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専門書の読み方

教授に
キッテルやファインマン、砂川の理論電磁気学
のような名著の本は必ず学生のうちに読んでおきなさいといわれました。
実際図書館へ行き探したところ、非常に厚く大きな本でした。
世の大学生はこのような専門書をどのように読んでいるのでしょうか?
こういう専門書ははじめのページから一語一句見逃さずに読むものなのでしょうか?
よろしかったら読み方を教えてください。

A 回答 (5件)

貴方が理論物理学専攻でなければ、「学生のうちに」の「学生」は、大学院生を含んでいると思って良いでしょう。

大学教授の中には、自分の跡継ぎ以外は学生じゃないと思っている人がいるので、真に受けなくて良いです。

他の方も指摘されているように、どんなに素晴らしい内容の本でも、理解できなければ単なる記号の羅列に過ぎません。消化不良を起こして今更ながらに理科離れするよりも、自分に合ったレベルの本をきちんと理解しましょう。図書館の本は古い(=分かりにくい)ので、大きな本屋さんに行って、最新の教科書を手に取って読み比べてみましょう。立ち読みではきちんと理解できないけど、落ち着いて読めば理解できそう、というレベルの本がきっと見つかるはずです。

(万が一、大学の教科書でレベルの合ったものが見つからなければ、高校生用の参考書でも良いです。雇う側から言えば、大学レベルながら穴だらけの学力の持ち主よりも、英語・数学・物理・化学の全てにおいてセンター試験で8割取れる学力の持ち主の方が、余程信頼を置けます。)
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キッテルは化学でも使います。


未だに良く理解できませんが、
この専門書を使った講義は
とても面白かったです。

最近のキッテルは、
広く浅くなっているので
読みやすいと思います。
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物理の専門書を一語一句見逃さずに読んでも何の意味もありません。


「読んでおきなさい」と言うことは理解しておきなさいと言うことです。
「学生のうち」とは3~4年間掛かっても良いのでしっかり理解するようにと言うことです。
物理の基本ですが、かなりの学生はこのような基本的な部分も良くわからずに試験勉強だけで卒業するので物理を実際に役立てることができません。
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どれも名著だと思いますが、学部2年生ぐらいでいきなり一人で読めるかというと、敷居が高いと思います。


私は学部2年生のとき、砂川の「理論電磁気学」が教科書に指定されていたので、それに従って買って使っていましたが、
結局、もっとやさしめの本で流れをつかんでいないと難しかったですね。
一度、物理の基本を一通り勉強したあとなら、読めると思います。
とくに電磁場の解析力学については、なかなか触れている本は少ないので貴重です。
その際、一言一句とはいいませんが、計算は自分で追わないとわからなくなりますし、
教科書の計算を自分でなぞることは、かなりの演習になります。(これはこの本に限ったことではないですが)
ただ、もっと分かりやすい本が出ているのは確かですが。

ファインマンは長いですから、これはちょっとずつじっくり読んでいけばいいと思います。
私は英語版を友人と輪読のようにして読みました。
こちらは文章の比率が高く、現象を言葉で説明しようという傾向が強いと思います。
物理現象の理解がかなり深まると思いますので、ぜひ読まれるといいと思います。

キッテルは固体物理の本だと思いますが、ちゃんと読んだことはありません。
演習問題について調べているときに当該箇所だけ読んだかんじでしたが、
印象としては砂川さんの本に準じるかと思います。
物性系をやる人には必須の本かもしれません。
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最初に序文から読んで下さい。


特に外国の教科書の場合、序文に各章で述べたいことがまとめてあります。
ですから、その線に従って読んで下さい。
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