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海外ミステリーのススメ。

映画は洋画ばっかり見てるんですけど、
小説はかなり前に、シドニーシェルダンを何冊か読んだぐらい。
挑戦しようと思うんですが、何から手をつけようか迷ってます。

好きな作家は、小杉健治、森村誠一、松本清張などです。
社会派や法廷モノが好きです。
孤島に集まって、一人ずつ殺されていく・・・とか、名探偵が何もかもわかった顔で全て解決!なんてのは得意じゃないです。
あまり古いのもちょっと敬遠してしまいます。

そんなわたしに合いそうだなってものがあれば教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

 現代ミステリで一押しなのが、ジョン・ハートです。


 まだ3作しか出ていませんが、デビュー作の『キングの死』はアメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞を受賞し、2作目の『川は静かに流れ』は同最優秀長編賞を受賞しました。日本でも昨年の海外ミステリ年間ベスト10の上位に食い込みました。
 つい先日出たばかりの最新作の『ラスト・チャイルド』はさらに素晴らしく、今年度のアメリカ探偵作家クラブ賞の有力候補と言われ、もしも受賞すれば2年連続受賞という空前の快挙となります。
 いずれも「家族の絆」をテーマにし、失われてしまった絆をあがくように求め続ける悲しみと、そして再生の物語を卓越した人間描写で描ききり、深い感動を与えてくれます。二転三転するプロットも素晴らしく、ミステリとしての謎の面白さも光り、既に欧米では「ミステリの帝王」の地位を確保しつつあります。

 あと、二転三転する物語の面白さでは、ジェフリー・ディーヴァーの「リンカーン・ライム」シリーズがお薦めです。元ニューヨーク市警の科学捜査部長でありながら、事故で全身麻痺となってしまい、首から上と左手の薬指しか動かせなくなってしまったライムが、仲間の力を借りて残虐な殺人犯に知力を振り絞って立ち向かうという物語で、全編に張り詰めたサスペンスとあざといまでのどんでん返しの連続が特徴で、一度読み始めると止められない面白さです。
 『ボーン・コレクター』、『コフィン・ダンサー』、『エンプティー・チェア 』、『石の猿』、『魔術師』、『12番目のカード』、『ウォッチメイカー』、『ソウル・コレクター』と出ており、多少の出来不出来はありますが、どれも水準以上には面白いです。

 最近は法廷を舞台にした法廷物よりも、法曹界そのものを舞台にした作品が多く、必ずしも法廷がメインにはなっていないため、「法廷物」ではなく、一般には「リーガルサスペンス」と呼ばれています。
 このリーガルサスペンスで個人的に一押しなのはリチャード・ノース・パタースンです。『罪の段階』、『子供の眼』、『最後の審判』、『サイレント・ゲーム』など、いずれも超弩級の傑作揃いですが、残念ながらほとんど絶版状態で、古本屋か図書館を当たらねばならないのが残念です。
 他にトマス・H・クック『緋色の記憶』、『死の記憶』『夜の記憶』あたりもお薦めしておきます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
『ラストチャイルド』新刊情報で見て、気になってました。
ジョン・ハート面白そうですね。かなり好みな感じで、今すぐ読みたくなりました。

映画版『ボーンコレクター』見ました。
オチが唐突すぎるイメージでしたが、時間が厳しい映画だからですかね。
最後以外は映画もかなり楽しめたので、リンカーン・ライムシリーズも読んでみます。

よく聞くリーガルサスペンスってそういう意味だったんですね。
図書館はよく利用しますし、リチャード・ノース・パタースンも結構置いてあるみたいなんで、
さっそく予約しときました。

すごく詳しいですね。ABAsanさんの説明でどれも面白そうです。
しばらくは読むものに困らなそうです。

お礼日時:2010/04/22 19:28

バリー・リードの「評決」です。



古いと言えば古い1980年の作品です。
医療過誤事件で、大病院のスター弁護士に挑むうらぶれたアル中弁護士を描いています。

法廷ドラマの原点「十二人の怒れる男」の
名匠シドニー・ルメットが、
ポール・ニューマン主演で撮った映画も秀作です。
※私のお目当てはヒロインのシャーロット・ランプリングでしたが。

話しが少し反れましたが、法廷小説の白眉であることには間違いはありません。
テーマが医療過誤事件というのも、他の法廷物とは一線を画します。

映画の評価も非常に高いので、
出来れば、映画から観たほうが楽しめると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
映画もみていないので、合わせて楽しみたいと思います。

お礼日時:2010/04/25 21:41

リチャード・ノース・パタースンの「最後の審判」上・下(新潮文庫)


などはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
面白そうですね。
三部作の完結編みたいなので、罪の段階から読んでみようと思います。

お礼日時:2010/04/22 19:27

私的には、他の方も推薦していらっしゃるジョン・グリシャムの作品が好きですね。



「法律事務所」も良いですが、「ペリカン文書」も面白かったのでお薦めします。
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この回答へのお礼

ジョン・グリシャムはよく映画の原作になってますね。
映画版『ペリカン文書』もすっごく面白かったので、
ジョン・グリシャムはチェックしときます。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/04/22 19:24

リーガルサスペンス



☆「推定無罪」スコット・ツゥロー」


アメリカ中部の大都市、地方検事を選ぶ選挙戦のさなかに、美人検事補が自宅で全裸の絞殺死体となって発見された。変質者によるレイプか、怨みが動機か、捜査に乗りだしたサビッチ主席検事補は、実は被害者と愛人関係にあった間柄、容疑が次第に自分に向けられてくるのを知って驚く―。現職検事補による世界的ベストセラー。

☆「法律事務所」ジョン・グリシャム

・・・・・・


☆「警察所長」スチュワート・ウッズ


1920年冬、ジョージア州の田舎町デラノの郊外で若者の全裸死体が発見された。就任間もない初代警察署長ウィル・ヘンリー・リーは、秘密結社K・K・Kの犯行と見て捜査を開始する。だが、検視の結果判明したのは、死体が警察関係者の手によって尋問された形跡があるという事実だった。一体、犯人は何者なのか?調査の末、やがて意外な人物が浮かびあがるが、そのときウィル・ヘンリーを思わぬ事件が襲った!南部の小都市を舞台に、40数年に及ぶ殺人事件を多彩な登場人物を配して描く大河警察小説。アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞作。

☆『検屍官』パトリシア・コーンウェル
MWA賞(Mystery Writers of America <アメリカ探偵作家クラブ>)最優秀処女長編賞とCWA賞(Crime Writers Association <英国推理作家協会>)最優秀処女長編賞を受賞。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
映画版『推定無罪』『法律事務所』両方見ました。
『ザ・ファーム』は面白かったけど、アクションが多めでちょっと苦手な部分もあったので、小説のほうが楽しめそうですね。
『警察署長』は説明を読んでかなり興味がわきました。
パトリシア・コーンウェルは他にも面白そうなのがたくさんありますね。

お礼日時:2010/04/22 19:23

法廷物といえば、『誇りと復讐〈上・下〉』ジェフリー・アーチャー著や『リンカーン弁護士〈上・下〉』マイクル・コナリー著もあります★


 長い作品だったり今の私には読む暇がなかったりで、あらすじを読んで面白そうな作品だけチェックしてあったものなのでオススメできる作品かはわかりませんが、一応、それらも紹介しておきますね!!

・『ガラスの暗殺者』デイヴィッド・L. リンジー著
・『誤殺』リンダ・フェアスタイン著
・『蛇の形』ミネット・ウォルターズ著
・『猟鬼』ブライアン・フリーマントル著
・『検屍解剖』ジョン・R・フィーゲル著
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ジェフリーアーチャーは獄中記を読んだ覚えがあります。
『運命の息子』なんかも気になっていたのに、忘れていました。
『誇りと復讐』面白そうですね。
マイクル・コナリーも好みな感じですね。
わざわざ調べて頂いて恐縮です。
どれも面白そうですね。
メモして一つずつ読んでいこうと思います。

お礼日時:2010/04/22 19:22

アガサ・クリスティを紹介しようと思ったら、主様の苦手方面の作品でした★


 主様の好みに当てはまるかわかりませんが、私のオススメの作品を書きに紹介致しますので、参考にどうぞ♪

・『Xに対する逮捕状』フィリップ・マクドナルド著
・『一角獣の殺人』カーター・ディクスン著
・『名犬チェットと探偵バーニー1 ぼくの名はチェット』スペンサー・クイン著
・『ウサギ料理は殺しの味』ピエール・シニアック著
・『エルサレムから来た悪魔〈上・下〉』アリアナ・フランクリン著………歴史ミステリです
・『ジョン・ランプリエールの辞書〈上・下〉』ローレンス・ノーフォーク著……バロック歴史
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
わがままですみません。クリスティちょっと食指が動かないですね。
真のミステリファンとはちょっとずれてるのかもしれません・・・。

『Xに対する逮捕状』面白そうですね。
たくさん紹介して頂いて助かります。
ひとつずつ読んでいこうと思います。

お礼日時:2010/04/22 19:22

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