プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「のこぎりで挽く」とか、「煙草をのむ」とか、「座布団を当てる」とか、「たんこぶをこさえる」とか、今は一般には廃れた言い回しがありますよね。大抵は他の簡単な語に言い換えられていると思います。

それと同時に「鼻をかむ」とか、今でもまだ命脈を保っているものもあります。
でも、よく考えてみると今の若い世代からすると違和感があるのではないでしょうか。

そこで質問です。
この「名詞」にこの「動詞」という渋い組み合わせを思いつくだけ皆さんに挙げてもらいたいと思うのです。

もちろん、そういうのが載っているサイトがあるだろうということは予想できますが、それを掲載するのは「興を削がれる」ので、ご遠慮願い、皆さんの頭の中の語彙だけで答えて頂ければと思います。

締め切りは今月末ほどを予定していますので、よろしくお願いします。

A 回答 (48件中21~30件)

#18です。



> 水が掛かるからなのか、医者のように面倒を見てもらう係るなのか、

…前者だそうです。


加えて、幾つか思い浮かびましたので掲載します。


惰眠を貪る

違和感(他の◯◯感も含む)を覚える

居を卜する

師と仰ぐ

気を揉む

暇に飽かす

お慶びに参ずる

私腹を肥やす

借金に喘ぐ

筆が渋る

口を挟む

胸が弾む

実が色づく


ま、こんなところで。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

シャワーの補足有難うございました。

「惰眠を貪る」…むしゃぶりつくとか、貪り喰うのせいで「貪る」が食べることに特化したきらいはありますね。「暴利を貪る」があるので、生き残るでしょうか。惰眠が出てこないことはあるかもしれません。

「◯◯感を覚える」……古語「おぼゆ」などから、記憶する意味より先にこの用法があった気がします。「空腹を覚える」など、やや渋い言葉かもしれません。

「居を卜する」…聞きませんね。「構える」は聞くんですが。「居」のような単独漢字の語も使われなくなっている趨勢でしょうか。「卜する」も出番の低い動詞ですね。

「師と仰ぐ」…尊敬する意味での「仰ぐ」は確かに使われなくなってきているかもしれません。「教えを仰ぐ」などというとやや堅い言い方ですからね。

「気を揉む」…慣用句ですね。そこまで使われないわけでもないように感じるのですが。いや、よく考えてみると渋いかも。改めてポンと出されると不思議な感を覚えますね。

「暇に飽かす」…任す、と思っている人も多そうな表現なので、かなり渋めです。ほとんど「~して」の形で使われますね。

「お慶びに参ずる」…名詞と動詞の結びつきが若干弱いかと。でも、「伺う」等より「参」の字がよく利いていることは慥かなようです。

「私腹を肥やす」…時代劇ではまだまだ現役の言葉ですね。「私怨を晴らす」なども語構成が似ています。

「借金に喘ぐ」…「喘ぐ」という動詞も「行為中に声を出す」という意味が顔を出して、苦しみや辛さが消えているような気がします。「喘息」の「喘」なので、息の切れる様が伝わります。

「筆が渋る」…「渋る」そのものが渋いですね。辞書によれば「腹が渋る」などという言い方もあるそうで、こちらは初耳でした。

「口を挟む」…「はさむ」とも「さしはさむ」とも読めますね。これも慣用句ですね。うちの父は「土瓶口を叩くな」とよく私を叱ったものでした。

「胸が弾む」…今人には、たわわな胸の揺れ方のように誤解されるかもしれません。この胸はもちろん「ハツ」ですね。でもハツが弾むじゃまるでダメですが。

「実が色づく」…気象情報等での頻度はありますが、手紙で時候の挨拶をしたりする機会は減りましたからね。

再度のご回答有難うございました。

お礼日時:2003/07/05 00:41

#8です。

思いつきましたので、再度登場。
「髪を梳く(すく)」
やっぱり、髪は「とく」より「すく」と言った方がぴったりきますし、女性らしさもアップ↑ではないでしょうか?
ちなみに、「すく」でも「とく」でも、漢字は一緒なんですね。


女性らしさ、ということで
「男を立てる」
なかなかできる女性が少なくなっているのでは?
「男が廃る」
なんて言う男性が少なくなっているからかしら?

