10秒目をつむったら…

裏社会と繋がっている企業や団体ってどんなところがあるんでしょうか?
相撲問題を見ていて気になったので、質問しました。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

多くは水商売周辺の仕事。


水商売といっても酒屋は免許が必要だし、酒の配達は重労働なのでやくざはやりたがらない。
レンタルオシボリとか、レンタル観葉植物、レンタル絵画、レンタルマット(店の入り口にある、靴の泥落としのヤツね)などの商売をダミーとして営んでる。水商売の店からダイレクトにミカジメ料を徴収するのが難しいとき、やくざがやってるレンタルおしぼり屋なんかと無理やり契約させる。もちろん料金は相場より高い。高い分がミカジメ料、ってわけ。
水商売もやくざとは縁を切りたいのだが、なかなか完全に切ることができないし、かといってやくざと”堂々と付き合って”ミカジメ料を払っていたら警察からも叱られるし、またミカジメ料は帳簿に載せられない。ミカジメ料なんて仕訳項目ないし、やくざは領収書をくれないし。(使途不明金にする手もあるだろうが)
 そんな時、レンタルオシボリ契約料とすれば帳簿に載せられて経費扱いできるし、オシボリ屋も一応は表向きまともな会社の振りをしているので領収書は発行してくれる。
まあ、こうやってやくざは腐れ縁を作っておいて、そのうち賭博とか麻薬への誘いをかけてくるわけだ。

もうちょっと大きな規模だと右翼団体、政治結社、経済研究所というのがある。これはある程度の規模の会社をターゲットにしている。
たとえばそれらの団体(こちらも表向きは一応ちゃんとした会社組織などになっている)が発行する経済雑誌に
ターゲットの会社のスキャンダル(社長が愛人作ってる、とか製造品に欠陥があった)を載せる予告をしておいて、
「口止め料代わりに広告を載せろ。一年分一億円だ」
などと不当な要求をしてくる。で、企業はスキャンダルが公表されるのを恐れてお金を払っちゃう、というわけ。
もちろん、それらの団体が発行している経済雑誌なんて、プレジデントや週刊東洋経済なんかとは比べ物にならないぐらい
規模の小さなミニコミ誌ていどのものだったりする。あるいは発行なんてしていない。
口止め料代わりの広告だって本当に載せるかどうかもわからない。やくざの目的は口止め料だから。

ま、このあたりの話は誰でも知ってるような話です。レンタル屋で伊丹十三監督の「ミンボーの女」を借りてきて観てごらん。よくわかるから。
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この回答へのお礼

何だかすごい世界ですね!勉強になりました。

昔伊丹監督の映画見たような気がしますが、またレンタルしてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/13 16:45

 裏は表に絶対出ない。

表に出たとき裏ではなくなっている。
 絶対に出さない。相撲協会の捜査で胴元が割れていない筈は絶対ない。
 マスコミも記者も出さない。それが仁義というもの。出せない。
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この回答へのお礼

なるほど、表に出ないから裏ですよね。納得しました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/13 16:46

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