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はじめまして。中3のしおりというものです。
パレスチナ問題について、中学生でもよくわかるようなサイト又は説明をお願いします。
いろいろ検索して探しているのですが、
いまいちよくわからなくて・・・。

よろしくお願いしますm(__)m

A 回答 (4件)

パレスチナは元々ユダヤの土地であり、イスラムの土地であり、ペルシャやアラブの土地でもあります。

それは紀元前のバビロニア王国、ユダヤ教の成立や紀元後のキリスト教、イスラム教の成立などに遡る話です。
それ以降、近代まではアラブやトルコ系のイスラム国家社会で占められていたパレスチナに第二次大戦後、突然ユダヤ民族の国家が出来ました。現イスラエルの誕生です。ユダヤ人にとっては2000年ぶりくらいの彼岸の国家復活。しかしその土地を奪われたアラブの民はもちろん納得がいくはずもありません。これ以後、4度の中東戦争が繰り返されました。
ユダヤ人はずっと国を持たない民で、血のつながりとユダヤ教によって共通意識を持っている一団(民族?宗教団体?)です。紀元前に国家が消失して以来、世界中に拡散しました。彼らがはるか先祖の地に第二次大戦後に舞い戻り、突然国家を建設したのです。それを手助けしたのが英国です。
英国は第二次世界大戦前後の国力の衝突時期に、自国に有利な展開を創出するためにユダヤ人の援助を求めます。その見返りとしてユダヤ人がパレスチナに国家をつくることを保障しました。(バルフォア宣言)
ところが英国はその直前に同様の政略的理由からアラブの一人の長に軍事的な側面援護を求めていました。その見返りにパレスチナを含む地域のアラブ独立国家の建設を約束していました。(フセイン-マクマホン協定)
当時、中東の大部分は英国の影響下にあったので、英国はこのように傲慢で無責任な約束をしていたのです。さらに英国は欧州社会の中では自国の権益を守るためにサイクス・ピコ協定を成立させています。
これら3つの約束が現代のパレスチナ問題の直接の原因になっています。英国はこの地域から手をひきますが、ユダヤ人がその代わりに後継者として求めたのがアメリカです。商才に長けたユダヤ人社会はアメリカでも深く根ざしていて、ロビー活動などを通じて、アメリカの国家政策をイスラエルに有利なように働きかけることに成功してきました。それはアラブ人の反感を買うことになり、国力では劣るアラブの民衆がテロという手段をとってアメリカに報復するようになっているのが現在の状況です。

中学生の方には難しいでしょうが、実は日本の大半の大人も理解はしていないと思います。
理解しようと思うなら、基礎知識を習得した上、上記の3つの約束事を認識する必要があるでしょう。その上でさらに映画などを通じ、迫害の民と呼ばれるユダヤ人や中東の解放に尽力した西洋人の感情に触れるのがよいと思います。(映画は十戒、アラビアのロレンスなどを中心にしたものが多数あります。)
せっかく興味を持たれたのであれば、ネットで安直に理解しようとせず、図書館や本屋で歴史をひもとくことをお勧めします。

参考URL:http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~penguin/Letterkiso1.ht …
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この回答へのお礼

historya1さん、はじめまして。
回答ありがとうございました。

説明+サイトまで教えていただいたので、
とても、わかりやすかったです。

>せっかく興味を持たれたのであれば、
ネットで安直に理解しようとせず、
図書館や本屋で歴史をひもとくことをお勧めします。

そうですね^^
図書館が遠くてなかなか行かないのですが、
これを機会に時間を作って行ってみたいと思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/05/29 16:57

 No.1の方が紹介しているサイトが、最も分かりやすいでしょうね。

そのサイトで、中東問題を扱っているのは以下のページです。


http://www.nhk.or.jp/kdns/_wakaran/02/0413.html

http://www.nhk.or.jp/kdns/_wakaran/99/0523.html

http://www.nhk.or.jp/kdns/_wakaran/98/1025.html
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この回答へのお礼

izumokunさん、はじめまして。
回答ありがとうございます。

わざわざ、サイトから調べて教えて頂き、
ありがとうございました^^
1つだけ見つけて、
「あっ見つかった!」
で終わってしまってたので、見落とすところでした(汗

本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/05/29 16:51

パレスチナ問題は相当古い時代からの問題です。

歴史でも勉強したと思うけど十字軍の話とかも全部からんだ話です。体系的に勉強しないとむずしいね。簡単に話すと宗教の話になる。パレスチナはイスラム教とユダヤ教とキリスト教の聖地です。そこでいろんな宗教の人が集まってユダヤ教信じる人はユダヤ人だ、イスラム教信ずる人パレスチナ人だと言ってもめてるのです。世界中の紛争は宗教問題が多いです。ユーゴスラビアはギリシャ正教とカトリックとイスラム教に分かれてもめていました。また、インドとパキスタンはヒンズー教とイスラム教に分かれて争っています。イギリスの北アイルランドはカトリックとプロテスタントで争っています。宗教の問題は難しく大人でも理解するのは大変です。
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この回答へのお礼

hanakagoさん、はじめまして。
回答ありがとうございます。

社会の時間では、パレスチナ問題という言葉だけを習って、その中身まではやらなかったので、1からとなり、さらに難しかったです。。。
でも、いろんな方が、(もちろんhanakagoさん含め)丁寧に教えてくださったので、助かりました^^

本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/05/29 16:47

パレスチナ問題は複雑で、本当はとても中学生には理解


できるような内容ではないんですけどね(;^^)

歴史・地理・政治・宗教・安全保証・治安・テロ問題、
ありとあらゆる難しい問題が絡み合っています。

それでも知りたいというのであれば、とりあえず
「週間こどもニュース」
で概略は理解できると思います。

パレスチナや中東といった言葉の出てくる内容を選んで、
読んでみてください。

「週間こどもニュース-今週のわからん」
 http://www.nhk.or.jp/kdns/_wakaran/wakaran.html

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kdns/_wakaran/wakaran.html
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この回答へのお礼

cse_ri2さん、はじめまして。
回答ありがとうございます。

とてもわかりやすいサイトでした^^
これを参考にもう少し色々調べてみますね!

本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/05/29 16:42

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