こんなこと言ってると、どこかから苦情がくるかな…(^_^;)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「髪を梳く」…女性らしさで言えば「すく」がいいですね。「梳かす」が一番主流なんでしょうか。何が今よく使われているのか、あまり把握できません。「梳る(くしけずる)」ではないことは確かなのですが。

「男を立てる」…別にこれは下ネタではないんですが、最近の風潮だと下ネタに聞こえてしまうところがなんとも言えません。下ネタで言えば「男を知る」などという破瓜を指す婉曲表現は、むしろストレートになっているように感じます。しかし本当なら、女性に立ててもらうのではなく、自分から「男を上げ」たいものですね。

「男が廃る」…「名が廃る」と同様、時代が変わったのでしょう。性別や名誉などで差別するべきではないという風潮が強まってきたせいかもしれません。しかしぜひぜひ誇りは持ち続けておきたいものですが。

鋭いご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/04 13:15

#25juviです。

第2弾いきます。

本のページを繰る
草を食む
子供を負う
頭を刈る
肝を潰す

あ~疲れた
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「ページを繰る」…普通なら「捲る」と言ってしまうところですが、そう言えばありましたね。

「草を食む」…「食」の字の読みとしては燻し銀の渋さがありますね。これは確かに。

「子供を負う」…おんぶ、という言葉も結構聞かないような気がします。「おぶう」ですよね。江戸弁では「おぶる」と言ったりしますが。

「頭を刈る」…これは「五分刈り」とか「刈り上げ」とか言うので、まだまだ順調な言葉かと。

「肝を潰す」…「冷やす」の方も併せて渋いものとして考えられる慣用句かもしれません。そう言えば今日びお目にかからない言葉です。若い人はなんでも「ありえなーい」ですからね。

再度の回答ありがとうございました。疲れるのであれば無理をしない程度のご参加でよろしくお願いします。

お礼日時:2003/07/04 13:05

面白そうですね。


私もちょいと失礼して。

贅を尽くす
景色を愛でる
パーマを当てる
燗をつける

それにしても、これだけ回答が付くと、思いついても既出かどうか確認するだけで大変ですね。

また、皆さんの回答を拝見して、「えつ、これって今は使わないの?」という新発見もあったりして楽しいです。

また思いついたら書きます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「贅を尽くす」…まあ、バブル経済の頃はこの言葉の出動も多かったんでしょうが、不況不況と言われる今は少し控え気味なのかもしれませんね。景気が回復したら、またこの言葉も復活するかも。

「景色を愛でる」…これは「愛でる」という言葉が珍かになったのですよね。「花」でもいいわけです。

「パーマを当てる」…髪に機具を当てるからでしょうね。「かける」も使いますから、その使い分けの機微を大事にしたいところです。

「燗をつける」…なるほど、言いますね。「お燗する」という風にも言うので、「つける」という動詞を使う必要がなくなっているかもしれません。「~する」は便利な反面、情緒が減りますね。「~する」で情緒があるというと思い付くのは「チンする」でしょうか。

全く使わないわけではないけれども、そう言えばここんところあんまり聞かないなあ、という基準でやっていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/04 12:59

渋いかなぁ...?



「風を切る」 「恋に落ちる」 「手紙をしたためる」 「夜を徹する」 「顔を立てる」 「木の葉が舞う」 「目上を敬う」

最後のはルール違反。行為自体が例外的になっただけのこと。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「風を切る」…見立てとしては戯画的ですね。なにせ切れないものを切るんですから。

「恋に落ちる」…まだまだ言うかもしれません。fall in loveという英語表現がある以上、廃れる可能性は低いかもしれません。外国語、特に英語とリンクしていると強いですね。

「手紙をしたためる」…認める、と書きますね。手紙自体が珍しくなってしまいましたから、「一筆認める」などという表現の使用頻度も下り勾配かと。

「夜を徹する」…徹夜の訓読ですね。個人的には「夜なべする」という表現がひとつの歌だけで持っているのが気掛かりです。

「顔を立てる」…慣用句ですね。「面子」などに取って代わってきているかもしれません。まだまだ健在だとは思いますが。

「木の葉が舞う」…「舞う」=「踊る」というイメージももしかすると将来危機に陥るかもしれません。言い換えると「木の葉が風に吹かれて飛び乗る」などというややこしい表現になるかもしれません。まあ、それはないか。

