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可聴帯域の狭帯域化とオーディオ機器
30代のころは、12kHz付近まで可聴帯域でしたが、先日CDクリーナー付属の
音域テストを聞いてみたところ、10kHzはすでに聞こえなくなっていました。
50代ですから、年相応の老化かと思いますが、このような場合に広帯域の
オーディオ機器は不要かと考えてしまいます。また、老練のオーケストラ
指揮者はこの様な状況で、どう音楽をコントロールするのでしょうか。
CDの録音音域の半分しか聞こえていないのかと思うと、(殆どが実音よりは
倍音領域だとは思いますが)今後の音楽との付き合い方や、オーディオ機器の
考え方をお聞かせ頂ければ幸甚です。

A 回答 (4件)

質問者様は音の良い悪いを今までどのように判断してきたのでしょうか?


まさか、この音は12KHzの音でこれだけ綺麗で忠実だと、周波数帯毎に音の質が分かっていた方ではないでしょう。

元々、老舗オーディオ機器ブランドの多くは、熟練の技術者が音を聞いて良いか悪いかで判断することが多いのはご存じでしょうか?10代の子が高級オーディオ機器を作ることはほとんどないのです。
何故か?音域が年を取るほど狭くなれば、むしろ若い子が作った方が原音に忠実な音が出るはずですからね。

それをしないのは、昔から一定の年齢層の人間が最も優れた音を出し続け、結果的に若い世代もその音を求めるからです。即ち、多くの人が感銘を受ける音というのは、子供の頃から聞いている音であることが大事なのであり、可視聴範囲云々は関係ないことを示しています。

音楽とは何かと言えば、心を癒す物であると私は考えています。確かにこだわりは誰にでもあり、それを目指すのは当然です。しかし、老いてきたからといってそのこだわりを、難しく変えていく必要はないと思いますよ。
今まで通りが嫌ならば、自分なりに良い音がする物を探せば良いでしょう。

質問の1つめですが、
オーケストラの指揮者は、音だけで指揮しているわけではありません。その場の雰囲気を肌で感じ、一人一人の奏者の力を引き出すために、指揮をするのです。音は確かに重要ですが、大事なのは音を聞き取る力ではなく奏者に気持ちよく音を出させる力と、全体を合わせる力です。そのため、耳よりも五感全体でそれを感じる力の方が大事なのです。後は、山や谷、速度をコントロールするだけです。これに、可聴帯域の広さが必ずしも必要とは限りません。むしろ、元気にタクトが振れることと、これまでの経験そして楽団からの信頼の方が音を合わせるのには大切なことでしょう。

ちなみに、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、耳がほぼ聞こえなくなってから、第九を作っています。耳で聴き取れる物で音楽が奏でられるわけでも、音が作られるわけでもないことを、彼は示したのです。

音はあくまで空気に載って届く音波波長でしかありません。それは、耳で聞き取れるものですが、例えば空気の振動としてコントラバスの音は、肌で感じることもできるかもしれません。太鼓の音は、地をはう振動に感じられるでしょう。フルートの音色やハーモニーは小鳥のさえずりを思わせるかもしれません。サックスは情熱を呼び起こすかもしれません。これらは、音がゼロでも見るだけでこんな音が出ていると感じることが出来るケースもあります。それを考えれば、音が聞けるだけで、その現場にいなくとも想像することや、過去に見た演奏会、ライブなどを見た情景(場景)を思い描いて感じることもできます。
音は、耳だけで味わうのではありません。感性で味わうのです。

多くの年月を生きれば、若い頃にはない感性が生まれます。年輪が増えるように経験や価値観も増え、音に対する感性も大きく広くなるのです。それが、老いをカバーするはずです。

そのときに大事なのは、どれが広い可聴帯域を持つかといったスペックの問題ではなく、どれが自分にそういった体験を与えてくれるのかということです。これは、年齢には関係なく、製品との相性に繋がります。

いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに感性です。高級なスピーカーシステムより
シンプルなシングルコーンの音が楽しめることもありますので、データより
音楽を楽しむ感覚で、今後も楽しみたいと思います。自分でも今聴いている
音楽が、昔とそんなに変わった印象は無いのです。
ですから、ご教示の通りに楽しむ感覚で今後もやってゆきたいと思います。

お礼日時:2010/10/03 22:05

再び iBook-2001 です♪



お礼を書き込んでいただきありがとうございます。

さて、
「ありがとうございます。
良いフルレンジスピーカーでも探してみます。」
との事ですが、小学生の頃からあれこれスピーカー遊びを続けていて、箱なども含めると降るレンジスピーカーユニットを楽しむ事で総合的にはかなり経費がかかってしまいます。

