No.1
- 回答日時:
栗本薫(中島梓)のグイン・サーガはどうでしょうか?
世界で一番の長篇小説として、ギネスブックに載っているという話を聞いたことがあります。
今は90巻台まで出ていた思います。
気合い入れて読んでも夏休みぐらいは埋まります。
読みごたえという意味ではピカイチだと思います。
ジャンルはファンタジーです。
きゅ、90巻台まであるんですか(^^ヾ
本当に読み応えありそうですね。
気に入りそうならチャレンジしようかな…
それにしても90巻まで話を書きつづけるのって大変でしょうね。話はずっと続いてるわけですよね。はあ~。
とりあえず本屋で手にとってみます。
ありがとうございました!
No.2
- 回答日時:
ダルタニャン物語(アレクサンドル・デュマ著)などはいかがでしょうか。
講談社文庫から。全部で11巻あったと思います。1、2巻が「三銃士」として、10巻が「鉄仮面」として有名ですが、全部いいです。デュマといえば、「モンテ=クリスト伯」の方が有名かもしれませんが、私は「ダルタニャン物語」の方がコクがあって好きです。勧善懲悪ものではないし。若く血気盛んなダルタニャン(と三銃士)が、政治に翻弄され、次第に年をとっていく、必ずしも常に恵まれているとはいえない、それぞれの人生が絡み合い、あるときは団結し、あるときはぶつかり合い...ルイ13、14世の華麗な王政時代の影の政治のやり取りなども、読み応えありの娯楽小説です。もともと本国フランスで新聞連載されて大人気だったシリーズだそうなので、それもうなずける話かと。
ダルタニャン物語。映画『仮面の男』はこの作品が原作ですかね?
あの映画は面白かったという印象があるので、気に入りそうな予感がします。
ベルバラも好きだし!
きれいにまとまってなさそうなところがいいですね。
是非読んでみたいと思います。
ありがとうございました!
No.3
- 回答日時:
お勧めは、『砂の女』/阿部公房(新潮文庫) です。
古い作品ですが、読み応えは充分過ぎるほどあります。
あのなんとも言えない雰囲気。現実にありそうで、絶対に存在しない、妙なリアリティ。深く人間の心理をえぐるストーリ。どれをとっても、極上です。
私は、高校生の冬休みにこの本を読みました。
寒い日だったので、ストーブの前で読んでました。それで本に熱中し過ぎて、ストーブの熱でズボンが焦げてしまいました・・・
近くにいた祖母が異常に気がついてなかったら、全身が燃えていたかもしれません。
足に軽い火傷をして、足を冷やしながら、すぐに続きを読んだのですが、読み進めているうちに火傷の痛みを忘れてしまいました。
それぐらい熱中できます。
「昆虫採集に出かけた男が、砂に埋もれていく集落に監禁されて、砂まみれの家で見ず知らずの女と生活をする」
という話なのですが、読み終わった後に口の砂が入っているような錯覚さえ起こします。
阿部公房の作品は、どれもお勧めなので、機会があれば読んでみてください。(全作品が新潮文庫で読めます)
ダントツのお勧めは、『砂の女』ですけどね。
おお、そんなに夢中になって読まれたとはすごいですね!
そこまで夢中にさせてくれる本てなかなかないですよね。
何だか不思議なストーリーですね。
砂に埋もれていく集落。
阿倍公房の本は割と難しいと聞いたのですが、そういう本こそ時間のあるときに読みたいですし、そこまで夢中になられたと聞いては是非読んでみなくては。
ありがとうございました!
