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「おもむろに」の意味は、間違って使われてませんか?

「おもむろに」とは、漢字で「徐に」と書きます。
交通標識で見かける「徐行」の「徐」なので、これは「ゆっくりと」の
意味です。

しかし、「おもむろに」という言葉は主にそれとは逆に「いきなり」
みたいな意味で使われているような気がします。
例えば、こんな感じです。
「英語教師の彼女は洋画を鑑賞中、字幕が現れるやおもむろにメガネを取り出した。」

そして、ちょっと嘲笑気味に「滑稽な行動」に対して主に使われる表現だと
思います。
ここまで誤用が一般化されると、もう「おもむろに」の正しい意味は
「いきなり」でもいいんじゃないかとも思えてきます。

それはさておき、「おもむろに」の意味は、間違って使われる方が多いような
気がしますが、いかがでしょうか?
ご意見・ご感想何でもよろしくお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

こんばんは。


確かにそうですよね。
以前記号選択問題を間違えたことがありました。(質問内容と同じ理由で)
その時は疑問に思いました。

http://bbs.jpcanada.com/log/11/16341.html
↑ホームページを見ても分かります。
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>>>「おもむろに」の意味は、間違って使われる方が多いような


>>>気がしますが、いかがでしょうか?

私はそう思っていなかったのですが、調べてみたら、そうみたいですね。
ただし、まだ圧倒的多数ではないようです。
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/12/122 …
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2006/06/062 …
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/10/102 …

>>>ここまで誤用が一般化されると、もう「おもむろに」の正しい意味は
>>>「いきなり」でもいいんじゃないかとも思えてきます。

そう来ますか(笑)
しかし、誤用が市民権を得てしまった例は結構ありますよね。
・独擅場(どくせんじょう)⇒独壇場(どくだんじょう) ・・・漢字の読み間違いから(てへんをつちへんに見間違えた)
・一所懸命(いっしょけんめい)⇒一生懸命 ・・・言葉の雰囲気から(?)
・確信犯 確かな信条による犯行(政治犯など)⇒悪いとわかっていてやる犯行 ・・・言葉の雰囲気から
・侃々諤々(かんかんがくがく)⇒喧々諤々(けんけんがくがく)
・情けは人のためならず 情けは巡り巡って自分に返ってくる⇒情けをかけるとその人のためにならない
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 そうなのですか??


『おもむろに』を「ゆったりと。 悠然と。」という意味に私はとっています。
例文の「英語教師~」も、「字幕無しでも困らないけど、何て書いてあるか興味がある。 だから、始めの方は読めなくても構わないくらいの気持ちで、焦らずゆっくりと出しているのだろうな。」と解釈いたしました。
 また『おもむろに』に滑稽な感じは受けませんね。
どちらかというと気を持たせるような場面にふさわしいと思います。
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目にはしますが、自分からはつかわないことばです。


「これってどういう意味だっけ?書いた人はどういうつもりでつかっているのかな?」
と思うことが多いですね。
確かに、たぶん間違っているのでは、と思う場面も多いです。
私もこのことばの正しい意味はなかなか覚えられないでいたのでこれを機会に覚えたいですが、多くの使用法が間違っていればあまり意味がないですね。
30年以上前のマンガでも「脈絡なく、唐突に」の意味ととれる使用法をみかけたことがあります。
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私の歳(還暦過ぎ)だと「のんびり」「悠然と」以外考えられません。


まあ、皆さんが逆の例を探して下さっているので、逆の用法が社会的に認められつつあるのでしょうが、ちょっとした驚きです。
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 「おもむろに」は,私には間違いようのない言葉です。

語感も何となくゆっくりという響きです。
 同じ意味の「やおら」の方がむしろ,逆の意味に取られやすいかもしれません。
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「おもむろに」



現代日本語では、
“周囲の人間の今か今かという期待・予想に反し、気を持たせておいてから、「さあやるか」とばかりに”
といった意味で使われると思います。

動作自体がゆっくり(緩慢)なのではありません。
動作開始まで時間をかけてなかなかスタートしないのです。

あと一つ、漢文などに由来する漢語でない和語の場合、
“「○○」という和語に当てられている漢字の字義はこうだから”
という考え方は気を付けないと、正解から遠ざかることになりねません。
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>ここまで誤用が一般化されると、もう「おもむろに」の正しい意味は


「いきなり」でもいいんじゃないかとも思えてきます。

>それはさておき、「おもむろに」の意味は、間違って使われる方が多いような
気がしますが、いかがでしょうか?

面白い考えではありますが、それも正しいと思います。
#2さんが回答している通り、誤用が市民権を得ている例が結構あります。
私が「えっ? そうだったんだ」と、誤用が市民権を得ている例で驚いたのは、

『憮然たる面持ち』ですね。

正しくは、「失望したり落胆したりして、がっかりとした表情」を意味するのですが、
現在ではそのほとんどが「腹を立てて、ぶすっとした表情」の意味で使われていますね。

ですので、質問者様が言うように、いつかは『おもむろに』も、
誤用が市民権を得る時が来るのかも知れませんね。

いやー、それにしても、日本語って奥が深いですよねー。
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 ゆっくりとか、悠然とかの類似で、そういう動作でめがねを取り出したのでしょう。


 もったいぶった様子なども少し加味されている状況ですね。
 おもむろを徐行の徐で当てることもありましょうが、日本語の統べてた漢字表現で適当だという糊塗ではないですね。
 徐はゆっくりという意味でしょう。ですから徐を使ってもいいかもしれませんが、徐行という熟字を知っていると少し違和を感じるのでしょうかね。
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 ANo.9です



 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/27480/m0u/%E …
 徐行という語を頭においていると、“徐に”は違和感がありますが、どちらが歴史があるかというと、じつは会話の“おもむろに”が本来で、“徐に”はそれに漢字を宛てただけですね。では“徐行”“徐に”ではどうかというと、“徐行”は交通規則とともにできているのでしょう。
 風林火山(戦国大名甲斐武田氏の軍旗の一つ「孫子の旗」に記された句)
 「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」とあります。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E6%9E%97% …
 徐かなること林の如く。
 “徐”というはゆっくりとか、静かということでもあるようですから、“徐ろに”という当て字もあながち変ではないのですが、例文のめがねの取り出しも、いきなりと解するかどうかはその場の状況ですが、おもむろに取り出す、ゆっくりした動作で、という解釈は自然であり、可能ですね。
 “いきなり”という意味で“おもむろに”がつかわれたというようには受け取る必要がないようです。
 筆者が“いきなり”という意味なら間違いです。
 でも、おもむろにバッグから、或いはポケットからめがねを取り出すという状況と表現は伝わります。
 現場状況が“いきなり”というのは、独特・特殊な状況でしょね。ゆっくりおもむろになら画けますね。
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