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デニスホッパー、ピーターフォンダのイージーライダーを見たのですが、あの時代の背景をよく知らないのもあって(知らないなら勉強しろ!っていわれると弱いのですが・・)イマイチ意味がよくわかりませんでした。みなさんはあの映画についてどんな感想を抱いたのか、また、どんな風に理解をしたのでしょうか?「質問」とはチョット違うニュアンスの問いかけになってしまいましたが、どなたか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。



私はリアル体験派ではないんですが、当時のアメリカン・ニューシネマが
大好きで、何回も見ました。イージーライダーはDVDも持っています。

一番強烈に描かれていたのは、当時のカウンターカルチャー&サブカルチャーの
可能性と挫折だと思います。
そのためのキーワードがモザイクのようにちりばめられている映画だと感じました。

すなわち、バイク=旅、ドラッグ、ロック、ドロップアウト、長髪(ロンゲとは言わなーい)
反体制、そして、体制とは一線を画した、自分たちの素晴らしい世界が
もしかするとあるのかも知れない、という痛々しい希望です。それは、アイビーリーグを
卒業してネクタイしめてウォール街のビジネスマンになるのではなく、
まったく新しい、自由な世界があるのではないか、という問いなのだと思いました。

ジャック・ニコルソンの弁護士役は、体制側からの脱落ということではなく、
むしろ「脱却」として描かれていたように思います。しかし、神を呪う
ピーター・フォンダの姿はそうした希望とは裏腹に、どうしても自由を手に入れることが
できない悲しみに満ちていました。

ヒッピームーブメントの終末を、ある意味予見していた悲しい映画でもあるように思います。

……まとまりなくて、すいません。。。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。0410さんがお歳は何歳位なのでしょうか?的確な意見をお持ちでうらやましいです。映画なので、「これが正解」っていう答えは無いのはご承知でしょうが、あまりにも映像の表面しか見えていなかった自分が恥ずかしいです^^。自分なりに時代背景を勉強してからもう一度見直そうと思います。

お礼日時:2003/08/19 17:33

『イージーライダー』を観たのは私が高校生のとき。


それまで私が観たアメリカ映画というのは楽しい、スカッとする、面白いというような娯楽作品でした。『イージーライダー』で初めてハッピーエンドでない映画があると知ったんです。あのラストシーンは高校生の私にとって衝撃でした。

なぜアメリカ人が同じアメリカ人を憎むのか、長髪だから?徴兵を拒否するから?それまで黒人差別があることを知ってはいたけど同じ白人を・・・と。
あの広いアメリカという国に、とても保守的で閉鎖的で排他的な地域があることもわかりました。
ラストシーンでは主人公の二人が本当に死んでしまったような気がしたものです。

あの映画を観終えた後、感じたことは「なんで!?」です。
アメリカはベトナム戦争時代で世相が暗かったんですねー。自分たちが暮らしやすい場所を求めて旅していただけなのに、目障りだからというそれだけの理由で抹殺された若者たち。私は、彼らの無念さを漠然と感じることしかできない未熟者でした。日本も暗い時代だったけど、大人になった今、あの映画を観たらまた違った感想を抱くかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。フリーカントリーを自認するアメリカでさえあるんですね、こういう事。D・ホッパーとP・フォンダが若い頃に革命を起こした映画だって事で見たものですから、勉強不足で。レイコママさんはご自分の意見お持ちでのようですので、うらやましい限りです。

お礼日時:2003/08/19 17:38

うろ覚えなのですが・・・



泥沼化するベトナム戦争を背景とした、ヒッピー文化の象徴的な映画という感じでしょうか。
厭世的になった若者が自由を探して放浪するが、結局何も見つからない・・・。

個人的には、音楽面のほうが楽しみでした。
あの時代のロックが一番好きですので^^。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。1970年生まれなので、ベトナムは余り知りませんが、アメリカの暗い時期だったのですかね?でも、若いときより今のD・ホッパーの方がかっこよく思います^^。

お礼日時:2003/08/19 17:41

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