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4文字の掛軸の意味。 掛軸に書かれている意味が解らずにいます。茶掛け軸でない御軸と思います。

文字は以下のとうり。 堅正不即 です。禅語から出典と思います。

くずし字で4文字目が即でなく却なら真宗の経典にありますが禅宗の僧侶の方の書ですので即と読みます。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

「堅正不却」でないとするならば、「堅正不動」と読めないでしょうか。



大正新脩大蔵経のサイトで、「堅正不」で検索をかけましたら、『華厳経』の中に、「堅正不傾動」という句が出てきました。

http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/ddb-sat2.php?mo …

「堅正にして傾動せず」
つまり「しっかりとしていて傾いたり動いたりすることがない」というような意味合いです。
この句を、お軸にするために一文字減らして書いたのかもしれません。こういう多少の文字の増減はよくあることだと思います。

禅宗の考え方と『華厳経』の思想は繋がる部分が多いので、『華厳経』の句ならば、全く違和感はないと思います。

ただ、禅宗の方は「これはどこどこ宗の経典だから」というようなことを言う方は少ないと思います。
そんな偏狭なことを言う坊さんは禅宗の坊主ではないでしょう。禅宗の坊さんなら、自身の心に響くよい言葉であれば、真宗の経典であろうと、キリスト教の聖書であろうと、どこからでも字を引っ張ってくるはずです。
実際、禅宗の高僧と言われる方で「南無阿弥陀仏」の軸を残していらっしゃる方は、少なからずいらっしゃいます。
ですから、「禅僧だから真宗のお経の文言を書いているのはおかしい、“却”ではなく“即”ではないか」という考えはいったん頭から外して、文字そのものを見てどのように読むか判断なさった方がいいと思います。

もしそのお軸の字が読めないのであれば、写真を貼付して皆さんに見ていただけば、きちんと読んでくださる方がいらっしゃると思います。
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この回答へのお礼

お礼のご連絡遅くなりましたがありがとうございました。販売の人は “即”と読み、私の記憶ら“却”じゃ無いかと思い、今回 “動” かも、もしかしたらと思いました。


しっかりとしていて傾いたり動いたりすることがない の意なら坐禅の様をあらわしています。
写真をアップしようとしましたがうまくいかなくて文字での質問になり皆様にたくさんの回答を戴きこの場を借りて感謝感謝感謝の気持ちを残したいと思います。

もう少し慎重になって読もうと思います。

お礼日時:2010/06/14 12:26

> 4文字目が即でなく却なら真宗の経典にありますが



やはり、仏説無量寿経なのでは…

供養一切 斯等諸佛
不如求道 堅正不却
譬如恆沙 諸佛世界
復不可計 無數刹土
光明悉照 ?此諸國

親鸞ではなくて、一応、理論上はお釈迦様が言ったことを、私はこう聞きましたと書いたもの…となるでしょうか。

大乗仏典なので、そういう形式を取っているだけで、さすがに、歴史上の釈尊は、阿弥陀仏とかは言ってないでしょというのはまあ歴史的事実でしょうが…。

ですが、親鸞の著作ではなくて、お経なので、まあ、ご宗旨に限らず、引用してもおかしくはないですね。

(禅宗の僧侶の方が親鸞を引用しておかしいとは言えませんが…。)

確かに浄土三部経を、つねづね特に重んじるとなると、浄土宗、浄土真宗、時宗…が思いつくのは事実ですが。
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 堅正不却というのであれば、気持ちと生活をしっかり信仰に堅固にもって、(退却や逃亡しないで)しりぞかないでいくことが大事だというくらいのことでしょうか。


 孔子も剛毅木訥、仁にちかしといいますし。
 親鸞聖人のことばのようですね。
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『堅正不却』の読み違いと思います。


http://www.terakoya.com/gonshiki/shomyo/r_shomyo …
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