北朝鮮は内部崩壊しないのですか？

Question

北朝鮮は内部崩壊しないのですか？

４年前、ハワイ旅行に行った際、ヒルトンホテルで米国海軍と海兵隊の連中と意気投合、寿司屋へ行って北朝鮮問題でお喋りしました。

私が「北朝鮮は東ドイツのように内部崩壊するんじゃないか」といったところ、軍人は「いや、しない。この体制は存続する」との見解を示しました。

北朝鮮は、内部崩壊しないのですか？

ご教示を

IXTYS · Accepted Answer

内部崩壊は先ずありえません。　それほどに民衆が痛めつけられているからです。

中国が内部崩壊の可能性は大いにあります。　そうなった時、北にもチャンスが来るのです。

‘97年の7月に香港が中国に返還されました。　これに呼応するように中国共産党の綱領が改定され、資本家も入党が認められました。　共産主義の根幹が完全に変わったことを意味します。　資本家の裕福な家庭の子弟はどんどん海外留学をして力をつけます。　いずれ近い将来資本家が最高指導者となります。　共産党の一党支配はいずれなくなります。

中国が自由主義社会となると、韓国が自由に豆満江を渡って入り込むようになるでしょう。そうなると、内部崩壊は早いと思われます。

私はＯＤＡの仕事をして広く中国を旅しました。　保健衛生医療の分野のコンサルタントですから、最高級の総合病院の幹部と話した経験が豊富にあります。　彼らは一応に私が世界50ヶ国を訪問したこと。　日本語以外に多くの外国語に精通している事に驚きます。　そんなことは彼らには夢のまた夢なのです。

彼らが医学部で学んだ時の教科書は全部英語です。　中国語の専門書なんてありません。　必死になって英語を勉強しても日本人の私にすら遠く及ばないのです。　そんな非能率な社会体制がおかしいことは彼らは遠の昔に気づいています。　ですから中国の内部崩壊は遠くないとわかります。

同じ中国人でありながら、香港の人は自由に国内を移動できるのに、それ以外の中国人は簡単に香港へ行けないどころか、国内旅行すら許可制なのです。　彼らはおかしいと思っています。

中国の社会主義体制が崩壊し、自由主義の国にならない限り、彼らは自由に国内を旅したり、自由に職業を選択することは出来ないのです。

先ず、中国。　次に北朝鮮なのです。　すべて物事には順番があるのです。

nishikasai · Answer

可能性大だと思っています。
ただし機会は一回だけです。金正日の死。
この引き継ぎがうまく行かない場合あり得ます。十分あり得ます。
南北統一によって半島の経済は崩壊し、一世紀くらい立ち上がれません。中国も本来ならある程度打撃を受けるはずですが、中国は難民を国境で阻止する構えですからさほど被害を受けないかもしれません。統一コリアは日本にすがりついて来ますが、援助はいっぺんにはせず１０年２０年の単位で少しずつ様子を見ながらします。どういう様子を見るかと言うと反日活動があるかどうかです。反日活動をすれば即刻停止します。考えてみてください。国家の崩壊を助けている恩人を悪く言うなんてのはもってのほかです。統一コリアは最低でも５０年は立ち上がれませんので日本の援助は５０年以上続きます。その間反日教育は止まります。すると新世代は反日的でなくなり本当の意味で日本とコリアは友好国になれるかもしれません。

Sasakik · Answer

一例として・・・

平壌に済むエリート層を優遇する一方で、地方の農村などは情報統制下の集団生活で、平壌の実態を知らせず、苦しくてもみんな一緒という”平等意識”を植え付け、不平を出させない。農村の幹部党員には「成果を出せば平壌で暮らせる」と、党への忠誠を誓わせる・・・こんな社会構成のようです。
で、１９９４年７月、金日成が死去。国家規模の葬送セレモニーを行うことにしたが、世界中の北朝鮮ウォッチャーだけではなく、北朝鮮政府・労働党幹部も「ぎりぎりの生活をしている地方の党員（国民）が平壌の生活レベルを見たら大暴動が起きる」と危ぶんだ。しかし、”偉大なる首領様”の葬儀に参加したいという国民の意思を無視できず、恐る恐る平壌詣でを認めた。
いざ蓋を開けてみたら・・・初めて平壌の”恵まれた環境”を目の当たりにした地方の農民「さすが首領様のおわす平壌だ。我々も党の指導に従っていれば、いつかはこんな暮らしが出来るようになる。」と自信を付けちゃったそうで・・・

