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大学で教育を学ぶべき方法について

こんばんは。この春から大学生になったものです。
私の通っている学部は問題発見解決型であり、
自分から能動的に学ぶ学問を奨励しています。
(自分が問題に対して必要だと思う学問を自分で選択します。)
私は日本の教育にスポットを当てて問題発見をし、
解決策を研究していきたいと考えています。
問題発見の方法としては、ドイツのシュタイナー教育やフィンランドの教育、その他の世界の教育など比較文化といったかたちをとって日本の教育を客観的に見つめていきたいと
考えています。
しかし、自分の中でテーマは決まっているものの、漠然としすぎているため、
何から手をつけていいのかわからない状態になっています。
どんな本を読めばいいのか?日々どういったことをしていけばいいのか‥
毎日がただすぎてしまっているだけの状態です。
おすすめの本、または奨励するアクションなどがありましたら、
ご意見よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

本当にフィンランドの教育が良いのかということを検証するものでもおもしろいと思います。


結論を書くと、質問者様の研究に影響しますので、こちらでは書きません。

藤田英典、2005 『義務教育を問いなおす』 ちくま新書
佐藤学、2004 『習熟度別指導の何が問題か』岩波ブックレットNo.612
志水宏吉 2008 『公立学校の底力』ちくま新書
などが現在の教育界で起きている弊害など書かれています。

本田由紀 2005 『若者と仕事 「学校経由の就職」を超えて』東京大学出版
白川一郎『日本のニート・世界のフリーター』中公新書ラクレ
学校の就職支援と学生の就職難について(主に高校生くらいがテーマだったはず)


こういった意外にも日本の教育には、様々な問題とかあるので研究を深めていってください。

参考文献として挙げさせて頂いた物は、2000年以降の比較的新しい本です。
手に入りやすいと思いますし、大学や公立図書館にも所蔵されているのが多いと思います。


課題が見えてこない場合は、新聞を読むことです。

比較的簡単なのはPISA学力テストで、日本の学力は本当に落ちているのか。フィンランドの教育と比較してみる(教育課程や教育内容などの考察が肝心)
質問者様のご意向に近いものです。

難しめ:習熟度別学習は本当に有効か。
実態を調べた資料が少なく、調査結果は専門機関への取り寄せか、教育社会学を取り扱っている教授などへ資料提供が必要なことがある。
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ご自分が体験してきた、日本の学校教育を思い出してください。


図書館で、「日本の教育」という講座や、全集をさがしてみてください。
日本の教育を考えるとき、1930年代から1945年までの戦争をよけて通れません。
壺井栄「二十四の瞳」を読んでください。
石川達三「人間の壁」も読んでください。
日本の教育の歴史の中で、教科書裁判がありました。教科書検定の問題です。
家永三郎さんほか、教科書裁判に参加した、教科書執筆者たちが、どのような考え方をもっていたのか。
黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」も読んでみて下さい。
大分県で教員採用の不正がありました。教育の闇は深いので、つっこまないことです。
灰谷健次郎「兎の眼」「太陽の子」を読んでみて下さい。
「日本の教育を客観的に」見つめることは、不可能です。当事者ですから、加害者か、被害者か、傍観者しかありえません。
加害者と傍観者にならないことを願っています。
不登校の児童、生徒が、毎年10万人以上報告されて、何年になるでしょうか。日本国民の教育を受ける権利が保障されないまま、社会に放り出されています。
「子どもの権利条約」と旧「教育基本法」を読んでください。「日本国憲法」をよく読んでください。
NHK高校講座の現代社会、倫理、地理、家庭総合を視聴してください。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/index.html
大いにお励みください。

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/index.html
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能動的な学問ですか。


必ずぶちあたるのが
何を以て教育の成功とするか、何を以て効果があるとするかですね。

比較文化などという社会学の物ではなくて発達心理学などの科学的手法を身につけることが教育の理解を深めると思います。

わたくしは出来ない子専門の教育者でしたので
下のお二人とは全く違う立場です。

テーマは決まっていらっしゃるようですのでそれが社会学的なものでしたら申し訳ないです。
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 ご自分が受けている教育がどうなのかを体験しながら考えて現状を把握し、課題を見つけ、欧米との教育の違いを知り、改革や良い教育システムを考えると良いのではと思います。

教育システムを変えないと、東大で非常勤講師をしている立花隆氏の「東大生はバカになったか 知的亡国論」の書籍で指摘しているように、"知的亡国"になると心配しています。経験から気がついたことを書きます。 
●1980年代の文部省による高校の理科教育内容の削減政策で、東大でも補習授業をせざるを得ない状態になっている。その他、教養科目の軽視など。
(補習授業はどうですか?)
 
●教育内容の削減政策と少子化で志願者集めのAO入試、推薦入試で受験システムが変わり、入試科目に関係ない科目の履修はおろそかになっていて低学力化の要因の一つとなっている。

●大学においては、教育に対する教官の意識は低く、講義も「教科書に書いてあるから良く読むように・・・」といったことが常識になっている。以前は、学生が自分から勉強して本来の教養など身につけていたが、現在は低学力化で期待するのは難しい。教員の意識改革が必要である。日本の場合は、教育に対する評価が全く無いためおろそかにされている。教育の成果に対する評価基準も定めるべきである。
(先生の熱意が感じられる講義は?)

●一人の指導者がグループの動態を完全に把握し、問題が生じても集団をコントロールできる管理限界は20名とされています。このことから、欧米では1クラス20名の少人数教育を行い教育効果を上げている。また、本来のチューター制度による個別指導を導入し、教員が学生個人の学習状況を把握し、教育できる状態にすべきである。
 (大講義室での講義はどうですか。学生さんは講義に集中していますか。)
 参考資料:朝日新聞2003.1.22「大学の力ー転機の教育 」
 
●卒業する学生の割合は、米国2割、ドイツ3割、イタリヤ6割と言われている。日本の場合は9割を超えていると思われる。低学力で入学した学生が日本の場合ほとんど卒業してしまう結果となっている。これは、不合格にすると再試験、再履修、補講などで手間が掛かることから単位を出してしまう結果である。このことが下級生に知れて、ますます勉強しなくなる。
 教育システム変更後、約30年経過、専門以外は中学時代のレベルの知識しか持たない人間がそれぞれの分野で中核な人物になりつつある。専門以外は中学レベルの教授も出現しているだろう。そのような教授に教わった学生が卒業して小学、中学、高校の教師になる。すでに、学力低下の連鎖反応が生じている。

●研究予算の適正な配分と大学間の格差解消
 21年度国立大学交付金総額約1兆611億円で、東大約879億円、千葉大181億円、横浜国大81億円、農工大61億円となっています。何故このような格差があるのか良く分かりません。その他の助成金もありますから更に格差は拡大していると思います。
 大学間の格差がますます開き、教育にもかなり影響していると思われる。文科省が予算を支配しているためか、大学人は文科省に対してほとんど意見を言わない。

  http://blog.goo.ne.jp/la_old_september/e/65d919f …
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