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浅田選手の鐘の魅力を解説してくださいませんか。

浅田選手の鐘、見れば見るほど好きになります。

でも、言葉でうまくいえません。

どなたか、鐘の魅力を解説してくださいませんか。

A 回答 (6件)

最初見た時、とても難しい曲だな、と思いました。


普通のスケーターじゃとても、魅力あるプログラムにはできない、と。

でも、takotakoqさんのおっしゃる通り、
見れば見るほど、人を引き付けるプログラムでしたね。

素晴らしいと思ったのは、浅田選手が、新しい自分を見せてくれたこと。

実は私、一昨年まで浅田選手がそこまで好きではありませんでした。
かわいいし、上手だし、でも高橋選手などから伝わってくるような
「人間味」「感情」「喜び」が伝わってこないな、と。

表現のキムヨナ、技術の浅田、なんて一時は言われていて
2009-2009シーズンには、スパイラル等で
あえて笑顔を見せる浅田選手がいましたが、どうも不自然で
コーチに「笑え」と言われたから、ここで笑ってるんだろうな、と
見る側に思わせてしまっていた気がします。
これならまだ、昔の自然に笑みがこぼれる真央ちゃんのほうが・・・なんて思った人も少なくはないのではないでしょうか。

でも、この鐘で、浅田選手は「振り付けだから」表情をつけるのではなく
本当に、曲に入り込んで感情を表せる選手になった、と私は思っています。

同じスパイラルなのに、ショートとフリーでは全然違いますよね。
そしてなんといっても、最後のストレートラインステップ

ステップに入る直前には、一度止まって節目を付ける選手がほとんどですが
そこをツイズルという技でつないで、入るところから、最後まで
もう、もうのすごい迫力でしたよね。オリンピックでも。

あんなに冷たく、熱く、美しい表情をした選手はなかなか見れないですよね。
そして浅田選手がもともと兼ね備えていたアスリートとしての技術はそのままに
見事に表現力をも兼ね備えたものになった気がします。
(オリンピックでは、そこをもうちょっと評価しほしかったですね!)


かわいい真央ちゃん。そんなイメージを一掃した浅田選手
これからが楽しみですね。

ちなみに、タラソワコーチは、この「鐘」の振り付けを
以前、サーシャ・コーエン、ミッシェル・クワンに振り付けようとしたことがあるそうです。
ただ、コーチ交代や怪我で実現しなかったとか。
コーチにとても、思い入れのある長年温めてきた曲なのではないでしょうか。

もう一回放送は終わってしまいましたが
NYKで放送した「真冬の挑戦者~バンクーバーへの道~ 浅田真央」
という番組で、浅田選手の「鐘」にフォーカスを当てて1時間特集をしていました。

そこで、浅田選手がなぜこの曲を選んだか、去年の苦難の原因や
乗り越えたきっかけを詳しく解説していました。
まさに、「鐘」のドキュメンタリーでした。

NHKは再放送することも多いですし、BSでもいつか再放送するのでは?と
思っています。こまめにテレビ番組表をネットで検索すれば
いつかご覧になれると思います。

↓この青嶋さんのコラムでも、浅田選手の「鐘」が絶賛されていましたよ。とても素敵なコラムでした。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figur …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

高橋選手も素敵ですね。道、大好きです。
実は私は今までマイムなんてフィギュアにそんなに必要じゃない、と思っていました。
スピンやスパイラル、ステップなどの美しさこそが表現力だと。
高橋選手の道を見て自分の考えは間違っていたと思いました。
回答者様がおっしゃるとおりです。
ピエロのマイムから「人間味」「感情」「喜び」などが伝わってきました。

浅田選手の鐘のマイムや表情からも高橋選手と同様のものを感じます。
おっしゃるとおり「振り付けだから」表情をつけているという感じは全くありません。

>同じスパイラルなのに、ショートとフリーでは全然違いますよね。
特にフリーのスパイラルが好きです。
スパイラルにあんな表情をつけた選手が今までいたでしょうか。
(あんまり詳しくないので、いたら教えてください♪)

