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NI-Cdなど充電できる電池の仕組みを教えてください。
電池が無くなってしまったあとに充電するときは同じ電圧を
かけてやるとまた復活するということでしょうか、その仕組みを知りたいです。

A 回答 (1件)

ニッカドに限らず、ニッケル水素やリチウムイオン電池は内部の電解液による化学反応で放電してます。


自動車の鉛蓄電池も同じ理屈です。
これ等の二次電池(充電池)は、化学反応を起こした電解液を「電気分解」して元の電解液に戻す必要があります。
その電気分解の事を「充電」と言うのです。
充電に必要な電圧はバッテリー電圧の1.5倍、電流はバッテリー容量の1/10から1倍程度が目安です。
乾電池型のニッカド電池は起電圧1.2Vですから1.8V程度の電圧が必要になります。
電流は単3型は容量1,500mA程ですから、150~1,500mA程度が好ましいです。
身近な携帯電話のリチウムイオン電池は3.6V/700mAに対し充電器は5.4V/700mA程度になってる事からも1.5倍の電圧を必要としてるのが理解出来ると思います。
バッテリー電圧と同一電圧での充電は満充電にはならないのです。
理由は、放電したバッテリーの内部抵抗値は下がるので充電初期は電流が流れて電解液を電気分解しますが、充電(電気分解)が進むと内部抵抗値が高くなるので電流が流れ難くなり電気分解が進まないからです。
逆に強制的に高い電圧で容量を超える電流で急速充電をすると、電気分解による化学反応が追いつかなくなり、バッテリー電極を損傷したりガスを発生する等でバッテリーをダメにしたり最悪は爆発させます。
これ等の危険があるので専用充電器を使用するのが一般の人達は望ましいのです。
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この回答へのお礼

よくわかりました。有り難うございます。

お礼日時:2010/07/13 12:28

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