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【企業価値評価】NOPLATを使う理由



企業価値評価の一般的な手法として、
「NOPLAT+減価償却-投資 = 営業フリーキャッシュフロー」
で算出したで営業FCFを現在価値に割り引く方法が
ありますが、
なぜ、実際のフリーキャッシュフロー(キャッシュフロー計算書
上の、営業CFマイナス投資CF)で計算しないのでしょうか?



資金調達の一貫性を保つ(負債の影響をなくす)という趣旨ならば、
キャッシュフロー計算書をもとにしたFCFに、支払利息を足し
戻せば済む話だと思うのですが。


アドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

No.1です。


お礼投稿ありがとうございます。

質問者さんは「(NOPLATをもとに計算した)営業FCFも(運転資金増のため)悪化する」との認識をされています。
私自身NOPLATについてはあまり馴染みがないので念のため確認をしてみたのですが、やはりネットに記載されている情報を見る限りではNOPLAT自体は運転資金増による悪化はないように思います。

私の理解違いであればおっしゃる通りご質問の回答にはなっていないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

NOPLAT自体ではなく、NOPLATをベースにしてそこから
運転資金などcashの出入りを調整した"営業free cash flow"を
まず計算し、それをNPVに割り引く形で価値計算をする、
というのが教科書的なやり方なので、やはり運転資金の動きは
加味されると思います。

すると、結局、CF Statement上のfree cash flow(ただし
金利は控除する必要あり)で計算するのも、NOPLATベースの
"営業free cash flow"で計算するのもあまり大差ないように
思われ、なぜ手間のかかる後者がスタンダードになっている
のかなと思った次第です。

もう少し勉強してみます。

お礼日時:2010/11/08 01:13

営業CFの変化が必ずしも企業業績の好調・不調を表さないということが理由にあると思います。



一般的に売上が伸びている企業はたとえ利益が好調でも営業CFは低く出てしまいます(場合によってはマイナスに出ることも珍しくありません)。
逆に売上が落ち込んでも営業CFは前期比高く出てしまう企業の方が一般的です。
さらに、在庫の水準や資金の回収や支払の条件の変更によっても影響を受けます。

つまり好調で売上が伸び続けている企業の計算上の価値が低く出て、不調な企業の価値が高く算出されてしまうという変な結果が頻発することになるのです。

業界によっては質問者さんが言われる方法で計算する方が良いケースもあると思いますが一般的に使える計算方法ではないと思います。

以上ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
成長による資金需要が原因でCFが
悪化するというのはおっしゃる通り
大事なポイントですが、
そのような場合は、(NOPLATを
もとに計算した)営業FCFも(運転資金
増のため)悪化するので、
「なぜキャッシュフロー計算書上の
数字ではなく、NOPLATをもとにわざわざ
算出した営業FCFを使うのか」という質問
の答えにはなっていないように思います。

お礼日時:2010/11/03 13:46

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