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どんなにしっかり特許を所得しても真似してくるメーカーの心境は!?


こんにちは、最近仕事でいわゆる
社会現象といわれるほどの大ヒット商品を開発・発明した方々と
お会いする機会がありました。話の中で気になったのが
それは「特許を所得してもあまり意味が無い、
真似するメーカーはまったく躊躇せずに平気で真似する」と皆言っていることです。
その場では流れで聞けなかったのですが、しばらくしてなぜなのか疑問でした。
個人的見解では「後で民事的に訴えられて敗訴しても
それまでに真似で儲けた額の方が遥かに大きいから」ということなのでしょうか。
いちいち訴訟を起こすのが面倒ってことなのでしょうか。
ご意見頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

民事的に敗訴した場合にそれまで特許侵害をして儲けたお金をどうやって調べるか、あるいは差し押さえのための資産調査は誰がするのかということですね。

もっというと本当に特許を侵害しているのかどうかを調べるだけでも相当難しいケースがあります。自分でする場合は別ですが、通常は莫大なお金をかけて調査します。裁判費用>勝訴利益 のケースになっては意味がありません。よって通常、泣き寝入りかと思います。

まずは当方の経験上でいえば、特許制度というインフラはお金持ちにしか有利に働きません。素晴らしい革新的なアイデアでも弱者が取得することは、技術占有や商売につながることを保証はしないのです。また、制度も知財訴訟に積極的な専門家がほとんどいないことは、残念です。訴訟をしてもお金が取れない等を聞かされて、なお尻込みせずに特許訴訟を行う企業のほとんどが大企業対大企業です。

あまり特許のインフラに期待をしないことが一番かと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
それは彼らも言ってましたね。
結局特許というのは自己満足というか
ちょっとした威嚇のレベルを出ないというのが
悲しい現実ですね。お金は実弾といった所でしょうか。

お礼日時:2010/11/05 16:27

所得←×


取得←○

意味がないことは無いですが、社会現象といわれるほどの大ヒット商品ってだいたいブーム的なものですよね。
特許は申請してから取得するまでに2年ぐらいかかりますから、長い期間売れ続けるような商品じゃないと意味が無いというわけです。
だからたまごっちとかビックリマンシールみたいな社会現象商品では特許を取る意味がほとんどありません。
訴訟を起こす頃にはもうブームは終わってます。

しかし、実用性があるような特許なら大きな意味があります。
例えば青色発光ダイオードとか、市販されてる薬とか、これらは何十年も売れ続けることが予想出来ますから、長期間の保護を目的として特許が取られています。
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そう言えば昔マネシタ電器と言われた会社がありました。


今は押しも押されもせぬ大企業ですが・・。

私もあるアイデアマンから聞いた話があります。
自分のアイデアの賞味期限をしっかりと予想したら特許
の申請をせず作るだけ作って、売れるだけ売ってしまう。
マネシタ会社が特許などを整備して本格的に参入してき
て特許侵害警告してきたらその時点で製造販売をすっぱり
止めてしまうとの事でした。

ある通販会社が美顔器なるものを売り出し巧みな宣伝広告
で爆発的に女性の間で売れました。(私はインチキ商品だ
と思いますが)
ピークが過ぎた頃になってある大企業がそれを売り出して
きましたが既に女性の関心が覚めはじめていました。
通販会社はいち早く撤退、やがてその商品を目にしなくな
りました。

一つの実例です。
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日本は権利の侵害に対する罰則が緩いですからそう言うことは多分にあるでしょうね


もう一つはすれすれのまねです
特許権侵害寸前で侵害しないまねです
これは日本に限らずアジア人の特性でしょうか
全く同じ構造の物に機能に影響しない物を付加する
これで特許の侵害にはなりませんね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かにアジア人の「道徳より金」という考えは否めないですね。
何が悪いの?といった感じかもしれませんね。

お礼日時:2010/11/05 16:26

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