こんにちは。
この場合の大作曲家と言うのは小中の音楽教科書に顔写真入りで載るぐらいで、
時代は古典・ロマン派辺りの人たちです。
不幸な人とは不幸に見える人、のことです、本人は幸せだったかも知れません。
印象深いのがベルリオーズ。すごいインスピレーションが生まれ、
「私はこれで交響曲を書きたいのですが書いているうちに餓死してしまうでしょう。」
(死ぬ前に気が付いてほしいところです)
シューマン:クララが居たが、自殺未遂、精神療養所で没す、46歳。
シューベルト:ベートーベン死去翌年に腸チフスで没す、31歳。
ベートーベン:
何と言っても音楽家が耳が聞こえなくなると言う大ハンデ。その他片思いなど色々。
モーツァルト:
本人の主義か奥さんか、ともかく宵越しの銭を持たない、無心多し。
その父「なぜ生徒を取らない?! 作曲では食っていけない!」 映画での問題発言。
バッハは大丈夫、いいお父ちゃんやってます、子らが20人近い(そっちでも偉大な父)
私見ですがバロックの頃は音楽家は保護されていたような?(教会、貴族)
それが古典になって音楽自体が自由になった、で食える人食えない人の差が激しく?
●現代でも名立たるビッグネーム達がなぜ不幸な人ばかりなのでしょうか?
●裕福は×、ストイックでないと真の芸術は出来ない、と言うことなのでしょうか?
宜しくお願い致します。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
作曲家に限りませんが、アーティストというのは「凡人じゃないから」「浮世離れしているから」なんていうと聞こえはいいですが、ただ単にあまりにも好き勝手し過ぎて自分で墜落したパターンが多いように思えます。
No.3の方の話を読んでやはり思い出したのが、ドビュッシー。この人は生涯(かなりハードな)女性問題が絶えませんでした。それにより多くの友人も離れていき、孤独が付きまとう人生だったようです。(ただ近年、本人が資産家の愛人(後に結局くっついた)に当てた手紙なんかが見つかり、仏本国では「遊びでも地位目当てでもなく、本気だったのならまぁ仕方ない」というような評価にはなってきているそうですが。)
あるいは、アーティストというのは職業柄、とてもセンシティブで繊細です。他の人ならさらっと流してしまうことも、人一倍強く感じてしまうということもあるかもしれません。作曲家なんてのはまだマシな方で、自分の思考に溺れ過ぎて窒息していくというのは、作家や哲学者や思想家のような精神世界にとらわれた人なんかに多いですね。
あまりにデリケートに物事を考え過ぎる人というのは、やはり(無駄な)苦悩を抱えがちですね。世界がバラ色になるか暗闇になるかは、結局本人の考え方次第ですので。
それからもう1つ、これは理由として一番大きいかも。
偉大・天才・芸術家・・・等というレッテルが貼られた時点で、大衆はそれに「劇的」な話(とりわけ不幸話)を期待しがちなのです。
現実問題、この質問サイトを少し見てもおわかりかと思いますが、現代においても、異性問題、金銭問題、苦悩からウツになった、重い病、愛する者を失ったor死んだ(これは最大の絶望ですね)・・・なんて話は、一般に溢れかえっています。
それが、例えばモーツァルト(この人は特に、過大評価されがちなクラシック作曲家の象徴ですね)なんかだと、「女好きで浪費家で好きなことばかりして働かないろくでなし」ってだけの話で「ああやっぱり芸術家だ」という話になるのでしょうね。
>名立たるビッグネーム達がなぜ不幸な人ばかりなのでしょうか
そうではなく、名の知れない一人の人がどんな悲劇に陥っていようと、誰にも話題にもされないってだけだと思います。まぁそりゃ当然ですね。
ただ、一見波乱に満ちて見える有名人達の陰に、それ以上の様々な幸せや苦悩を背負っている人達が何億人もいる、という事実は忘れては駄目だと思いますよ。
・自堕落
・デリケート
・廻りが期待して作っちゃう?
上の2点でまず芸術家の素質あり、と言うことでしょうかね。
何か少し欠落した部分がないと凄い創作が生まれないのか。
どうもありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
ボロディンという存在を忘れてはいけません。
「韃靼人の踊り」で有名な作曲家です。ところがボロディンの本職は化学者で、そちらの方面でも有名でした。彼は実は音楽家としてはアマチュアです。大学は化学系の学部に進学し、医学大学の教授になり、生涯を有機化学の研究に捧げたのです。有機化学反応の一種には、「ボロディン反応」という反応があります。
亡くなった理由こそ動脈瘤破裂ですが、これは現代人にも多いので、このことだけで「特別に不幸だ」と言うことはできません。「天は二物を与えず」と言うことわざが必ずしも成り立たない、顕著な例です。傍目から見ても充実した人生だったことでしょう。
アマチュア音楽家だから認めないかというと、そういうことはなく、もちろん音楽方面でも一流。「イーゴリ公」「中央アジアの草原にて」は偉大な作品ですよね。
あっ、稀にこう言う人居るみたいですね。
私なんか一つも極められない。
ボロディンは知りません、どっかで聞いているのでしょうけど。
どうもありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
ロッシーニは幸せな人生だったようですね。
作曲家としてもベートーベンに羨ましがられるぐらいで、実業のようなこともやり美食家で女性にももてて、長生きした。曲も名前も後世に残った。
ご質問の答えにはなっていないかもしれませんが…ごめんなさい(^^>
こんな人もいるなあと思いだしたので書いてみました。
リストとかメンデルスゾーンも裕福だったみたいですね。
(これは親が金持ち?)
いいところばかりじゃないですかロッシーニ。
ベートーベンに少し分けてあげてほしかった。
どうもありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
本人たちは幸せだったのでしょー
シューマン:若い頃におねーちゃんと寝て病気をもらって後年それが原因で死亡
シューベルト:同上
モーツワルト:同上/他に他殺説、これも嫁にですから若い子と寝たのが原因でしょう
ベートーベンぐらいじゃないですか?不幸なのは
あっ、やる事やってんですね。
でももう少し長生きしたかったんじゃないかなー?
上の3人は短命、ベートーベンは57歳。
ベートーベンは自分の生きたいように生きたような気がするのですが。
でもやはり難聴、遺書まで記して、やはり不幸か?
どうもありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
日本の芸能界でも同じような感じですね。
それが例えばメチャ昔の話なら納得出来るのですが、現代でもそうです。
いわゆるBIGになれる人は何かしら家庭の事情が複雑だったり、片親だったり、国籍が違ったり・・・いろいろな障害(?)を乗り越えた人だけって感じもします。
作曲家だけではなく、画家や作家も死後評価されたりする人が多いですよね?
なぜ生前に評価されなかったのかはわかりませんが「時代」が追いつかなかったのかもしれません。
確かに現代でも似たような傾向はあると思いますが。
でもあの人達の苦難は半端じゃないような?
餓死しちゃうんですよ餓死。
どうもありがとうございました。
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