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「ぶす」というお狂言を拝見してまいりました。

太郎&次郎冠者が「離せ、離すまい」ともみ合った挙句、とつぜんスローモーションがかかったようになり、太郎が「名残の袖をおおお振り払いいいい」とイイ声で謡うのです。
また二人で扇をさらりと開いて、「十口食べても死なれぬめでたさァ」と舞うのです。
あれは能をパロディにしてるのですよね?ものすごく面白かったんです。
で、あそこは「道化のくせにイイ声で謡う」とウケて、終わったら「おー」とみんなで拍手をして、昔のお殿様だったら「褒美を取らす」と言いたいような、そういう場面だと思ったのですが、
・・・周りがそういうノリではなかったので控えめに笑っておきました・・・国立能楽堂で、大ウケしちゃいけませんか・・・?
そういう場面なんですよね・・・?能のパロディですよね・・・?
たとえばサーカスのピエロがオペラ歌手のように歌ったら、拍手と歓声が起きると思うのです。苦笑まじりの。「うまいじゃん(笑)」とか。

あれは能のパロディだから、すごく面白い場面である、という解釈でよろしいでしょうか?そして、大笑いしてもようございますか?

それとも単に、ひとりだけ違うテンションでウケることが人としてイカンでしょうか・・・??

A 回答 (1件)

この演目、中学のとき課外授業で生まれて初めて観た狂言です。

(能はまったく覚えていない。)
事前に注意されたのは、いでたちや所作だけを見て笑ってはいけない、ということだったように記憶しています。

このご質問をなさるということは再びご覧になることがありそうと解釈しますが、その場面、すごく面白い場面という解釈でよろしいかと思いますので大笑いして構わないでしょう。ただし、控えめに、短めにして、謡と被らないようにし、周囲に迷惑を掛けないことが優先されます。
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この回答へのお礼

「謡とかぶらない」は重要ですね!!
そうですね、いかに面白かろうとも、口元をタモトで隠すぐらいが日本女性の嗜みでございましょうね・・・自分の解釈が間違っていなかった、と言って頂けて大変嬉しく存じます。また楽しみに能楽堂へ運んで参ります。たいへん勉強になる回答をありがとうございました。

お礼日時:2010/01/04 13:59

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