はありますが・・

1.ミクロ
西村「ミクロ経済学」
岡田「ゲーム理論」または鈴木「ゲーム理論」
伊藤「契約の経済理論」→英語の文献案内あり
難しいのが好きならマスコレル・ウィンストン・グリーン(D向け)

2.マクロ
・斎藤誠「新しいマクロ経済学」(第二版)
・ドーマー「上級マクロ経済学」→英語版の方が最新
※難しいのがスキなら高田訳「マクロ経済学講義」(やや古いけど、この分野で一番難しいテキスト)

3.数学・統計学
数学・統計学が得意ならなんでも可

4.計量経済学
森棟「計量経済学」、田中「計量経済学」
広松・浪花「経済時系列分析」
難しいのが好きならHayashiかGreene
※統計学と計量経済学は違うものです。コンピュータソフトに習熟しているならそのソフトで分析できる計量のテキスト。Eviews、TSP、Rats、SPLUS、C、R、マトラブなどいろいろ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。各分野から1,2個ずつピックアップしてAmazonでさっそく注文しました。計量経済学と統計学って別分野なんですね。コンピューターソフトの扱いは問題ないと思いますが、実習なしの独学なので、どこまで身につけられることやら…。がんばります。

有名大学のシラバスも見て教科書を数冊追加購入しました。今はブラック・ショールズの式を理解するために四苦八苦しています。いろんな大学でオンラインの公開講義も増えてきているのでとても助かるのですが、経済学の講義はアメリカでもなかなか公開されておらず、惜しい限りです。

まずは教えていただいた主要4分野(?)の基礎を固めたいと思います。

回答本当にありがとうございました。また不明な点がありましたら、質問しますので、よろしくお願いします。

お礼日時:2009/10/04 18:06

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