No.4
- 回答日時:
パール・バックの「大地」を。
中国の貧しい小作農の男が、働き者でやりくり上手の妻を得たことから土地を持てるようになり、そのうちに人を雇って「旦那さま」と呼ばれるように、徐々に運命が変わって行く。
一番印象に残っているのは、出産と子殺しです。
ど田舎なので隣人もない。医者も産婆も頼めない。
妻は一人で支度をし、無事に出産。へその緒も自分で処置。
そうやって何人もの子供を産み育ててきたものの、貧しさゆえに産まれたばかりの赤ん坊を「おぎゃーっ」と一声泣いた直後に口と鼻を塞いで殺す。
夫には「死産でした」と告げる妻。
親子三代にわたる物語(辛亥革命前後が舞台)なので、読みごたえがあります。
昔の中国の様子がかなり分かると思います。
金持ちになって男がどう変わっていくんだろう、何か悲しい話になりそうな…。
こういう壮大な作品ってあまり読んだことがないので、開拓してみるのもいいかも。中国の歴史を知ることもできるし、確かに読み応えがありそうです。
ありがとうございました!
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
ミステリがお好きとのことですので、
もうご存知かも知れませんが、紹介させていただきます。
森博嗣さんの作品はいかがでしょうか?
(下に森さんのHPのurlを載せておきます)
長編というわけには行きませんが、彼の代表とも言える
シリーズが2つ、とりあえず完結しています。
・「すべてがFになる」から始まる、犀川創平&西之園萌絵シリーズ
・「黒猫の三角」から始まる、瀬在丸紅子シリーズ
個人的には単行本もお勧めです。
「スカイクロラ」
「女王の100年密室」「迷宮100年の睡魔」
「そして、二人だけになった」
どの本も、かなりの確立で市立図書館に購入されていると思います。
理系大学の助教授をなさっていることもあって、文章がとても新鮮に感じました。
「レ・ミゼラブル」 ヴィクトール・ユゴー
新潮文庫で7冊、角川文庫で4冊
とりあえず内容を掴むだけなら、岩波少年文庫で上下巻です。
妹の子どものためにパンを盗んだ罪で牢に入れられたジャン・バルジャン。
彼は刑期が切れ、仮出獄で外の世界へと戻る。
そこで彼は、仮出獄の紙を破り別な人間として生きようとする。
ジャン・バルジャンの人生は、旅先で彼を一夜泊めてくれた、司教との出会いで変わる。
今、ちょうど帝国劇場でミュージカルもやっています。
読んでから、観に行くと感動が倍以上になります。
素敵な夏休みをお過ごしください。
それでは、失礼させていただきます。
参考URL:http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/
森博嗣さんのHPにいってみました。
人物紹介を見ると、何だか変わってて面白そうな方ですね~。現役の大学教授をなさってる人だとは知りませんでした。
森さんの本、読んでみたいなと思っていたので参考になりました。
『すべてがFになる』から読んでみようと思います。
『レ・ミゼラブル』は家にあった気がするので探してみようかな。
ありがとうございました~!
No.6
- 回答日時:
有名過ぎるとは思いますが
司馬遼太郎「竜馬がゆく」全8巻をお勧めします。
特に若い時期の男子にはいい意味での刺激があると思います。私はかれこれ10回以上は読み返しています。(常に枕もとにおいてある感じ。)
ミステリーも読みますが、確かに読んでいる最中や、読後すぐは印象に残りますので、楽しいですが、竜馬がゆく。はその後の人生にも連れて行けるような本です。ちょっと大げさかな?
まっ、歴史ものは基本的にサクセスストーリーなので、前向きな感じにはなりますよ。特に司馬遼太郎は人物の書き方が絶妙なので、彼の書いている人物は、現代人の好きな人物に名を連ねてきているような気がします。彼の小説の影響も多いのでは。
10回以上も読み返されたんですか~。確かに、竜馬はいろんなところで取りあげられますが、カッコイイ人ですよね。
実は、日本の時代小説ってどうもとっつきにくいイメージがあって、今までほとんど読んだことがないんですよ。
食わず嫌いかもしれないですが…
いつも軽いものばっかり読んでるからかもしれません。
でも、坂本竜馬は有名ですし魅力的な人なので読みやすいのかな。
いつかは挑戦したいです。
ありがとうございました!
