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麻雀初心者です。

麻雀のスジ牌というものを本で読んだりして頭では理解しているのですが、まだ感覚的では理解しきれていないように思います。数学で言えば、計算だけできて応用問題ができないのと似たような感じだと思います。

スジ牌というのは安全牌を見破るためだけに使われるのでしょうか?スジ牌を応用した読みや技などがあると思うのですがどうなんでしょうか?

抽象的な質問ですみません。

A 回答 (6件)

>スジ牌というのは安全牌を見破るためだけに使われるのでしょうか?スジ牌を応用した読みや技などがあると思うのですがどうなんでしょうか?



「スジ」はご存知の様子ですね。
スジ牌は安全牌を見破るのではなく、「自分が捨てたい牌の安全性」の目安という考え方が正しいと思います。
「敵手看破」と言って、リーチ者のアタリ牌をズバリ推理することもできますが、それはあまり意味がなく、というのは、アタリ牌を推理しても、該当する牌が手の内に無ければ敵にアタる心配はありません。重要なのは、「自分が不要としている牌の安全性」であります。
一番安全なのは、リーチ者の現物、ついで、「字牌のポンカス」、それから、「筋にかかった牌」、「カンしてある外側の牌」、「アンコ、ミンコの外側の牌」、「3枚目の字牌」、「リーチ者の捨て牌の最初の数牌の外側の牌」、「ワンチャンスの牌」などが比較的安全な牌として理論書に書かれています。
しかし、「こういう牌は安全性が高い」という守備の理論があれば、それを逆用する攻撃のセオリーが生まれます。自分の捨て牌「現物」待ちでリーチすることは普通はできませんが、それ以外なら、上記の「次善の安全牌」とされている「牌」でアタリとなるテンパイに持っていけば、ツモ上がりの確立は悪くても、オリようとしている相手から出てくる可能性が高くなります。
2ピンを誰かがカンしている場合、1ピンで待つようなテンパイは非常に上がれる確率が高く、ここでシャンポンやタンキで待たれてリーチと来て、「これは安全!」と思って捨てた1ピンで「ロン!」と言われると、精神的ショックからもう立ち直ることができません。カンの外側で待つリーチを「絶壁落とし」と言います。
また、チートイツなどで、すでに河に2枚の字牌が捨てられ、4枚目の字牌を待つタンキ待ちを「地獄待ち」と呼びます。
同じように、シノギの基本として「筋牌を捨てる」というセオリーを逆手に取る戦法もよく使われます。普通は、「4が捨ててあれば、その筋にあたる1と7は安全」と言われるので、あえて1とか7で待つ、すなわち、四万を捨てて、一万と7万のシャンポン待ちでリーチを掛ける、あるいは、5ピンを捨てて2ピンタンキ待ちでリーチを掛けるなどです。
このように、その局で「筋待ちリーチ」=「引っ掛けリーチ」を掛け、もし誰かがオリようとして、筋を追った結果、フリこむと精神的なショックと同時にツキを奪うことになり、その人はズルズルとラスに転落するはずです。

「4.5.6」のいずれかを捨てておき、その筋牌で待つテンパイを「引っ掛け待ち」、更にリーチをかける場合は、「引っ掛けリーチ」といいます。初心者相手のマージャンでは、この「筋引っ掛け(スジヒッカケ)」でリーチを掛けると、面白いように振り込んでくれます。

また、アガれなくても、最後に「テンパイです」といって手を開示したときに、「引っ掛けリーチ」だったことがわかると、「チェッ、引っ掛けか!汚いヤツめ!」と言われるかもしれませんが、以後は、敵が「筋を追いながらシノぐ」ことができなくなります。

先の、2ピンカンのときに1ピンで待つ「絶壁落とし」を喰らい、その後にピンフリーチで安手をアガられ、今度は、「モロ筋引っ掛け」を仕掛ける、次の局では、「地獄待ち」を仕掛けてくる、こういう相手には手のほどこしようがありません。防御のためのセオリーをことごとく逆手に取られると、そいつから「リーチ!」と言われると、現物でベタオリするほかはありません。本来は、筋を追い、カンの外側を捨て、字牌を捨て、リーチに対する「シノギ」を打ちながら、徐々に増える捨て牌(徐々に増える安全牌)を頼りに自分の手牌を再構築して(回し打ち)「追っかけリーチ」にこぎ着けるのですが、「筋はダメ」「字牌も危険」「絶壁落しもやりかねない」となると、安全ゾーンがとても狭くなり、相手は打ちつらくて仕方がない。回すことができなくなります。
いつも両門待ちにならないとリーチをしないという人もいますが、こんな相手はやりやすい。筋を追って行けばフリこむ心配がありません。そのようなイメージを持たれるとナメられます。
逆に、「あいつがリーチを掛けてくると、どこで待っているのかまったくわからない」というイメージだと、リーチさえ掛ければ、相手はベタオリしてくれるので、自分は悠然とツモにかけるというマージャンが打てます。
このように、リーチに対するシノギかたを覚えると、敵のリーチをしのいで回すこともでき、またその一方で、シノギのセオリーを逆手に取ったリーチも打つことができます。
「リーチ」は敵をオロす目的で掛けるときもありますが、ベタオリさせるためには、普段から、「筋待ちの引っ掛けリーチ」や「地獄待ちリーチ」を使い、敵のセーフティーゾーンを無くしておくことが肝心です。また、「地獄待ちは最後の1枚がワン牌に寝ている事もあり、アガれない場合が多い云・・・」などと言いますが、別に上がれなくても、最後に手の内を開示して、「エッ、地獄待ちだったの!」と敵が認識して、「コイツは地獄待ちのリーチを掛ける男だ」と警戒してくれればそれでよいのです。ねらいはそこにあり1局を捨てるくらいどうということはありません。万一地獄待ちにフリこむやつが居れば、そいつは腐りきってズルズルとラスに転落するはずです。オリようとして、安全だと確信して捨てた牌がアタリだったときを「オリ打ち」「死にウチ」と言って、すべてのツキが離れていきます。これをねらうのは立派な戦法で、守りのセオリーに精通したもののみが使える高度なテクニックです。
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この回答へのお礼

