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学校の材料力学の宿題で、「耐力の求め方をJISによって調べよ」という問が出ました。
いろいろ調べてみたのですが、いい答えが見つかりません。
詳しい方、解説をお願いします。

A 回答 (1件)

 銅やアルミのように降伏点が明瞭でない金属材料の場合に、降伏応力に対応する値を定義したものが耐力です。

JISの定義では
「引張試験において、規定された永久伸び(0.2%)を生じるときの荷重を試験片の平行部の原断面席で除した値(JIS Z 2241)」
とあります。

 図のように応力-ひずみ曲線で0.2%のひずみ(塑性ひずみ、永久伸び%)を生ずる点Qから、応力-ひずみ曲線の直線部分OA(フックの法則が成り立つ範囲)に平行線を引き、応力-ひずみ曲線と交わる点Pの応力の値が耐力(σ0.2)です。
 JISの記述では、荷重-伸び曲線から求める方法ですが、標線間距離の0.2%の伸びに相当する点から荷重-伸び曲線の直線部分に平行線を引き、荷重-伸び曲線と交わる点の荷重の値を求めて、断面積で割って応力の値を求めるもので、応力-ひずみ曲線から求める方法と同じです。
「耐力の求め方」の回答画像1
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この回答へのお礼

大変すばらしい答えをいただきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/09 00:56

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