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先日、居酒屋(大阪)で支払の際、財布にたまたま80米ドルはいっていたので、米ドルで払えますか?って、ふざけて聞いてみました。ダメだってことでした。まあ、当然やろとそのときはなんとも気にかけなかったのですが。
よくよく考えてみると、以前(10数年前)グアムに旅行したとき、円で払えたような記憶があります。
ほとんど海外に行かないのでよくわからないのですが、米ドルでは支払ができず、自国の通貨のみでしか支払ができない日本って特殊な国なのでしょうか。
商取引なんかで事前に決済通貨を契約している場合を除いてですが・・・

A 回答 (7件)

 年間に10回ほど海外に出かけている者です。

世界をくまなく旅したというわけでは決してありませんが、これまでの経験で言えば外貨をそのまま受け取ってくれる事例の方が限定的です。日本は特殊な国でないということです。
 一般に外貨現金での支払いは(1)会計処理が面倒 (2)為替変動リスクが伴う (3)偽札をつかまされる恐れがある(普段見なれていないので) といった理由から拒まれます。いくら基軸通貨の米ドルであってもです。
 また日本では平成10年の外国為替及び外国貿易法改正により、今は誰でも自由に外貨の両替を行えますが、国によっては個人での両替(外貨払いの受け取り含む)が法律で禁じられていることもあります。

 受け取ってくれる例外は以下が挙げられます。
1. 観光客の利便性
 自国通貨の通用度が高くなく、一方で他国から多くの観光客が来る国では、そのまま外貨で払える事例は珍しくありません。顧客にとっては利便性の点で、店にとっては集客の点で利があります。ご質問中にあるグァムでの日本円払いはこれに分類されるでしょう。空港の免税店もこの一種です。
 私が最近経験した例ではプラハ(チェコ)、ドブロヴニク、スプリット(以上クロアチア)、モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、シギショアラ(ルーマニア)でのユーロ払い、ベトナムでの米ドル払いが挙げられます。No. 4のご回答にある、日本国内で米軍基地のある街での米ドル払いもこの一種と言えます。

2. 国境地域
 国境地域で、隣接国の通貨でそのまま払える事例は多く見られます。
 例えばミャンマーのタチレイはタイ国境に接する町ですが、タイから物価の安いミャンマー側に買い物客が来ることもあり、タイバーツでの支払いも可能です。私は屋台で串揚げを買う際にタイバーツの紙幣を差し出しましたが、なにか言われることもなくそのまま受け取ってもらえました。
 ボスニア・ヘルツェゴビナのネウムは、クロアチアの幹線道路にすこしだけ食い込んだ場所にあり、物価がクロアチアより安いことから「買い物天国」になっています。ここではボスニア・ヘルツェゴビナの通貨(兌換マルク)のほか、ユーロやクロアチアクーナでも支払えます。私は兌換マルクで払いましたが、ユーロ払いの観光客が多数派でした。
 スイス(主に国境地域)でのユーロ払い、マカオ特別行政区での香港ドル払いなどもこれに分類されるもので、例は他にも豊富です。

3. 自国通貨の信用が低い
 インフレが激しい、政府が一部紙幣を突然流通停止にするといった国では、資産を米ドルなど信用がおける通貨で持つことも一般的で、市中の取引きにそのまま米ドルが使われる事例もよくあります。
 上記の1.や2.と重複する部分もありますが、例えばカンボジア、ラオスなどではほとんどどこでも米ドル払いが可能です。私はカンボジアとラオスで、簡易食堂、市場の商店、ゲストハウス、貸し自転車屋などいろいろな場所で米ドル払いをしましたが、受け取りを拒否されたことは一度もありませんでした。
 「韓国では米ドルが幅を利かせている」との回答がありますが何かの勘違いでしょう。私は20回以上韓国に渡航していますがその印象は皆無です。免税店や土産物店は別として、一般の商店で米ドルで支払っている人も全く見かけません。前出のカンボジアやラオスとは明らかに一線を画します。

