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昭和60年代、中央ゼミナール、代々木ゼミナールで大人気だった大西憲章先生という化学の講師がいました。私はその先生の大ファンでその先生がくり返しくり返しじゅ文のような唱えて教えてくれていた豆知識が受験終了後もずっと頭に残ってとても役に立ちました。いまでもよく宴会のネタに使ったりします。その中に、表題の「水1Lとアルコール1Lを混ぜると1.8Lになる。」というのがありました。理由はアルコール1分子は水1分子を吸着してCH3-CH2-OH・8H2Oという分子?になるからということでした。私は信じて疑わず、結構長い間みんなに(偉そうに)教えてあげてきたのですが、20年以上たって、京都大学医学部卒という自信満々の友人から「ほんとか、信じられない。」とつっこまれ、悔しくていろいろ探したのですが、あろうことかどこにもそういった事実は見つかりません。大西先生の名誉のためにも、どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、どういうことだったのか教えていただけませんか。?

A 回答 (6件)

エタノールと水の場合、1.8Lは大げさですが、約1.97Lになります。


http://http://www.nmij.jp/~dsmnt-tech/cal-ver/al …

これは、水分子の構造と大きな分極によって隙間が大きい構造を保っていることや、エタノールのヒドロキシル基と水の水素結合がかかわってきます。

 水だけ(ビスマスなどもあるけど)固体よりも液体の密度が大きなのも、そのためです。 水の結晶(氷)が溶けると水分子がその隙間に入り込む。

 アルコールと水か混ざると、アルコールのヒドロキシル基と水分子の間で水素結合の再構築がされるのですが、結果的にエタノール分子の一部が水分子の隙間に入り込む形になるとイメージできると思います。
 結果的に体積が少し減る。

 確かベンゼンは高温高圧化では水と混ぜると体積が3倍になる。逆もある。

>理由はアルコール1分子は水1分子を吸着してCH3-CH2-OH・8H2Oという分子?になるからということでした。
 それはないです。
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この回答へのお礼

詳しい回答どうもありがとうございました。
やはりそうでしたか。アルコール1分子は水8分子を吸着するというのは誤りなんですね。ちょっとショックです。

アルコールを飲んだ後にのどが渇くのはアルコールが水を吸着してしまうために脱水傾向になるからだと信じていたんですが、それも誤りなんですね。ちなみに飲酒で脱水傾向になるのは本当なのでしょうか。?

今まで20年間、この話を聞いて「へえー」って信じてくださったみなさん、ほんとにごめんなさい。

お礼日時:2009/12/13 00:52

体積の減じる理由は、No.2さんが詳しく解説してますので参考にして


 下さい。エチルアルコールと水を等量混合した場合、体積は
  約96.5%になると覚えておいて下さい。
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/12/16 10:08

>ちなみに飲酒で脱水傾向になるのは本当なのでしょうか。


 基本的にアルコールは人体にとっては猛毒です。
酒 - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB% … )
エタノールと人体 - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BF% … )
アルコールの体内代謝と関連障害( http://www.e-clinician.net/vol37/no396/pdf/sp02_ … )

そのため、できるだけ早く代謝して体外に出そうとする。その過程で水が必要になる。

【引用】____________ここから
二日酔いの最中にはひどく喉が渇くが、これはアルコールの利尿作用により体内の水分が排出され、脱水症状状態になっているからと考えられている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで
[二日酔い - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%97%A5% … )]より
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ただ、アルコールの代謝過程で水が必要というのは間違いじゃないでしょうか。私も少々アルコールの代謝経路に関しては学生時代に勉強しましたが、最終的に水と二酸化炭素に分解されることの勘違いでは。

利尿作用があることは知っていましたがそれだけで脱水にまでなるんですね。

ま、とりあえず、今回は吸着でないということが大きな収穫でした。

お礼日時:2009/12/13 16:19

共有結合によるものではないとしても水和という概念からは正しいのではないかと思います。

ブルーバックスで最近水を主題にしたものが出版されています。この本には詳しく水とアルコールの反応のことが書いてあります。
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/12/13 07:57

まず、アルコール=エタノールという前提でお話します



>「アルコール1分子は水8分子を吸着する」
という説明はありえませんが、水とエタノールを混ぜれば体積が減少することは確かなようです

ただし、wikipedia(english)によると25℃で1.92になるはずなんですが
http://en.wikipedia.org/wiki/Ethanol#Encyc_Chem

これは、おそらく水とエタノールの強い相互作用(水素結合などの)の影響でしょう


ちなみに水とエタノールの混和は発熱です
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/12/13 00:53

混合した場合、熱の発生が認められれば分子の結合が考えられますが、多分比重を0.79とした場合、先生は1.8kになると言わんとしていたのではないですか?。


水の1000ccは1000グラムですが、アルコールが0.79ですから役800(790)グラム。混ぜ合わせると、簡単に考えれば89.5%のアルコール度になるのみでしょう。
 間違っていたら御免なさい。バイバイ
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
いえ、一升瓶の絵を描いて、量が減るというのを説明されたのを覚えています。あくまでも吸着なので化学反応の話ではないはずです。

あと、本文中「アルコール1分子は水8分子を吸着する」の間違いです。

お礼日時:2009/12/12 23:20

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