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資産計上とリースの比較についての質問です。

多くの企業はサーバや機械を購入したとき、リース契約を結びますが
1000万円の投資をして例えば5年リース(料率1.85%)なら1110万円
トータルコストが発生します。
一方、資産計上した場合、固定資産税率1.4%とすると残存簿価に対して
1.4%しかかかりません。

つまり、5年間しか使わないとすると明らかに資産計上の方がトータルコストが
安くなるのに、どうして多くの企業はリース契約を結ぶのでしょうか?

根本的に何か考え方に抜けているのでしょうか?

A 回答 (1件)

専門家でなくて恐縮ですが、おそらく3つほど理由があると思います。



第1はキャッシュフロー確保の問題です。
潤沢な自己資金を蓄えている企業は意外に少ないものです。
借入して設備投資することも可能ですが、それだと運転資金が不安になってきます。これが一番大きいと思います・
事業継続にとっての生命線はキャッシュフローです。
どんなに赤字が続いてもキャッシュさえ確保できていれば倒産することはありません。

第2は管理の問題です。
資産管理台帳で管理するのは意外に大変なことですし、メンテナンスも結構大変です。
管理部門が手厚い企業は自分のところで管理すればよいのですが、多くの企業はなかなかそうはいきません。

第3は決算書の見栄えの問題です。
先の2つよりかなり落ちる理由だと思いますが・・・
リースの資産は現状オフバランスなのでその分自己資本比率が高くなります。
自己資本比率が高いということは安全性が高い、ということなので企業としての信用力(≒資金の調達力)が高くなります。

思いつくのはこんなところでしょうか。
ご参考まで。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

ご回答いただいた内容は私もおおよそ想定しておりました。
やはり、そうなんですね。

個人のお金に対する考え方と企業のお金に対する考え方は
本当に違うものですね。

会社経営というのは、あまりに長期視点で物事を考えるのはNGなのかもしれませんね?
いいように言えば、明日には明日の風が吹く的な考えでないと、めまぐるしく変化する
グローバル社会を生き抜いていけないのかも知れませんね。

お礼日時:2010/02/14 02:08

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