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細胞外液補充液の中の電解質でLactateが入っているものと、Acetateが入っているものがありますが、どのような使い分けをするものなのでしょうか。状態や症例などを挙げていただきたいと思います。できれば、その理由を細かく教えていただけたらと思います。
グルコースの入っていない細胞外液補充液はヴィーンFとラクテックが採用されています。ヴィーンFはOpe前のライン確保とイレウス管などのおっかけに使っているようです。より、細胞外液に近いということなのでしょうか?しかし、整形のOpeはラインには主にラクテックを使っています。

A 回答 (1件)

細胞外液型補液はご存じのように、血漿の基本的には電解質バランスを写したものです。

特に陽イオンはほとんどそのままです。基本型はリンゲル液です。その後電解質バランスの研究が進んで現在のように細かいところまで配慮されるようになりました。ところが、陰イオンは血漿内には塩素、重炭酸、リン酸、蛋白等が含まれていますがそのまま写すことが出来ないため、リンゲルのように塩素だけのものから始まりました。その後乳酸を処方したハルトマン液が出来ました。これはほとんどの場合臨床では使えるはずです。その後乳酸も代謝されて重炭酸に変わるので同じように代謝して変わる酢酸が用いられるようになりました。厳密な意味使い分けはむずかしいと思います。例えば乳酸の代謝に問題のある患者、病態、例えば乳酸アシドーシスの場合は乳酸のもは使えませんね、反対に酢酸の代謝に問題のある時は酢酸のものは使えません。時には重炭酸を処方した似たような製剤もありますね、これらは厳密には使い分けは今お話下くらいの差しか無いように思います。それぞれの医師、病院の考え方で選択されていることが多いのではないでしょうか?ブドウ糖も補液で入れられるエネルギーとしたらそんなに多くないので、エネルギーを補給するとしたら更に別の方法を使われるのはご存知のとおりです。
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