ある程度まとまった予算が有るなら、チャンネルデバイダーと複数のパワーアンプでマルチ駆動の3ウエイ以上の方が楽ですよ。

まぁ、何をもって「楽」と思うかは個人の趣向でしょうけれど、一応は安物組み合わせで4ウエイのマルチ駆動も有るのですが、私のアバター? 写真は縁側のお昼寝用で、フルレンジ+ツイーターの構成です。 
庭に来る小鳥や季節によりカエル、鈴虫などの方が大きい音の状態の小音量でも、アルテックの755Eはアニソンなどの歌詞が聞き取りやすくてすごいと思っています。(少しボリュームを上げますと、60年代のジャズでホーン楽器が最高です。ドラムやベースなどは別システム、さらにオーケストラなどはまた別のシステムの方が好みですけれどね)

オーディオは個人の趣味ですから、ご自身の考え方でシステムを構築しながら音楽を楽しんでください。 私のような高額製品を導入できないオーディオファンはピュアオーディオでは無くてプアオーディオマニアなんて言うそうです(爆笑)

あ、またまた、若輩者がナマイキな事を書き込んじゃいました。失礼いたしましたぁ~。

この回答への補足

アルティック755Eですか、私の理想は往年のランサー101ですので、
LE8Tにスーパーツイターでもつけようかと考えています。エッジは
貼り変えています。サキソフォンコロッサスのロリンズの快演を、現代に
蘇らせたいです。一関ベイシーの音は無理としてもです。仙台にカウント
という店があったのですが、アルティックA7でした。懐かしいです。
ありがとうございました。

補足日時:2010/10/04 23:06
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はじめまして♪



純粋な信号音ですと、年相応に聞き取れなくなりますね。

私も10代の頃にはテレビやFM放送の高周波が気になったのですが、20代になってからは聞こえなくなっています。

ただ、CDが登場した時代から、ハイカットを16K、20K,22K,など、当時70代のオーディオ評論家は聞き分けられたそうです。(純粋な単信号音は全く聞こえないけれど、、)

数人のオーディオ評論家が一緒に実験した結果、80Kのハイカットなら、元音との差を気にしないで音楽が楽しめたと言うような記事だったかと記憶しています。(ちょっと 不安ですが、、)

たぶん、試聴のスピーカーは20Kまでのスペックでしょうし、聞いている人も測定上は聞こえない人たちですので、音楽や自然音ではハイカットの差がワカルと言う事だと思います。

そういう意味で、わざわざ帯域を制限する事はメリットが無いと考えられますし、多少帯域が狭くとも、中音域の質を向上させる方向でオーディオ機器の更新を続けて行かれると良いかと思います。
若輩者が生意気な回答かもしれませんが、帯域がとても狭いはずの蓄音機博物館の演奏会に参加してみて「音楽って、周波数帯域とかのスペックでは無い部分で、大きな感動も得られるんだぁ!」と言う体験が私には大きな経験ですかね。(苦笑)

スピーカーの工作も趣味の一つなのですが、スパーツイーターをいじると、バスドラやベースの音もかわってきます。 今の私はテスト信号の16Kは聞こえませんが、回路の教科書上では40K以下カットのツイーターを追加したシステムも有りますよ。(聞きながらコンデンサー交換の結果です。驚いた事に日本国内に同じ定数で組み合わせて居る人が少なくても1人は存在した!! ほんとオドロキでしたよ~。笑)

数値や数字ではなく、ご自身の耳を信じて音楽を楽しんでください。(ほんと、若輩者が生意気発言で、申し訳ございません。)
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この回答へのお礼

自分は絶対音階もないし、そんなにシビアに音を聞いているわけではありませんので、
仰る通りに、自分の耳の能力に合った楽しみ方をしたいと思います。オッシロスコープ的
ではなく生身の音楽を楽しみたいと思います。皆それぞれ楽しめるはずですから。
ありがとうございます。
良いフルレンジスピーカーでも探してみます。

お礼日時:2010/10/03 22:11

私もご質問者より年配で、高音域が聞こえにくくなっています。


一応健康診断の聴力検査では、高音低音とも正常ですが、オーディオ的には10kHz以上はかなり低下しているでしょう。

ただ、実際に音楽を聞いていて高音の不足が感じられるでしょうか。あるいは高音と低音のバランスがおかしいと思われますか。
多分そうは感じないのではないでしょうか。
そうであれば、今のシステムをそのままお使いになって何の問題もないと思います。

バランスがおかしいと思われれば、トーンコントロールやグライコで周波数を調整したらよいと思います。

いずれにしても高音が全く聞こえないのではなく、感度が落ちているということです。それを自覚しているのであれば自分なりに満足できるように調整したら良いのです。別に他人に聞かすために装置を持っているわけでもないと思いますので。
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この回答へのお礼

確かに日常の不便さとか、現在のシステムの高域が落ちたとかいう
感覚はありません。それなりに、今までと同じように楽しんでいます。
主に1950年から60年代のJazzですので、もともと現代録音に比べれば
中音域が強いのではないかと思います。音楽上は聞こえなくなった音は
ないのではないかと思いますので、このまま行きながら、シングルコーンの
フルレンジでも探してみたいと思います。
ありがとうございます。楽しみ方は変える必要はないという事で行きたいと思います。

お礼日時:2010/10/03 22:18

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