>そしてなんといっても、最後のストレートラインステップ

そうか、あのステップに凄い迫力を感じるのは
ツイズルでつないでいるからなんですね。
凄い体力いるプログラムですよね、
浅田選手にしか跳べないトリプルアクセルを除いても
他の人にはちょっとできないんじゃないでしょうか。

>あんなに冷たく、熱く、美しい表情をした

なるほど、そうですね、二面性のあるところも魅力なのですね。

オリンピックの採点はもう、なにがなんだかわけわかんないです。

あと従来の浅田選手とは真逆のものをひきだしてきたタラソワコーチもさすが、と思います。
でもネットでは選曲批判、タラソワ批判があって悲しい。

文学作品よりも娯楽作品を、というのが世の流れなのかな。

「真冬の挑戦者~バンクーバーへの道~ 浅田真央」
ぜひ見たいです。
再放送を期待します。

ご紹介いただいたコラムもよかったです。

地の底からわき上がってくるような動きの力強さ。
堂々と、高く高く、長い脚を掲げるスパイラルのすごみ。
この世のすべてをつかんでしまいそうにあやしく動く、黒い手のひら。

すでに詩人ですね。
そして、とても的確に鐘を表現されていてさすがです。

お礼日時:2010/03/05 12:21

よくぞこの質問をしてくださいました! 真央選手の”鐘”、大好きです。

あの重苦しい曲想が、真央選手の苦しみの表現にぴったりなのです。ジュニア時代は「ジャンプの天才」と言われ、ヨナ選手よりも上位だった真央選手なのに、シニアでは逆になってしまった真央選手。トリプルアケセルの不調、トップアスリートとしてのプレッシャー、答えに気配りが必要なマスコミのインタビュー、いつもプラス思考でいなければならないストレス・・・。あの曲は、そんな真央選手の、いつも隠してる(=かくさなければならない)苦しみなのだと思います。幸い大会ではフリーとショートプログラムで2曲選ぶことができます。今回あの若さで”鐘”を選んだ真央選手でしたら、次回も、ひとつが真央選手らしい明るく賑やか、スケートの楽しさを表現しやすい曲なら、もう一つは”鐘”のような苦しさを表現する曲を選んでほしいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>あの重苦しい曲想が、真央選手の苦しみの表現にぴったりなのです。

やっぱりここですよね。鐘の魅力は。
味わってきた敗北感や苦しみがあったからこそ鐘を演じることができたということなのかも。
転んでもただおきないところが素晴しい。
浅田選手は他の誰よりも強い精神力を持っていると感じさせられます。

テレビなどではキムヨナのライバル対決、などと報じられたりしますが
浅田選手が闘っているのはキムヨナというライバルだけではないように思えます。
なんかもっと大きなものと闘っているようにも思えるんです。


私も”鐘”のような苦しさを表現する曲を選んでほしいと思います。
で、さらにイメージを突き破って驚かせてほしい!

お礼日時:2010/03/05 11:57

…初めてあの曲,あの振り付けをみた時は


正直、“何じゃこりゃ~~!★”
と思いました。

あのどど~んと暗い音楽。
まるで溺れているかのような過剰な手足の振り。
思いっきり眉間にシワを刻んで滑るのがぴったりの構成。
やたら体力を消耗するだけで見栄えがせず、
救いの無い,オチの無い,
見ている方までどど~んと落ち込んでしまいそうな終わり方…。

何でよりにもよって、あの真央ちゃんにこんなプログラムを押し付けるのか。
もっと彼女の年齢や個性にふさわしい、音楽や振りや衣装があるのでは?

と、思いましたよ。最初は。

でも、回を重ねて見ていくうちに、見解が変わりました。
あの【鐘】は、
今の19才の浅田真央自身,そして彼女が置かれている状況を
如実に現していて、そこがいちばんの魅力なのだと思います。
わずか19才にして、あの重圧の中で、孤独の中で、
常に上へ、上へと駆り立てられる苦悩やストレスは
我々一般人には想像を絶するものでしょう。
子供の頃からほとんど変わっていない愛らしい外見や
淡々としたインタビューでの受け答えからは
とても想像できない、凄まじい内面の葛藤や強さがあるのだと思います。
あのフリーの演技は、
私には浅田選手の叫びそのもののように見えたのですよ。
2回のジャンプでのミスも含めて、
むしろ完璧でなかったこと故に、
“まさに今、現在の等身大の人間・浅田真央”を強く感じたんです。
“真央ちゃん”ではなく、“浅田真央”。