一部に”はみ出し者”が存在するのも事実でしょうが、分析を続けてきた専門家や当の北の政府・党幹部も読み違えるほど統制の効いた”盤石の体制”も事実のようです。

lions-123 · Answer

＞北朝鮮は内部崩壊しないのですか？

↓
どんなに強固な組織でも、古今東西、様々な要因で崩壊・分裂した事から、可能性はあると思います。

主な崩壊のシナリオ<順不同＞

◇独裁者の死（病死・事故死・暗殺）に伴い、後継者争いから分裂したり、権力継承が出来ず、他の勢力が掌握してしまう。

◇暴走・誤審により、他国への侵略や挑発から、(韓国との）戦争状態を引き起こし、敗戦の責をとって辞任や罷免、裁判にて追放・処刑等に処され体制の終焉を迎える。

◇飢餓・圧制・政府や軍の汚職腐敗構造に、若手軍人や人民が蜂起して革命＆クーデター、内戦状態や金王朝の打倒を具現する。

◇後継者の不適格・無能・誤った政策運営で経済や社会の混迷を招き、国際社会からの人権問題＆経済援助の改善の為の介入を招き、受け入れ、民主的選挙を実施したり、民主化を国際社会の主導で行われる。

◇中国・ロシアとの関係悪化で、国内的にも国際的にも、軍事＆経済＆政治体制の維持が出来なくなる。
結果、統制・統治能力の無い、独裁者は自爆・自滅の道しか残らず、亡命か失脚かで金王朝は崩壊する。

◇中国の世襲への反対、国際社会からの民主的選挙実施の要求には抗し難く、選挙・民主化が始まる。
その後、韓国との民族統一による国家再建を掲げる勢力（政党と言えるかどうかは不明）の拡大で、国民投票等の民主的手続きを経て南北朝鮮の統一が実現する。

等のシナリオが考えられると思います。
そして、早かれ遅かれ、いずれかのパターンだけでなく、複数のケースが重なり合わされて、独裁＆恐怖政治体制は民衆の支持・協力が無い所に正統性も永続性も無いと思いますので、ポスト金正日の権力移行(禅定か奪取）を契機に始まり、3～5年の間には新たな政治体制になっていると勝手に期待し予想しています。

それが、どんな流れで、誰がトップに就いているか、どんな政治・経済・軍事・外交政策なのかは、私には良く分かりませんし断定出来ませんが・・・
北朝鮮の人々にとって、優しい政治、平和と安寧を齎す事、さらには拉致問題の解決、核やミサイルの脅威の除去が、同時に実現する事を心より祈念しております。

rurubonpp · Answer

まず、一般国民が反乱を起こす気力がなくなるほど抑え付けられていることですね。

普通、革命のようなことが起きる場合は、中流階級の人たちが中心になって起きるものなのですが、そういう人たちには、一応、特権があったり、国の方も何とか食べさせることが出来ているので何もしません。

ソ連と東欧諸国と中国と北朝鮮との関係を比較すると良いですね。

ソ連と東欧諸国の関係では、先に盟主であるソ連が国内的にダメになって来て「ペレストロイカ」とかをやったわけです。ソ連がダメになって、西側に近づいて行ったわけです。それで、強力な抑えのなくなった東欧諸国は共産主義体制を崩壊させて行くことが出来たと思います。

対して、中国と北朝鮮の関係は、中国は世界経済を引っ張るほど発展していますね。８０年代の日本のようです。北朝鮮のような小国は余裕で支えることが出来るわけです。崩壊しかけたら、すぐに援助を与えれば良いわけです。８０年代の日本はアメリカ全土を買えるくらい経済が好調でした。中国の経済発展はそれを遥かに超えてます。

つまり、中国がある限り北朝鮮は存続できると言うより、存続させられ続けます。生かさず殺さず。

もし、北朝鮮が崩壊するとしたら、中国に民主主義革命のようなことが起きた時でしょう。朝鮮半島が統一しても中国に影響が及ぼされないので、北朝鮮の存在意義がなくなるわけです。

それ以外は、戦争でアメリカに核兵器を落とされた時でしょうね。

fedotov · Answer

金正日体制が崩壊すると困る国があるからです。
国民の国外脱出を止められなくなると困るので、
経済制裁も崩壊しない程度にさじ加減しています。

中国は陸路で難民が大量に流入すると困る。

日本も難民が漁船で日本海から押し寄せると困る。

ドイツの東西統一では、旧東ドイツが旧西ドイツ
の経済的重荷になりました。
韓国としては経済的負担があまりに大きいので、
北朝鮮を背負いたくない。
陸路・海路で難民が流入するのも困る。

北朝鮮は内部崩壊しないのですか？

内部崩壊は先ずありえません。

可能性大だと思っています。

一例として・・・

＞北朝鮮は内部崩壊しないのですか？

まず、一般国民が反乱を起こす気力がなくなるほど抑え付けられていることですね。

金正日体制が崩壊すると困る国があるからです。

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