色々と参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/26 13:30

スジ牌は安全牌が全てなくなって選択肢にこまったときに捨てるものです。


安全率3~4割ぐらいでしょう。
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逆に危険牌を予想するのもありですね。



俗に言われる裏スジなどいうのも考えます。
裏スジというのは、捨てた牌の一個ズレのスジのことです。
例えば、立て続けに2、7などと捨ててあると、「2・4・5・7」なら2と7を捨てたかな?などと想像します。

そこまではっきりしてなくても、リーチの時や直前に6が捨ててある場合に、「5・6・6」や「6・6・7」から捨てたのではないかと考えて、「4・7」や「5・8」を警戒したりします。

また、明らかなリャンメン落としの場合も気をつけるといいでしょう。
例えば、序盤の4・5(5・4もあり)などの場合に、(4・5・7・8)から落としていることも多いので(二つのリャンメンなのに3つしか待ちがないので、他にもメンツがあれば落としやすい)、6・9を注意したりします。

但し、これらも全て原則論なのでそういう風に思わせるためにわざとしていたりもします。

まあ、スジというのも相手の手を読むための考えの一つで、それだけで全てが解決するということではないので、あまりスジに偏重して考えるとかえって餌食になりやすいです。
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ものすごく簡単にいいます。



私の経験上リーチ宣言牌の筋は安全牌どころか危険牌ですね。
579などのリャンカンが最後にのこったら役無しで赤ドラが入っていた場合5をきってリーチする人が多いからです。

序盤に五萬などが河に捨ててあったらよほど3色などの役にこだわったり捨て牌がもろにチャンタ系でない限り二萬の安全度は比較的高いです。
なぜなら135とあって5を早めに切ると効率がかなり落ちるからです。
(単純に24の受けがなくなるうえに6を引いてのリャンメンも消えますから)
現代の麻雀はスピード重視で誰よりも早くていい形でテンパイするのが優先されますから効率を犠牲にしてまで捨て牌に工夫する人はあまりいません。

ただ勘違いしないでください。安全度が比較的高いだけです。
麻雀はオリると決めたらとことんベタおりで現物があるうちは現物のみです。
麻雀は捨て牌読みより自分の手が行くべきなのかおりるべきなのかを決める押し引きのバランスのほうがよほど大切だと思います。
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223とあって、2を捨ててテンパイすれば待ちは1.4になります。


235とあって、5を捨てれば待ちは1.4になります。
このあたりが筋の基本的な考え方というのはご存じのことだと思います。

普通は誰でも待ちの多い方、あがり易い方に流れるというのが、
筋に対する基本的な考え方です。

リーチ者に対して、リーチ時の捨てハイやその1.2順前の
牌の裏筋、マタギ筋を警戒するというのは初歩的な注意事項ですが、

最初からその待ちを決めてしまって、早めに読まれそうな牌を
順目の早いうちに切ってしまう。

1.3.5とあって、5を切れば、2の待ちはないだろうという
心理を利用したひっかけとか。
ひっかけを想起させないようにやはり、これも早めに切りだしておく。

このあたりは相手が筋を読んでくれない初心者なら意味がなくなりますし、
ある程度、筋を読んでくれる初級者なら、逆手にとったり、
これらをランダムに組み合わせたり、偶然を装ったりして、
自分のレベルをかく乱したりというように、実践では様々な
心理作戦をとりいれます。

中級者以上になるとあからさまなひっかけはしないだろう。と
いう心理を逆手に取ったり、このあたりは相手の読みを利用する
戦略が必要になってきます。

捨てハイによってはピンフ狙いなら筋の読みは有効ですが、
一気通貫やチャンタ狙いの相手なら、手牌が固定されるので、
引っかけが多くなりがちなど、
捨てハイから相手の手の傾向を読み解く技術も必要です。

積ってから考える時間や表情などからも読み取ることができます。
他者の捨てハイに対する反応や表情からも読み取ることができます。

チートイあたりも捨てハイに顕著な傾向があらわれがちですが、
この手は文字通り地獄待ちも可能ですから、なかなか読みも難しいところです。

麻雀は運の要素が強い、高度な心理戦と言われるゆえんです。
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http://www.h6.dion.ne.jp/~ma-.doba/suzi.htm

ご参考までに。

>スジ牌を応用した読みや技などがあると思うのですがどうなんでしょうか?

「読み」は、URLが参考になると思いますが、上級者になれば、これを「逆に利用する」場合も有ります。
「スジ読み」の過信は禁物ですネ・・・。

応用した技は、色々有ると思いますよ。
例えば「一萬」の「単騎待ち」で聴牌したとします。
「ダマ」で打ってたら、「四萬」をツモって来た。
この「四萬」で「リーチ」。
面子の中に、
「一萬は、スジだから安全だろう」
と思って、切ってくれる人がいれば、
「ラッキー、リーチ一発♪」です。
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