人が心を動かされるのって、
技術の高さや、よどみの無い美しさだけではありませんね。
そこに、どれだけ『気』がこもっているか?
気に感応する、というのがあるのではと思います。
少なくとも私はそうでした。

本当に彼女は色々な可能性を感じさせてくれる
素晴らしい選手です。
これから何を見せてくれるのか、実に楽しみです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も最初はよくわかりませんでした。
今までと同じ妖精のような演技を期待していたのかな、と思います。。

>でも、回を重ねて見ていくうちに、見解が変わりました。
そう、そう、見るごとに味わいが増す、というか、あんなプログラムは見たことありません。

>今の19才の浅田真央自身,そして彼女が置かれている状況を
如実に現していて、そこがいちばんの魅力なのだと思います。

きっとそれで浅田選手はこの曲を選んだのですね。

重圧・孤独・常に上へ、上へと駆り立てられる苦悩やストレス、
浅田選手の叫びそのもの!

皆さん、解説がうまいなあ
泣けてきます。

確かに妖精が人間の女性になったというか、そういうエロチシズムを感じました。

>人が心を動かされるのって、技術の高さや、よどみの無い美しさだけではありませんね。
そこに、どれだけ『気』がこもっているか?

そうか、気がこもっているからあんなに感動するのですね。

世界選手権が楽しみですね!

お礼日時:2010/03/05 11:44

フィギアはショーではなく、スポーツです。


スケート技術を競争するスポーツです。

浅田真央は天性のスケート技術があります。
オリンピックでトリプルアクセルを決める事自体快挙です!

キムヨナは良いという人は間違いです。
あれはスポーツではなく、ただの人に見せるためのダンスです。
アイスダンスのショーに行けばいくらでも見れます。
この人はもうスポーツをしていません。
アスリートとして戦っていません!

とにかく、スケート技術に注目して下さい。
言っている意味が直ぐに分かります。

浅田真央は凄く上手いです!
 だれよりも最強です!
果敢に限界に挑むアスリートの姿が鐘に表現されています。
 
鐘の演技中にトリプルアクセルを2回も成功させていますから、
 どう考えても金です!
アスリートの挑戦する姿勢、そして成功!
 それが鐘の中に描かれています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

浅田選手のトリプルアクセル、凄かったですね!

技術的なことはよくわからないけれど
スパイラル、スピン、ステップの他、マイムのところなども
凄く美しいと思います。
美しいだけでなく情感があるというか。

キムヨナ選手の演技は申し訳ないけれど一度見たら飽きてしまいました。
ジャンプなどすごい、と思うんですが
なんかひきつけられない。
回答者様がいうように闘う姿勢がないせいかもしれませんね。

>果敢に限界に挑むアスリートの姿が鐘に表現されています。
うむ~、うまいこと言いますね。
そのとおりです!

>どう考えても金です!

私もそう思っています。
浅田選手は日本の宝だと思います。

お礼日時:2010/03/05 11:32

女王キムヨナに挑戦を挑む気迫と、


アスリートとして高度な技術への挑戦、
今までのイメージを一新するプログラムへのチャレンジ、
そして、4年間の金メダルへの想い、執念、

が、「鐘」の重厚な音楽とマッチして日本人の心を揺さぶったように思います。


途中、「宮迫です!」見たいな動きが気になりましたが。^^;
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに凄い気迫でした!執念を感じました。
スパイラルのところでは、あの妖精のような浅田選手が般若に見えたほどです。
従来の浅田選手の魅力とは真逆のものを引き出してきたタラソワコーチって
ただものじゃないですね。
なんか映画を見てるような、そんな演技でした。

>途中、「宮迫です!」見たいな動きが気になりましたが。^^;

あはは。うちのダンナもそんなこと言ってました。

お礼日時:2010/03/03 11:36

鐘の魅力って何ですか?


顔ですか?
それとも瞳?
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