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単相三線中性線欠相保護機能付きのブレーカーでトラブルが発生しています。

自分は音響関係の仕事に従事しています。ある現場で、単相三線中性線欠相保護機能付きのブレーカーがあるのですが、この電源に外国製(FURMAN)の安定化電源を接続すると中性線欠相保護のブレーカーが遮断されます。

この安定化電源はアースがある三芯の電源コードが使用されているのですが、アースをカットすればブレーカーは遮断されません。

遮断されるタイミングも様々で、接続して電源投入してからしばらく経って遮断されることもあれば、接続した途端に遮断されることもあります。

他の機器では今のところ遮断されたことはありません。
遮断されてしまう安定化電源も、FURMAN製ならば例外なく遮断されてしまいます。
ある特定の機種で遮断されるのではなく、どの機種を使用しても同じです

これは単に相性が悪いだけなのか、それとも現場の電源環境に問題があるのでしょうか?

当方、電源関係の知識は中途半端です。
それを踏まえたうえでお答えいただけると助かります。

A 回答 (5件)

単相三線中性線欠相保護機能付きのブレーカーが[漏電遮断器]だと


判断します。
対地に対して、装置の絶縁抵抗などが低下しますと、安全を考慮して
漏電と見なし遮断します。
一方、電子機器である安定化電源では外部からのノイズによる誤動作
を防止するため、この装置内部の電源端子と接地端子間にコンデンサ
を接続するのが一般的です。
このコンデンサの影響により安定化電源に追加したコンデンサ経由
にて僅かながら漏洩電流が流れます。
なお、複数台並列に接続する場合、台数分漏洩電流が増加しますので
並列台数にも注意する必要があります。

使用している現場に取り付けられている漏電遮断器の定格仕様により
異なりますが、定格感度電流の高い漏電遮断器を使用している場合、
30mAになっていると思います。
定格感度電流が30mAの漏電遮断器は15~30mAの間に遮断するよう製作
されています。

国内の場合、電子機器に内蔵しているコンデンサの容量を必要最小限の
ものを使用していますので、不必要に遮断することは無いよう配慮され
ているはずです。
海外の製品ですと、生産している国の状況に合わせて製造しているため、
指定の電源装置内に接続されているコンデンサの容量が多少大きいため、
日本国内では不必要に遮断しているものと考えられます。

可能であれば、製造しているメーカに連絡して、日本の実情に合わせて
コンデンサの容量を変更してもらうと良いと思います。
或いは、これらの電源装置の詳しい電気技術者によりコンデンサの容量
見直して交換してもらう方法もあります。

この他、100mA、200mA、500mAなど漏電遮断器がありますので、漏電
遮断器の銘板を確認して下さい。
場合により、コンセントが接続されている電源装置の漏洩遮断器を
点検して感度電流の鈍い回路から電源を取る方法もあります。
この場合、電源装置の接地も確実に取ってもらう必要もあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

この場合、中性線欠相保護と漏電遮断は同意語ということなのでしょうか?
ちなみに、ブレーカーの型式は「MITSUBISHI NV250-NCW」というものです。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/haisei/01sei …

楽器演奏者の世界ではFURMAN製の安定化電源は非常にスタンダードなメーカーでして、その安定化電源すべてのコンデンサーを交換するというのは現実的ではないので・・・
他のブレーカーを調べてみます。

お礼日時:2010/10/17 22:13

>明らかな漏電・・・ということは、FURMAN製品すべてが漏電しているということなのでしょうか?


>他の場所では問題無い場合でも、特定の現場でのみ漏電遮断機が働くのはなぜなのでしょうか?

他の場所で問題なく使えたから、動作するブレーカが異常といのは少し早合点な考えです。
ラインが異なれば使用している電流も異なるので、必ず同じ環境ではないのです。
そのため、負荷が少なければ少し電圧が高めとなります。
そうすると、負荷機器の電源には必ず電源とアース間に部品が入っていすので、これが故障している可能性があります。
なお、これは個別不良ですので、全てが同じとは限りません。
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この回答へのお礼

もちろん、ブレーカーが異常と思っているわけではありません。
どちらかというと「相性が悪いのか・・・」と思っているわけです。

> 負荷機器の電源には必ず電源とアース間に部品が入っていすので、これが故障している可能性

となると、やはりFURMAN製の安定化電源の「電源とアース間の部品」が全て故障しているという理屈になってしまうので、ちょっと考えにくいと思うのですが・・・
問題は「FURMAN製の安定化電源は全てブレーカーが遮断する」なのです。

> これは個別不良ですので、全てが同じとは限りません

とお答えいただいているように、「全てが同じ」ではないはずなので、FURMAN製の安定化電源すべてが遮断されてしまう場合には理屈から外れてしまいます。

お礼日時:2010/10/21 03:50

他の場所で問題無ければ、遮断される現場は、漏電ブレーカー動作する我慢限界レベルで、その機器の


フイルター等の(不良で無い漏れ電流:安定化電源に多い)と足し算で動作するのかも知れません、その現場の絶縁調べた方が良いですね。
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この回答へのお礼

なるほど・・・絶縁の状態で変わってくるのですね。
調べてもらってみます。

お礼日時:2010/10/21 03:39

>この安定化電源はアースがある三芯の電源コードが使用されているのですが、アースをカットすればブレーカーは遮断されません。



安定化電源のアースをカットするとブレーカはOFFしないのですよね。
明らかない安定化電源のアースへの漏電です。
多分電源ユニットのアースに接続している電子部品が低い電圧でもショートしているからだと思います。
とりあえずアースを接続しなければ使えますが、今度は筺体に漏電する可能性がありますので、ビリビリしたら使用しないでください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

明らかな漏電・・・ということは、FURMAN製品すべてが漏電しているということなのでしょうか?
他の場所では問題無い場合でも、特定の現場でのみ漏電遮断機が働くのはなぜなのでしょうか?

お礼日時:2010/10/17 22:15

アース外すと動作するので、決相で無く、漏れ電流かも知れません、


以前ワイヤーカットの機械の安定化電源のフイルターで漏れ電流が有る機種が有って漏電ブレーカーの感度
電力と相談で下げた事有ります、機器の漏れ電流調査は?、
その前に他の場所では問題無いのですか?

回答は外してるかも知れません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

漏れ電流の調査はしたことがありません。
漏れ電流が原因だとすると、FURMAN製の安定化電源はすべて漏れ電流があるということになってしまうので、考えてませんでした。
その安定化電源は演奏者が持ってくるもので、他の場所では問題ないようです。

繰り返しになりますが、特定の機種での問題ではなく、FURMAN製の電源を使用するとどの機種でも発生しています。
このことから、FURMAN製の電源に問題があるというよりも、相性や現場の電源環境に問題があるのではないかと思っている次第です。

お礼日時:2010/10/17 15:22

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