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持分変動損益についての質問です。

親会社の持分比率が減少する時価発行増資によって、
『持分変動損益』という勘定科目が発生するのに、
子会社の一部売却の際には、『持分変動損益』を用いないのは何故ですか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

お晩で~す。



子会社が増資をして、そのために親の支配比率が下がる場合は、親が子株を売却したかのように処理するんですよね。親は子株を売却してはいないのですが、「したかのよう」に見せる。これが持分変動損益。

一方、親が子株を売却したら、それは「したかのよう」ではなく、本当にしてるわけです。親会社独自の財務諸表には有価証券売却損益が載っているはず(売値とコストが同額なら、損益ゼロですけど)です。この親会社独自の財務諸表にある有価証券売却損益にそれまでの子の利益の親の持分を加減して、連結財務諸表としての有価証券売却損益に算出する、と。

ようするに、持分変動損益は「売却したかのよう」に見せた時の損益。親が子株を実際に売却したら、「したかのよう」ではなく本当にしているので、持分変動損益ではなく有価証券売却損益(親独自の数字にプラスマイナス調整したヤツ)を計上する。

こんな感じでしょうか。違ってたら、他の賢い人の登場に期待。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

親会社が実際に売却しているか、していないかで、持分変動損益という勘定科目を使うかどうかが決まるのですね。

『持分変動損益』と『子会社株式売却損益』の
使い方の違いを理解させて頂くことができました。
御回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/10/27 18:55

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