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労作性狭心症・安静狭心症・安定狭心症・不安定狭心症では、ST間はどうなっていますか? 異型狭心症ではST上昇を示すことのみはわかっています。

A 回答 (1件)

動脈硬化による冠動脈の狭窄で生じる典型的な狭心症は、心拍数や血圧を上げる必要があるような心臓に負荷がかかったときに心筋の内側を中心に虚血となるもので、この時の心電図ではST部分は低下します。

これを労作性狭心症ともいいます。
それに対して負荷の無いたとえば就寝中に症状が出るのが安静狭心症で、その原因は冠動脈のケイレンによって血流が途絶えるもので心筋の内側~外側まで虚血になり、この時はSTが上昇して見えます。ST変化が逆で負荷が無い時なのも典型的なものとは違うので異型狭心症といいます

安定狭心症・不安定狭心症の違いはこうした成因によるものとは違い、発作の様子が変化して心筋梗塞など急性冠症候群となることが危惧されるものを不安定狭心症と呼びますが、その場面によってSTは低下することも上昇することもあります

安定狭心症は一定の負荷で発作が生じることが多いものですから基本的に低下です

参考URL:http://merckmanual.jp/mmhe2j/sec03/ch033/ch033b. …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。これからも宜しくお願いします。また、病院の逆紹介率についてわかり易く解説することは可能でしょうか?

お礼日時:2010/11/09 20:29

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