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円高ドル安は何を基準にして決めていますか?


円高ドル安、円安ドル高、円高ユーロ安、・・・
といった言葉がよく使われますが、
高い、安いというのは何を基準にして決めているのでしょうか?


それと円高ドル高や円安ドル安みたいなものがないのはなぜなのでしょうか?

A 回答 (6件)

為替レートは刻々変化していますので、


例えば1時間前1ドル=90.0円が今89.5円に変わっていたら
円高ドル安に「振れている」などと言います。

今報道などでしきりに円高円高だと出てくるのは、
過去の水準に比して明らかに円高ドル安水準にあるからです。
10年を切り取ってみても、2000年~2008年のリーマンショックまでは
1ドル100~120あたりの推移、以降も一時的に割ることは何度かありましたが、
90円台を維持してきました。
それを今回はわりとしっかりと90円を割り込んできている…。

こういった報道の時に注意して聞いていると必ず
「OOOO年OO月以来の」「OO年振りの」円高(安)水準と表現しています。
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でも、TVで為替に関するニュースでは、頻繁にドル高、ドル安という言葉が頻繁に使われているように





ユーロが出てくるまでは、円とドルの比較をしておればよかった。なので、言い方としては「円安、円高」というのが多かった。国際基準通貨ドルを比較対象としての表現です。
ユーロがそれなりに国際金融でメインプレーヤーになったので、円安!とだけ言われても、ドルに対して?ユーロに対して?とわからない。

なので、円を基準として

ドル高 ユーロ安
ドル安 ユーロ高
ドル高 ユーロ高
ドル安 ユーロ安

というような表現がマスコミでは増えたように思う
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為替相場は、比較する対象があって初めて「高い」とか、「低い」っていう基準が決まります。



「円高ドル安」という表現があったとしたら、どこかの期間と比較して、「高い、低い」と表現
しているのです。

昨日に比べて、円がドルに対して値上がりすれば、「前日比、円高ドル安」という表現になるでしょうし、
前年の平均相場に対して値上がりしているのであれば、「前年比円高ドル安」という表現になります。

つまり、基準は「比較する期間」です。

なので、円高ドル高、っていう表現は、ものすごく矛盾してますよね。

1ドル90円だったものが、1ドル80円になれば、ドルに対して円は高くなっています。逆にドル
の立場に立ってみると、円に対してドルは値下がりしているわけです。

あり得るとすれば、たとえばユーロに対して、円もドルも、ともに値上がりをすると、ユーロに対して
「円もドルも高い状態にある」、つまり、円高、ドル高という表現も用いることはできるでしょうが、
あまりそういう表現は用いませんよね。誤解を生みやすいですから。

単に「円高」という表現が用いられたとすると、そこは「どの期間の、どの通貨に対して円高なのか」
という風に考えなければなりません。

どちらかの通貨が値上がりすれば、比較対象となる通貨は当然もう一方の通貨に対して値下がりして
いないと、物理的におかしいですよね。
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1米ドル = 86.2440707 円





大根は 一本 100円で あるべし!
90円なら 安い
110円なら 高い

ということにはならない

企業活動においては、例えば1ドル 100円の予想で四半期ごと(三ヶ月ごとの)企業戦略を立てます。その期間中に 86.2円になれば円高です。当初予定で 1ドル80円を想定して企業活動をするならば、86.2円は円安です。

そもそも「決めていますか」という問を考える発想が、経済理解においては間違っている。だれか決定権を持っている組織があって決めているわけでなく、経済活動に参加している参加者の間で決まっていきます。

円高だ、円安だというのは、ちょっと前と比べて・・・という程度です。大体企業活動が四半期ごとに判断しますので、3ヶ月前と比べて・・・という話になりますが、発言者の立場でその期間は変わります。
金融機関の外為担当ならば、その日のうちでも、円高・円安というのは意味のある話になります。為替相場の変化で、一日で億単位の利益を出したり、損失を出したりするのですから。
一ヶ月に一回外為で金をやり取りする人では、一ヶ月単位。
一年に一回海外旅行をする人にとっては、一年前の相場との違いが意味のある 円高/円安となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

つまり、人によって、
1米ドル = 86.2440707 円
をドル高という人とドル安という人がいるということですか?

でも、TVで為替に関するニュースでは、頻繁にドル高、ドル安という言葉が頻繁に使われているように
思うのですが、これは前日のレートとの比較で決めているのでしょうか?

お礼日時:2010/08/14 22:32

予想とは



通貨ってのは、(各種商品も含めて)今、必要だ!という前提では動いていません。
八百屋に行って、今日、大根を買わないと死んじゃうから、どんな価格でも買います・・・というような原理では動いていない。

一ヶ月後ドルが必要になる。

こう判断します
A 今 80円で買って持っておく
→ 80円を一ヶ月預金にすると、81円になることを諦める。
B 一ヶ月後に79円で買う予約をする
→ 予約手数料に1円払う。この間、手元に持っている80円が81円になる。
Bの購買予約は、いろんな金融会社が、いろんな条件で出します(いろんな予想があるので)

そのいろんな予想から購買を決定します。これが予想に基づく、為替の変動です
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

しかしながら、回答の例が全く理解出来ませんでした。

例えば、現在のドルの為替レートは

1米ドル = 86.2440707 円

となっていますが、これはドル高なのですか?ドル安なのですか?

恐らく、これだけでは判断出来ないのだろうと思いますが、
どのようにしてこの値から判断するのですか?

お礼日時:2010/08/14 19:43

高い、安いというのは何を基準にして決めているのでしょうか?



予想を基準に決まる
※ どうなるか分からない、予想を基準に決まっていくので、絶対的な基準があるわけではない


それと円高ドル高や円安ドル安みたいなものがないのはなぜなのでしょうか?

円がドルに対して高いか安いかという話なので、両方が高くなったり安くなったりはできない。
公園のシーソーみたいなものなので
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

予想というのはどういうものなのでしょうか?

1ドル80円が、あるときには円高ドル安で、あるときには円安ドル高にもなりうるということなのでしょうか?

それぞれの国の物価などによって基準が毎回変わるのでしょうか?

お礼日時:2010/08/14 17:47

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