「目上を敬う」…確かに習慣としては廃れましたね。年功序列が崩れた現代、廃れそうな言葉です。しかし、先輩後輩の絆が強い世界では生き残れるかもしれません。

ご回答ありがとうございました。
手紙をしたためる、あたりは渋いかなと思いますよ。どうぞその線でまたありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2003/07/04 12:40

50歳男性です。


頭を使う、耳を疑う、腕をあげる。

質問に回答しておかないと、探すのに苦労するのでとりあえず。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ウオッチリストがないからこういうことになるんですね。お気に入りに追加という方法もありますよ。

「頭を使う」
使うは基本動詞なので、応用が広いですからね。しかしこれは慣用句として見なせるかもしれません。「頭を働かせる」などもそうですね。

「耳を疑う」
われとわが耳を疑う、ということで、言い回しとしては慣用句のようなものですが、「目を疑う」でもよいわけなので、自分の知覚が信じられないという範囲で「疑う」という用い方は結構使うかもしれません。

「腕をあげる」
腕をそのまま身体の部位だと思うのが間違いで、実はこの腕は腕前のことですから、これも慣用句ですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/03 19:59

>言霊という単語が、若い世代にどう受け入れられているのか



サザンオールスターズのヒット曲「愛の言霊」以来「言霊」という単語は以前より見かけるようになった気がします(どこまで理解されているかは別として)


さて、第三弾です。

○風が薫る
(風については戦ぐ→吹く、凪ぐ→やむなどもありますね)

○時が移ろう→時が過ぎる(「移ろい」には起伏がありますが、ただ「過ぎる」だけでは時に優しく、時に非情に流れ去る時間の重みが表現しきれないうらみがあります)

○糊口を凌ぐ(「凌ぐ」は「困難な状況を切り抜ける」でしょうか。そういえば真剣師(賭将棋を職業とする人。数年前のNHKの朝のドラマ「二人っ子」の源じいのような人のことです)の世界では賭けのあがりだけで食っていくことを「凌ぐ」といったそうです。「麻雀放浪記」の世界も同様です)

○ギターを爪弾く(「弾く」でもよいのですが琴やギターはやっぱり爪がないと・・・)

○大枚を叩く(言葉の由来は「財布の底を叩く」からきているのでしょうか)

○一杯聞こし召す(私の得意技です)

○お湯を張る(別に「水」でもよいのですが)

○血が滾る

○裾を割る(・・・ノーコメント。ここまで来ると「得意技」とは言えない)

○汗が滴る

順番に読んでいくとなんかストーリーになっているようないないような・・・

失礼しました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>「愛の言霊」
そうですね。サザンは詞の言葉使いが非常に巧みだと思います。いかにも魂が籠っているかのように。

「風が薫る・戦ぐ・凪ぐ」
「風ににおいがあるのかよ。においが風に乗るんだぜ」という風に馬鹿にされるでしょうね。そこが表現の美しさというものなのでしょうが。そよぐが「戦」を使うとかいうのは、なかなか普通には読めないところなので、難読漢字紹介本によく登場しますね。

「時が移ろう」
過ぎるというのは即物的な言い方ですが、「移ろう」の中の「うつろ」という音素が引き出すイメージなのでしょうね。

「糊口を凌ぐ」
窘急な状態であったが、糟糠の妻のお陰でなんとか餓えと寒さを凌ぐことができた。そういう使い方ですね。凌駕するの凌ぐとはまた別物の趣きがあります。

「ギターを爪弾く」
ギターや琴は「つまびく」ですか。私は単純なのかなんなのか知りませんが「掻き鳴らす」などを使いたくなります。

「大枚を叩く」
調べようと思って辞書を引いたら「投じる」もあるんですね。「枚」が薄いものを数える際に添える語ということで、おそらくは札のようなものかもしくは大判のようなものかと考えますが……。これも憶測です。

