プロが教えるわが家の防犯対策術!

若くして亡くなった作曲家が、もし長生きしていたら・・?

こんなことを考えてあれこれ妄想してしまう私って変でしょうか?
ベートーベンやリストなど、それなりに長く生きた作曲家は、だんだん作風も変わり、進化を遂げていますよね。。

モーツアルト、シューベルト、ショパン、メンデルスゾーン、、有名な作曲家には余りにも早く亡くなってしまった人が多く、本当に残念です。
現代なら治る病気なのに・・。

彼らがせめてあと20年長生きしたら、、、その少し後の流れを汲んだ音楽に接していたら、、、さらにどんな素晴らしい音楽が生まれていたことでしょう・・?

それとも、、、シューベルトやショパンは、自分の死が近いことがわかっていたからこそ、晩年のあの素晴らしい作品群を作り出すことができたのでしょうか・・?

A 回答 (4件)

本当に、惜しまれますね。

私も、時々そのように考える事があります。

そこまで早世とは言えなくても、まだまだこれからも意欲的に作曲できただろうと惜しまれる作曲家は他にもいます。

ウェーバー、シューマン、ビゼー、ムソルグスキー、スクリャービンなどが挙げられるのではないでしょうか?

特に、ビゼーはカルメンなど、大作を書き上げ、これからどんな曲を世に出してくれるのだろう、という矢先に亡くなってしまいました。オペラを少なくとも、もう一つ、名作を残せたのではないでしょうか?

モーツァルトは、ベートーヴェンの音楽に影響を受けて、レクイエムのような暗く深い音楽も多く残すようになったかも知れません。

ウェーバーは、まだまだオペラや協奏曲などを書いたかも知れませんし、舞踏への招待などのような、ピアノ音楽を多く残し、その大家となっていたかも知れません。

メンデルスゾーンが長生きをし、更に多くの名曲を残していれば、後のナチスの芸術政策に対する抗力として働き、近代ドイツの歴史は変わっていたかも知れません(ちょっと大袈裟ですが)。

シューベルトは、未完成を完成させていたかも知れませんし、それに匹敵するような交響曲を新たに書いたかも知れません。

ショパンやシューマンは、双方長生きする事によって、もっと互いに影響を与え合えたかも知れません。

スクリャービンの後期の作品は、幽玄の世界にどんどんと進んで行きましたが、更に数十年後には、また別の境地に辿り付いたかも知れません。


もっとも、多くの作曲家は、だいたい50歳くらいで、その創作黄金期を終えるようなので、60歳、70歳になっても変わらず名曲を生み出し続けるかと言えば、そうでもないようです。
しかし、上記どの作曲家も、あと10年、せめて5年でよいから長生きして欲しかった、と残念に思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
ビゼーのオペラ、本当にもっとあったら素晴らしいでしょうね。。
メンデルスゾーンもあんなに素敵なバイオリン協奏曲を作ったのですから、次はピアノの協奏曲も書いたかもしれませんね。。
それに、確かに、他のユダヤ人の音楽家たちも触発されて、もっと早く、広く活躍していたかもしれません。
スクリャービンの独特の世界がさらにどんな風に進化を遂げたのか、、、とても興味があります。
ウェーバーのオペラや協奏曲も聴きたいところです。

何やら、どんどん妄想が広がります^^;

お礼日時:2010/03/18 01:11

アマデウスさんには、何としてでも「レクイエム」を仕上げて頂きたいです。



たとえそれで寿命が縮んだとしても…(半分本気です)

聞くたびに名曲だと思うのですが、もし彼が全てを書き上げていたらどんな曲になっていたのだろうと、そのたびに灼けつくような気持ちも同時に生まれてしまうんですよね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

モーツアルトのレクイエム、本当に最後までモーツアルト自身で仕上げてほしかったですね。。
素晴らしいあの曲、、彼が作ったら、どんな風に幕を閉じたのでしょう・・?

お礼日時:2010/03/05 00:48

>若くして亡くなった作曲家が、もし長生きしていたら・・?



>こんなことを考えてあれこれ妄想してしまう私って変でしょうか?


そんなことは無いと思いますよ。 クラシック音楽のファンなら、少なくとも、一度はそういう思いに駆られたことがあるのではないでしょうか。

ラヴェルにしても、晩年は病気で、頭の中に鳴っている音楽を書きとめることが出来なかったそうです。 

ブルックナーが第9交響曲を完成してくれていたら・・・、モーツァルトが、レクィエムを完成していたら、と思うと残念でなりませんね。

シューベルトなんて、それこそ若かったですから、これからという時ですよね。 もう少し長く生きていてくれたら、規模の大きい作品(交響曲、オペラ)の傑作を残せたのではないでしょうか。

彼らほどの人々が、5年でも長生していたら、音楽史ももっと実り多きものになってはずです。

また、シベリウスのように、晩年の30年程、ほとんど作曲していないひともいて、分からないものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

シューベルトはあんなにたくさんの素晴らしいリート曲を残しているし、交響曲も、グレートや未完成など、数少ないながら、レベルの高いものを残していますものね。。
長生きしていたら、本当に素晴らしいオペラが生まれていたのでは・・!
アバドがシューベルトの唯一のオペラを上演したことがあるという話を聞いた気がします。
まだ習作だったのかもしれませんが、オペラを作りたいという願望は持っていたのでしょうね。
本当に惜しいことです。。

お礼日時:2010/03/05 00:44

それが宿命なのでしょうね。

。。
もし長生きして、例えばショパンなら「バラード」「ポロネーズ」のように少ないナンバーのものも増えているでしょうし、「英雄」「幻想」「軍隊」よりももっと人々が感動する曲が出来ていたかもしれません。
すると、いま代表的にあげられる「英雄」などは逆に取り上げられず、あのホロヴィッツの「英雄」の名演奏が聴けていなかったかもしれません。
現代から江戸時代へいった医者のドラマ「仁(JIN)」のように、タイムスリップして早死にした人たちを長生きさせてみると、現代の音楽全てが変わっているでしょうね。。。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

宿命、、本当にその通りですね。

代表作とされているものが、長生きしてより多くの作曲をしたとすると、代表作ではなくなってしまう可能性、確かにありますね。
けれど例えばベートーベンの場合、晩年近く、交響曲なら9番合唱付きを作りましたが、もっと若い時の運命や田園など、今でも超名曲として取り上げられています。
ピアノ曲ではハンマークラヴィアソナタや32番ソナタに至る進化を遂げながら、悲愴、月光、熱情などはやはり名曲として大人気です。

タイムスリップ、、してみたいです。
昔から現在までの音楽の変遷に不満とかではなく、単純に、若くして消えてしまった素晴らしい才能が惜しまれてなりません。。

お礼日時:2010/03/03 23:53

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!