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
ミステリがお好きならば、綾辻行人さんの「館」シリーズはいかがですか?これはお薦めできます。
また、太田忠司さんの「霞田兄妹」シリーズや「狩野少年」シリーズも、おすすめします。本格派がお好きならば前者を、ほんわか系がお好きならば後者になります。
ファンタジーならば、茅田砂胡さんの「デルフィニア戦記」が一押しです。全18巻ですが、これに「スカーレット・ウィザード」「暁の天使たち」が続き、全部で30冊ほどになります。
後は、もう読まれているかもしれませんが、小野不由美さんの「十二国記」もおすすめできます。
色々読まれたいのであれば、田中芳樹さんの作品もいいと思いますよ。ファンタジーからSF、中華系のお話まで幅広く書かれています。私のお薦めは「銀河英雄伝説」です。これも、本編10巻、外伝4冊と読み応えがあります。(新書版の場合で、文庫版は約倍です。)
以上、色々とあげてみましたが、参考にしてくださいね、これで失礼します。
「館」シリーズは読んだのですが、確かに最後の最後まで気が抜けない面白さですね。
大田忠司さんの本、少し検索してみたんですが、おもしろそうですね~、狩野少年シリーズ!
ほんわか系、結構好きなので気に入りそうです。
安孫子武丸さんの人形シリーズなんか大好なんです!
何だか結局ミステリばかりに目がいきがちなんですが、
ミステリ以外にもいろいろと紹介してくださったので、参考にさせていただきますね。
ありがとうございました!
No.8
- 回答日時:
私がお薦めしたいのは、小野不由美さんの「十二国記」シリーズです。
幅広い年齢層から最近支持されています。最初は、ホワイトハートなどのティーンの文庫からでましたが、そのミステリアスで異国情緒のある、独特の雰囲気でジワジワと人気がでてきました。
また、最近では大人版(成人向けの)の冊子も出来ました。
最近の小説界でなかなかのブームがおこっています。NHKでアニメにもされています。
子供が木から生まれてくる世界の十二の国。十二の国には十二匹の麒麟がおり、麒麟が王を選びます。元は十二国出身で、日本に生まれ落ちた1人の女子高生にある日、「お迎えに上がりました。」と麒麟が迎えにきて・・。
という感じです。もうお読みになっているかもしれませんが、私は本当にお薦めします。結構、私の人生観や思想もこれを読んだことで変わりました。
内容はどちらかというと中国史のような感じなので、あまり横文字はありませんがちゃんと理解できます。
是非、一度読んでいただきたい一冊です。
この回答への補足
ありがとうございます。
これは、最初に読むべきなのは『月の影 影の海』という作品ですかね?
それとも、十二国記の序章的な作品もあるそうですが、そちらから読んだほうが良いのかな?
小野不由美さんが気になっていて、図書館から『屍鬼』を借りたばっかりだったので、小野さんの作品を紹介していただいて嬉しいです!
『屍鬼』の方も、もし読まれてたら感想を聞かせていただければ、と思います。
よろしければまたお時間のあるときにお願いします。
ありがとうございました!
No.9
- 回答日時:
ハリポタもお好きならファンタジー小説の元祖とも言える「指輪物語」はいかがでしょうか?
ハリポタとは違い、独特の翻訳文がちょっと読みにくいですが、長い夏休みこそ挑戦してほしいです。映画「ロード・オブ・ザ・リング」を見ているならなおお勧めです。
そうそう、読むときは序章は飛ばしたほうがいいです(笑)ここを読みきれずに挫折した人も多いそうです。
序章は飛ばした方が良いのですね(笑)
分かりました。
私も、もし序章から読んだら例に漏れず挫折することでしょう。
まだ映画見てないんですよ。見よう見ようと思いながらなかなか見る時間がなかったんですが、夏休みは時間がたっぷりあるので、まずは映画見てみます。
ありがとうございました!
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