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硫酸と塩化ナトリウムと過マンガン酸カリウムを混ぜて塩素が発生する
とどこかで見たのですがちょっとわからないです

硫酸が触媒で酸化還元反応ととらえていいですか?
また反応に関するヒントなどを教えてもらえたら幸いです

A 回答 (2件)

多分反応そのものは「塩化物イオンを過マンガン酸イオンで酸化する」だと思います. 硫酸は酸性にするため, かな? 塩基性だと発生した

塩素が不均化しそう.
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Cl2の実験的な製法として教科書に出てくるのは固体の塩化ナトリウム、酸化マンガン(IV)に濃硫酸を加えて加熱するというものです。


過マンガン酸カリウム、硫酸、塩化ナトリウムの組み合わせでも起こるでしょうが製法としてはあまり使われていません。過マンガン酸カリウムのほうが二酸化マンガンよりも強い酸化剤ですが、高い薬品を使う程のことはないということだろうと思います。

2NaCl+2H2SO4+MnO2→Na2SO4+MnSO4+Cl2+2H2O
または
2NaCl+3H2SO4+MnO2→2NaHSO4+MnSO4+Cl2+2H2O  (1)

普通、塩素の製法として出てくる反応は濃塩酸に酸化マンガン(IV)を加えて加熱するというものです。シェーレが1774年に初めて塩素を得たときに使われた反応です。
4HCl+MnO2→MnCl2+Cl2+2H2O  (2)

このHClはもっと古く、海塩と濃硫酸から作られていました。HClの名前は海酸、または海塩酸でした。
NaCl+H2SO4→NaHSO4+HCl  (3)  

(1)の反応は(2)と(3)を組み合わせたものになっています。

(2)の反応はMnO2による酸化です。
(3)は揮発性の強酸の塩に不揮発性の強酸を加えると不揮発性の強酸の塩と揮発性の強酸が得られるという反応です。揮発性の強酸が気体となって出て行くということで反応が進むと説明されています。
硝石と濃硫酸で硝酸を作るという反応も同じ仕組みのものです。

高校の教科書にも以前は載っていました最近はわかりません。
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