4. 自国通貨が存在しない
 モンテネグロは自国通貨を発行しておらず、流通している通貨はユーロです。しかしドイツやフランスでユーロが流通しているのとは事情が異なります。モンテネグロは欧州連合との間でユーロ導入の合意はしておらず、一方的に自国内で流通させているだけです。「外貨で支払える」というよりは「外貨でないと支払えない」と表現できるでしょう。
 他にエクアドル(米ドルが流通)、ツバル、キリバス、ナウル(いずれも豪ドルが流通)などの例があるようです。

5. 特別の協定がある
 ブルネイドルとシンガポールドルは両国政府間で1:1の等価との取り決めがされており、一方の通貨をそのまま他方の国で使うことができます。
 私も半信半疑だったのですが、ブルネイでシンガポールドル紙幣を差し出したところ、スーパーマーケットでもフードコートでも、乗合バスでも渡し船でもどこでもすんなり受け取ってくれて拍子抜けでした。

 さてご質問の「大阪の居酒屋で米ドルで払う」ですが、上記の1.~5.のいずれにも該当しなさそうです。居酒屋は外国人観光客を主たる客層とする商売ではありませんから、「米ドルでの支払歓迎」としたところで集客力は変わらないでしょう。大阪は国境の街でもありません。自国通貨はちゃんと存在しますし、その信用も決して低くありません。さらにはブルネイ-シンガポールのような特殊な協定も存在しません。
 よって「米ドル払いを受け付けてくれなかった」というのは別に特殊なことでないと結論できます。
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5です。


かなり前の話ですけど、韓国へ行ったときウォンで払おうとしたら、米ドル持っていたらそれで払ってくれと言われましたよ。これって幅利かせてるのではないですかね。
ウォンより米ドルか日本の円だったですね。
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2です。


他の方への補足ですが、自国通貨を信用できないと米ドルやユーロで決済が可能になります。韓国で米ドルが幅を利かせたり、ロシアではルーブルより米ドル、米ドルよりユーロを国民が信用してるはずです。こうなると需要と言うより信用、それが需要なのかもしれませんが、、、。

紙切れに1万円と印刷したにすぎないもの(1枚のコストは30円以下)に1万円の価値を認めるのは、みんなの信用とコンセンサスです。それがお金というものです。
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店によりますね


三沢や佐世保・沖縄等 米軍基地がある地域では
ドルで払える店はたくさんあります

この回答への補足

なるほど、需要があれば払える状況が自然とできるということですね。よくわかりました。
ちょっと掘り下げて質問なんですが
基軸通貨である米ドルでは支払ができず、自国の通貨(リラ、ウオン、ユーロ、元・・・)のみでしか支払ができない(日本は特別な需要(米軍基地近辺)がある地域では決済できる)ことはごく一般のことであり、おおかたの国では基軸通貨である米ドルでは日常生活に必要な決済はできないものなのでしょうか。

国によって違うと思いますが、日本のような国が多数派なのでしょうか。

補足日時:2009/11/20 11:31
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グアムが特別。


観光が主産業のグアム。その観光客の8割を占めるのが日本人。お得意様の日本人は無視できない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かにグアムは特別かもしれませんね。ハワイなんかもそうなんでしょうかね。何せ海外はグアムにしか行ったことがないもので・・・

お礼日時:2009/11/20 11:29

たしか1989年の外為法改正で、日本国内で誰でも外貨を支払ったり受取ること自体はできるようになってます。


一時、ドルでも買い物できる店がニュースになったりしましたが、その後どうなったのやら、、、。日本人の一過性です。
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この回答へのお礼

外為法改正のときにニュースになったんですね。米ドルで決済できるよう政府が促せば、今の円高ドル安少しは解消するかも知れませんね。今日はドル88円代になったとかニュースで言ってました。

お礼日時:2009/11/20 11:27

それは店によるんじゃないですか?


ドルで払える店もありますし
要するに需要が無いだけかと思います。
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この回答へのお礼

早急な回答ありがとうございます。
需要があればってことですね確かに大阪ではあまり需要なさそうです。

お礼日時:2009/11/20 11:23

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