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食品販売業をしています。会計事務所に決算処理をお願いしていますが、以前からミスが時々ありました。今回は決算処理の前受金の処理をめぐって会計事務所と意見が異なっています。
取引先の中に支払いをアバウトに振り込んでくるところがあります。10万、20万単位、それも請求書が出ないうちに振込みをすることもあるので、前期末では残高がマイナスになっていました。
会計事務所ではマイナス分を前受け金として決算処理したのですが、期が変わってもそのまま前受け金に残したままでした。
その取引先は請求と振込みがいつも一致しないため、私どもはそのまま半年取引をしていましたが、最近残高が多いため、取引先に入金してもらえるよう催促したところ、「そんなに未払いがあるはずがない。前払いで払っているのに、期首にゼロからスタートしているのはおかしい。」といわれて調べたところ、前期末に前受を立てて、期が変わっても戻していなかったことがわかりました。
会計事務所は、前受けは前受けのまま処理することもある「売掛-前受」ので、期首に戻さなかったのはおかしくない、というのですが、私どもは当然取引先の残高は前期から引き継いでいるものと思っていました。他の残高プラスの取引先は引き継いでいます。さらに今回調べたら、前前期に残高マイナス120円だったところを、勝手に売上を120円立てて残高0円にしていたことも判明しました。
この鷹揚な取引先も、残高をためないように早めに振り込んでいるのに催促をされるとは心外だと憤慨しています。
会計事務所の前受を期首に戻さないという処理は通常の処理なのでしょうか?私どもは前受がこれだけありますとの説明も受けていません。
今後もこの会計事務所に任せていいのか不安です。

A 回答 (2件)

・ 会計事務所に委託する仕事、自社で行う仕事、すみわけの問題ということになると思います。



・ 基本の記帳は会社で行い、税務申告のための期末の調整を会計事務所に依頼するということであれば、売掛金や買掛金の管理は、自社で行うことになります。

・ 前期末の売掛金や前受金、買掛金などの当期の処理は、当期の年度末に行えば、間に合ってしまうからです。

・ 少々極端な例を申し上げれば、自社で元帳を作成せず、しかも、数ヶ月ごとに伝票や資料を提示するような場合は、入金したもののみを、入金時に売上計上し、支払ったものを支払ったときに仕入計上し、期首と期末の掛け・前受残高の総額を、期末に一括して洗い替えるだけという処理もあります。
・ 当然この処理では、会計事務所で作成する元帳からは、期中の売掛金等の管理は出来ません。(というか、売掛金は期末にしか出てきません)

・ 税務申告さえ適正であれば、という会社の要望とコストパフォーマンスを優先する場合、このような簡単な(なるべく省略した)記帳方法がとられることもあるわけです(「期中現金主義」などと呼んでいます。売掛の発生や、端数値引きなどの仕訳が省略できるので、記帳の手間は省力化できます)。

・ こういうケースでは、会社では別途手書きの得意先元帳を作成しているケースがほとんどです。

・ 御社の場合「決算処理・申告を依頼している」ということであれば、失礼ですが、翌期の元帳のスタートは「自社対応」ということではないのでしょうか。

・ 毎月の売掛金の残高管理までお願いしているかどうかによって、業務と、報酬に違いは出てくるかと思います。

・ 会計事務所の担当者及び先生と、具体的な業務の役割分担をはっきりさせる必要があるかもしれませんね。

・ ちなみに、私なら、このような不定期な入金をしてくる会社は、簿記の誤りは承知の上で「売掛金のマイナス」のまま計上しておきます(その方が、間違えがないですから)。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。分かりやすい回答で、参考になりました。
質問には会計事務所に税務申告をお願いしているとだけ書きましたが、この会計事務所には毎月の記帳もお願いしています。月に2回の来社での記帳業務、うち1回は2名で来て売掛、買掛、支払のチェック。当然その分の報酬も支払っています。
なぜ間違えやすい処理をして、そのまま放置していたのか、毎月来て何をしているのか。
おっしゃるようにこの機に業務の役割分担、報酬の見直しをしたほうがいいようですね。会計事務所の変更も考慮に入れたほうがいいかも知れません。
また、「不定期な入金をしてくる会社は、売り掛け金のマイナスのままで」と会計関係の方に言っていただけて心強いです。私もまったく同感ですが、今回の苦情を会計事務所に言ったところ売掛金のマイナスは許されないという言いかたをされました。
スマートな回答をありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 00:56

>前期末では残高がマイナスになっていました…


>会計事務所ではマイナス分を前受け金として決算処理したのですが…

ちょっと良く呑み込めないのですが、入金額が足りないのなら「前受金」ではなく「売掛金」として繰り越すのではありませんか。

>そんなに未払いがあるはずがない。前払いで払っているのに…

前払ならマイナスでなく「プラス」でしょう。
それなら前受金で良いですけど。

>会計事務所は、前受けは前受けのまま処理することもある「売掛-前受」ので、期首に戻さなかったのはおかしくない、というのですが…

たしかに、戻すのは期首ではないですよ。
例えば 6/30決算で 10万円の前受金があったとして、
翌期首 7/1 の前受金は 10万円のままです。
前受金がなくなるのは、7/1 以降、最初に請求書を発行した日です。
この請求書が 7/20 付けで 15万円だったとしたら、
7/20【前受金 10万円/売上 10万円】
7/20【売掛金 5万円/売上 5万円】
となり、ここで初めて前受金が 0 になります。

>さらに今回調べたら、前前期に残高マイナス120円だったところを、勝手に売上を120円立てて残高0円にしていたことも…

それはたしかにおかしな処理ですね。

>会計事務所の前受を期首に戻さないという処理は通常の処理なのでしょうか…

それはそうですけど。

>私どもは前受がこれだけありますとの説明も受けていません…

というか、売上金の入金状況ぐらいは、自分で管理すべきではないですか。
会計事務所には、税務署に出す書類だけを任せればよいのでは?

いずれにしても、誤請求を繰り返していたら顧客がどんどん逃げていってしまいますよ。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
この機に会計事務所との役割分担、報酬など改めて考えてみます。

お礼日時:2010/07/07 01:18

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