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血液検査についての質問です。

血液検査で例えばクレアチニンや乳酸などある代謝物質が高い(もしくは低い)と言われた場合、それが腎臓や肝臓の障害を示すものだというマーカーになるのはどうしてでしょうか?

私が疑問に思っているのは、血液は全身を循環していて色々な臓器で血液の受け渡しをしていると思うので、血液中からクレアチニンや乳酸が普段より多く検出されても、その臓器由来なのかという判断は分からないのでは??と思うとなかなか理解できません。。。

どなたか分かりやすい仕組みをご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

A 回答 (1件)

 クレアチニンについて中井利昭 編「検査値のみかた(改訂2版)」に述べられていることを引用してみます。



 クレアチニンは、本来筋組織におけるATP合成のためのエネルギー貯蔵庫であるクレアチン燐酸より代謝されてできる終末代謝産物であり、腎臓そのものとは直接の関係はない。しかしこれは以下に述べるように、腎機能を反映する指標となる。
 クレアチニンは腎臓では主に糸球体で濾過されるほか一部尿細管より分泌され、尿中に排出される。このうち尿細管からの分泌はわずかでありその全体排出量に占める割合も小さく、さらにクレアチニンは尿素などと比べ食物や異化亢進の影響が少なく濃度が安定しているため、クレアチニンクリアランスは多くの場合GFR(糸球体濾過値)と直接相関すると考えられている。(以下略)

 乳酸についての記述は多岐にわたるので引用できません。
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