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ブラジル・レアル建 ディスカウント債について
現在、
(1)SBI証券が6年(単利10.156%)為替手数料1レアル=約50円あたり1.5円、
(2)HS証券が7年(単利12.08%)為替手数料1レアル=約50円あたり2.0円、
のブラジル・レアル建 ディスカウント債を販売しています。
為替手数料は購入時や途中売却した場合は取られるが、満期まで持つと換金時は取られない。
また、途中売却した場合、売却益は非課税という大きなメリットがある。

税制上のメリットを考えたり為替変動を考えたりした場合、途中売却の可能性もあります。
この前提のもと、どちらの証券会社で購入するのがお得と思いますか?
個人的には途中解約のメリットが高いディスカウント債権は、期間が長いHS証券ほうが
リスクを軽減でき、かつ金利も高いため大きなメリットがあると考えますが、間違っていますか?
(手数料はSBIより高いのはマイナスですが、金利差でカバーできるでしょう)
また、そもそも途中売却なんて簡単にできない、もしくは極端に安価に買い取られたりするもの
なんでしょうか?

A 回答 (3件)

>期間が長いほど解約できるチャンスが多く訪れるはずなのになぜ金利が高くなるのでしょうか?



期間が長いから金利が高いのは普通。
世界各国の国債もいつでも売却できるが、通常は期間が長いほど金利は高くなる。アメリカ国債も残存期間1年より3年、3年より10年の方が金利が高い。


>途中解約したらお得ですとの宣伝文句で募集しています。

外国債券は途中売却だと非課税だから。期間の長短は関係ない。



リスクが高いというのは金利への感応度。期間が高い方が市中金利が上がった時に債券価格の低下が大きくなるように金利変動に対するリスクが大きい。
そのリスクを勘案して、最初に書いたように期間が長い方が高い金利になることが一般的。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

いつでもやめられるという前提だから、より高金利の
残存期間が長い金利のほうを選んだほうがよいと思える。
ただし、残存期間が長い債権は、市場金利があがったとき、
債券価格の値下がりもきついので覚悟は必要。

ということですね。

個人的には新興国の金利が一本調子でこの先6年、7年も上がり続けると思わないので
買う方向で検討しています。

お礼日時:2010/09/22 20:50

>今は新興国ゆえ金利は高いですが、中期的に見れば金利は下がる確率のほうが


>高いと思います。新興国の代表である中国も数パーセントの金利です。それゆえ、
>金利の高い新興国の債権は長期であるほど逆に有利な気がします。

そんな簡単な話ならゴールドマンサックスやヘッジファンドの運用担当者がほうっておかない。金利が下がる確率が高いなんて分かっていれば期間が長い債券にこぞって投資する。彼らがそれをしないのにはそんな簡単に確率が高いとはいえないと考えている。彼らプロが阿呆で自分の判断の方が優れているという自信があるなら話は別だが、一般的には彼らがそう思わないには理由があると考えた方が無難。

金利に新興国、先進国は関係ない。金利に大きく影響を与えるのはインフレ率。インフレ率が高くなれば金利は上がり、インフレ率が下がれば金利は下がる。
日本が急激に世界で存在感を増した大好景の日本のバブル時代にはインフレ率も上がり日本の金利が上がった。
アメリカも好景気に沸いた2007年まではインフレ率が上がり、それにあわせて金利は上がった。そして景気が悪くなったらインフレ率も下がり政策金利を引き下げ、長期金利も低下した。

個人的予測はどちらでもよいが次のURLでブラジルの3年国債の利回りを見ると分かるように好景気に沸いた時期の方が債券の利回りが高い。リーマンショック後の2009年の方が利回りが低い。
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/ss/etc/info/pd …
ブラジルも景気やインフレの波と金利の関係は先進国と同じ。ブラジルが成長すると予測しているならば、それに伴いブラジル国民の所得も増えて物価も上昇するシナリオも想定される。2007年までのように景気が回復していくと考えるなら金利上昇が考えられる。景気が今以上に冷え込んでブラジル政府が利下げに踏み切る可能性が高いと考えているならば金利が下がる可能性が高いという予測になる。


>新興国の代表である中国も数パーセントの金利です。

中国は特殊で参考外。ドルとの事実上固定レートを維持するために金利が異常な状態に固定されていた。金利を引き上げればドルと固定レートなのにドル以上高い金利を得ることができてしまうので金利を引き上げられなかった。
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この回答へのお礼

大変遅くなりましたが、ご回答ありがとうございました。

中国の金利に関しては非常に参考になりました。だから、アメリカ他各国から圧力があるのですね。
冷静に考えればその通りですね。

また、金利やインフレの関係についてご回答いただいた内容は、素人ながら理解していたつもりです。
ただ、本当にお聞きしたいのはディスカウント債は、期間が長いほど解約できるチャンスが多く訪れるはずなのになぜ金利が高くなるのでしょうか?解約できないのなら間が長くなるほど金利が高くなるのは、不確定リスクを多く背負うわけですから理解できます。しかし、途中解約したらお得ですとの宣伝文句で募集しています。これって、どう説明できますか?
どうしても、このディスカウント債は償還期間が長いほうがお得としか思えないのですが、何か私の知識に大きく抜けている部分があるのでしょうか?

お礼日時:2010/09/18 23:02

どちらが有利かは簡単には判定できないが、一点コメント。




>期間が長いHS証券ほうがリスクを軽減でき、

期間が長い方がデュレーションが長いから金利リスクが大きい。具体的には市場の金利が上昇した時に損失が大きくなるのは期間が長い方。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ただ、私には理解できません。
今は新興国ゆえ金利は高いですが、中期的に見れば金利は下がる確率のほうが
高いと思います。新興国の代表である中国も数パーセントの金利です。それゆえ、
金利の高い新興国の債権は長期であるほど逆に有利な気がします。
もちろん、その国の今後のインフレ率が金利より下回っていることが前提ですが。

お礼日時:2010/09/04 01:39

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