「一杯聞こし召す」
酒飲みの洒落ですね。聞こし召すは「聞く」「飲食する」の尊敬語なのですが、それをうまく使ったものです。

「お湯を張る」
懐かしいですね。結構使いそうで使わないです。お風呂に水を、と言われると「溜める」と言ってしまいそうです。

「血が滾る」
滾々と湧き出る泉、とかいった表現もなかなか聞かれないようになりました。しかし、熱血気味の表現としてはまだまだ健在かもしれません。

「裾を割る」
ニヤリ。やはりこういう言葉には婀娜っぽさがあっていいですね。

「汗が滴る」
氷柱から雫が滴る、というような情景描写が、なぜか昨今は肉汁が滴るとグルメ番組で使われるのが現実ですね。

ご回答ありがとうございました。いろいろ勉強になります。

お礼日時:2003/07/03 19:51

 再びお邪魔します。

#1です。

「書をひもとく」
 堅い文章を読んでいると、よく出て来るように思いますが、私自身は一度も使ったことがありません。
「緑が萌える」
 萌え……現在は、全く違う意味で使われてますね(^^ゞ

 どうもお邪魔しました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「書を繙く」……「辞書を引く」よりも使われなくなった言い回しですね。糸偏に番という漢字が糸で閉じられた古い書を思い起こさせます。これが襤褸襤褸になるまで読むと、韋編三絶などと言ったりするのもまた廃れた言葉でありましょう。

「緑が萌える」……萌芽という漢語はわかっても、どうしてもそれを訓読した「萌える」はイメージされにくいですね。芽が出ることも、案外「芽を吹く」とか「芽ぶく」とか言わずに、「発芽する」なんていうのかもしれません。「萌える」の今風な用法は、天才てれびくんの「恐竜惑星」から来ているという噂がありましたが、どうなのやら。やはり心の中で何か芽を吹くような語感があります。

再度のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/03 19:05

再度登場のNo.9primaniです。


「蕎麦をたぐる」
「酒をあおる」
「寿司をつまむ」
「花を生ける」
「魚(または鶏)を締める」
さぁまた考えよっと(^_^)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「蕎麦をたぐる」
「酒をあおる」
「寿司をつまむ」
「花を生ける」
「魚(または鶏)を締める」

食べ物系も結構多いもんですね。そう、蕎麦は手繰るものです。酒を呷るというのも漢字は全然使われませんよね。寿司もやっぱり手で摘むといきたいですね。花は活ける。これは生花という言い方があるので、そこまで渋くはないですが、日常花を飾る生活をしていないと忘れがちな語彙ですね。そう、締めるの渋い用途ですね。これもまたいいです。
ご回答ありがとうございました。

★★★★★★★★★★★★★★

私の方からも何かそろそろ出した方がいいかなと思うので……「毒をあおぐ」「根を詰める」「芽を吹く」などなど。まだまだ可能性はありそうですね。

お礼日時:2003/07/03 18:53

お久しぶりです。



御質問を読んで真っ先に思いついたのは、「屁をひる」
「ひる」は、屁に限らず、大便や鼻汁などを勢いをつけて体外へ出す意のようなのですが、
“屁”以外では使われているのを聞いたことはないですね。

「袴を穿つ」
これは、「雨だれ石を穿つ」の場合と違い、「(靴などを) はく」意の老人語のようです。

「酒を尽くす」
このように取り立てて使われていたかどうか分かりませんが、
王維の詩「君に勧む更に尽くせ一杯の酒」からの連想です。

では。。。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>お久しぶりです。
「久濶を叙する」とはこのことですね。本当に久しぶりです。

「屁をひる」
>“屁”以外では使われているのを聞いたことはない
「洟ひる」という言い方を私は聞いたことがあります。ああ、そう言えば昔読んだ童話のような本に「くそをひる」という表現があったような。意外とあるもんですよ。でも、耳にするのは「屁」ばかりですよね。しかも今では「こく」という言葉に取って代わってきています。

「袴を穿つ」
うがつと言うんですか? 中国では「穿」という漢字に「はく」の意味がないという話なので、日本にその意味を植えつけた表現と言えるかもしれませんね。

「酒を尽くす」
うーん、漢詩の場合は漢字の使い方が難しいですから簡単には言いませんが、飲み干すの意が一字で込められているように思われます。「酒」は「酌み交わし」たりするのもなかなかよいものです。確かshinoさんは酒豪であったと記憶していますが、それだけあって、この表現がすんなりと出てきますね。

ご回答ありがとうございました。
またのお越しをお待ち申し上げます。

お礼日時:2003/07/03 13:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!